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【詩】翻訳
あらゆる先人の方の尊い書物は
焚べられた人間知の集合だ
幸いにも感慨を獲た1人のものとして
あなたに言葉を伝えたい
あらゆる聖賢が言うには
「あなたが聞きたい音楽を あなたが聞きたいときに聞くこと」
これしか述べてないように思える
【詩】苦悩の落ち着く所
頑張っていることをただ頑張っていると
それを言ってくれる概論や人がいるだけで
生き延びれる可能性があった人がどれだけいただろう
好きな歌手は【誰がその背中を撫でてやろうとしただろう】という言葉を残したが
背中を撫でてもらえない人がどれだけいるだろう
別に何もかもを求めているわけじゃない
ただ心配してもらえるという事実に
そのあたたかさに
触れられなかった人がどれだけいただろう
私
【詩】カタルシスという螺旋
全人類が望む恋の行く先を誰が手に入れよう
罪悪感と連関したノイローゼに
それが自分の努力の証だと気づかされた時に
パッと浮き立つカタルシス
それは一瞬であり
またそして深い
誰もが望む恋の獲得は
社会不適合者のカタルシスにこそある
圧倒的に持たざる者に花開いた精神の世界は
その者に関わる者への心象に憧れを植えるだろう
憧れは"何かを見ている"ということ
彼は何かを見ている
【詩】頑張ったのだ 相対を植え付けられてさ
打ちひしがれるということは頑張ったのだ
誰がなんと言おうと私が認めよう
あの人に比べて、
それを植え付けられたということが頑張ったということだ
たとえあなたの苦悶が解決せずとも
否応なしに認めているのだ
願う。時としていつの日か
幼少の恋の記憶を想い出すことを