③食べ物は敵(悪)じゃない
「ダイエットするなら食べるな!?」
これが世間一般の常識というか、ダイエットにおける考え方だと思います。
ですが、食べない事は本当に危険です。
あなたのダイエットの目的が、アスリートのような“バキバキのカラダ”を作り上げる事であったり、モデルさんのような細すぎるとも思えるような体型を作りたいのであれば、徹底的な食事管理をする事は必須だと思います。
もちろん、トレーニングもプロがやっているレベルで行うべきでしょうね。
なぜならば、アスリートもモデルさんも、それが「仕事」だからやっているのであって、SNSでチヤホヤされたい訳でもないし、
「いいね!」ってボタンを押して欲しいから、バキバキにカラダを仕上げている訳ではないのです。
カラダを仕上げる事で、目標としていた記録(結果)が出る。
カラダを仕上げるのに見合った収入が入る。
だから、様々な事を節制し、トレーニングを積み、自らのカラダを追い込んでいるのですが…
あなたに、そこまでやる理由ってありますか?
そうなれるなら、なりたいけど…
なんて考える事はあるかもしれませんが、ダイエットにそこまでの目的をもっている人も多くないですよね?
だから、まずは“ちゃんと”食べよう!
そもそも食欲というモノは3大欲求に数えられる、人間の最大欲求です。
食欲を消し去ることは無理です。
また、食事は生きて行く上での栄養補給と同時に「精神的健康感」が得られる効果もあります。
空腹でイライラしている状態の決断が良くない結果を招く事は、あなたにも経験があるはずです。
仕事でのミス?
交通事故?
パートナーとのケンカ?
そもそも、空腹時は集中力が欠如しますからね。
様々なトラブルも起こりやすくなってしまうのは、仕方のない事でしょうね。
食べ物は悪じゃない!…けれど
食べ物が悪い訳じゃない。
という事をまずはしっかりと認識してください。
ですが、肥満の原因の約80%が「食べ過ぎ」という現実も否定は出来ません。
現代人の肥満は、
①「食べ過ぎ」や
②「運動不足」に加え、
③「食べ方の異常(偏食)」や
④遺伝的体質
⑤ジャンクフードの過剰摂取
⑥人工甘味料や添加物の過剰摂取
などなど、様々な原因が考えられます。
食べる事は悪ではないけれど、上記に心当たりがある場合は、それなりの自制が必要なのは言うまでもありません。
だから、“ちゃんと”食べよう!という事が言いたいのです。
たくさん食べようね!ではなく、
必要な量を必要なタイミングで、ちゃんと計画的に食べてくださいね。
そんなニュアンスです。
私が「食べ物は悪じゃない!」と言っている本質は、
本能だからしょうがないよね。
という訳ではなく、食べ物と「上手に向き合う意識が大切」という事が言いたいのです。
ダイエットを成功させたいのであれば、せめてその期間だけでも良いのです。
食事をきちんとコントロールしようとする意識をもってみましょう。
食べ物に対して、ゼロか100かで向き合おうとしていると、ダイエットなんて絶対に上手く行きませんし、心が疲れる原因になります。
食べて良いのです。むしろ、ちゃんと食べましょう。
ただし、意図をもった食事をすることが大切です。
自分でコントロールが出来ないのであれば、食事の部分を管理してくれる人を探してみるのも1つです。
得るために捨てなきゃならない事もある。
食事は生きるための「栄養補給」と「精神的幸福感」をもたらしてくれます。
だからと言って、欲求のままにそれを続けると絶対に過剰摂取に繋がってしまうでしょう。
食べ過ぎてしまうと、摂取エネルギーが消費エネルギーを上回り、残ったエネルギーは貯蔵に回されます。
この貯蔵されたエネルギーが体脂肪へ変わり肥満に繋がります。
すごーくわかりやすく、端的に言うと…
『食べ過ぎたら…そりゃ太るよ』という事ですね。
ダイエットにおいて食事のコントロールは必要不可欠です。
運動より重要と言っても過言ではありません。
ですが、これは何かを成す時には絶対に必要な事なんです。
得たいモノがあれば、それを得るために捨てるモノが絶対にあるのです。
新しいベッドを買ったら、古いベッドは捨てないと、お部屋が狭くなっちゃいますよね?
「10kg痩せたい!」
その結果を得るために、食べたい時に食べたい量を食べる生活は捨てなくてはなりません。
「仕事で成功したい!」
その為には、勉強の時間も人間関係を構築する時間も必要であって、その為には自分の自由時間を多少でも、捨てる必要があると思うのです。
ですが、これらは生涯に渡っての事ではありません。
その結果を得るための期間だけで良いと、個人的には考えています。
だからまずは、無理のない範囲で「食べて良い時間」と「食べて良い量」を決めるところから始めましょう。
そうならば、
1日3食&おやつだって、全然食べて良いと思いますよ。
それで痩せる事だって普通に出来る事なんですよ。
食べ物は悪じゃない。
生きるために必要なエネルギーを補給できるし、美味しいご飯は明日への活力にもなります。
大切な事は、“ちゃんと向き合う”事です。
必要な量を必要なタイミングで、“ちゃんと”摂取すること。
食べ過ぎた現実を無かった事にしない。
だからと言って、食事を抜くのはもっとよくない。
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