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「麻ことのはなし:ヒーリングヘンプの詩と真実」 by 中山康直

麻ことのはなし:ヒーリングヘンプの詩と真実」 by 中山康直

友人の旬さんが、コミュニティカフェを開き(第1回の記事第2回の記事)、第1回だけ参加したが、その時に何冊か話題になった本のうちの1冊である。
早速図書館で借りたが、2週間で返さなければならず慌てて読んだ。でも、1回ではとても理解しきれないので、メモを取りながらもう1回。
初めて聞くような話もたくさんあり、とても興味深い内容だった。
メモはノート9ページにもなった。

ポイントは2点。
①    麻について
麻にはいろいろな種類がある。
なかでも大麻(おおあさ)は、衣類だけでなく様々なものに利用され環境にも良いし、古くから神事などに使われる重要なものである。
大麻(たいま)というと、とても悪いもののようなイメージが付きまとってしまうが、もちろん法律を犯したり、悪用するのはいけないけれど、イメージ自体は作られたものだということを知り驚いた。

②    古代文明について
麻の話から古代文明の話へ進む。
古代には、とても文明が発達した時代があり、世界とつながっていて、特に古代ユダヤとのつながりが深い。日本の中心は四国にあったが、隠蔽された。などの説があること。
ユダヤとのつながりは聞いたことがあるが、他にも多くの痕跡があることを初めて知った。すべての話を信じるわけではないが、ゆかりの場所などを訪れてみたいと思った。

長くなる(5000字!)がメモをほぼそのまま貼り付けることにする。
すべて抜き書きか要約で、感想は含まない。

以下メモ:

一の章 地球を元気にする大麻

大麻(おおあさ)=ヘンプは、太古から人類社会に役立ってきた産業用植物で、環境にやさしくバランスを取りながら様々な資源になりえるエコプラント。

大麻が世界的に批判された理由:
1900年の初頭に石油資源を中心に経済を発展させようという政治的、経済優先的な考え方の中で大麻産業のような循環産業が石油化学産業を推進する時代の流れには不必要だと理解され、大麻をはじめとした多くの天然循環資源が衰退していったという歴史的な背景がある。

しかし最近の、環境に配慮する意識から、世界的に見直されている。
1993年にはイギリス、94年オランダ、95年オーストラリア、96年ドイツ、98年カナダが産業用としての大麻栽培を解禁。ドイツでは1998年に1ヘクタール当たり約9万円の栽培助成金を出し、産業用大麻の栽培を奨励。

日本人は縄文時代以前の古代より大麻を栽培し、生活に密着した植物として、様々なものに活用してきた。
神事的なもの:お札、神社の鈴縄、しめ縄、お盆の送り火など
伝統文化:大相撲の化粧まわし、下駄の鼻緒、凧揚げの糸、弓弦、花火の火薬など

第二次大戦後、GHQの占領下において、1948年の大麻取締法の制定により、国内の栽培者が減少の一途をたどり、石油化学産業の台頭と合わせ、ごく一部の伝統地域を除いて、大麻産業が衰退。

環境大麻としての有用性:紙、繊維、建材、プラスティック、燃料
健康に役立つ麻の実:食材、オイル、コスメ
大麻は1年草、成長速い→森林伐採を食い止める、地球温暖化防止、害虫に強く殺虫剤を必要としない。
電磁波中和効果。
医療大麻の可能性:アメリカが中心となり、医療研究目的で処方して、ガン、エイズ、白内障、緑内障、アルツハイマー、リュウマチ、アトピー、多発性硬化症のような難病に、劇的な効果を上げている。

二の章 古代文化と大麻のはなし

沖縄県与那国島沖海底で発見された1万年以上前と見られる海底神殿は、ムー大陸の遺産と見られている。

徳島市:山方比古(やまがたひこ)神社(金山神社)
金山比古(山方比古神社の祭神)は、天津麻羅族とともに八尺(やあた)の鏡を制作。
天津麻羅族は、シュメール系海洋民族として渡来した、忌部族に属する鍛冶職人で、神具などの制作を担当。天津麻羅族は天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)をこしらえた。
八尺(やさか)の勾玉は、はっきりとしていないが、作られていた可能性。

阿波には、中国と交易できるほどの勢力を持った海洋民(安曇(あずの)族)を従えた古代倭の中心拠点があり、本土を治めるために大和(奈良)に根拠地を置いていた。
倭の安曇族と出雲族は、今でいう流通・情報を担当し、秦族は技術を物部族や忌部族は神事や祭祀を担当。

シュメールから海を渡ってきた船には、水夫、鍛冶職、武人、陰陽師、呪師、木工師、大麻を栽培する人など、あらゆる職業の人達がいて、技術集団として、現在の四国に上陸。

徳島県 上一ノ宮大栗神社
鳥居入り口の端に、高さ1.5mほどのメンヒル(メン=「石」、ヒル=「長い」)。
表面には、シュメール語で太陽神を表す「ラー」と、蛇神、大地の守護神「ジャスラ」のペトログラフ(岩刻文字)が彫られている。
メンヒルは、ケルト系文化のものとされ、西ヨーロッパを中心に北米やオーストラリア、日本など世界中に分布。
英語では「ファリックストン」、日本語ではマラ(麻羅)石や男根石。

古代ユダヤと古代ヤマト
古代ユダヤでは、「十戒の石の板」、「マナの入った壺」「アロンの杖」の3つが神器とされ、これらは契約の箱に入っているとされる。
日本の神器は、ユダヤから入ってきたという説もある。
八尺の鏡の裏には神代文字。
古代ユダヤ人は、六芒星(ダビデ紋)を民族の象徴として用いていた。
六芒星は日本ではカゴメ紋と呼び、家紋などに古くから用いられてきた。
カゴメ紋の集合体が、麻の葉模様であり、光のフィラメントと呼ばれる光の模様のことで、太陽の放射を幾何学的に表現。

日本のお祭りに見る契約の箱
旧約聖書によると、ノアの箱舟がアララト山脈に漂着した日が7月17日で、この日に新しい時代が始まったとされる。
京都の八坂神社で行われる祇園祭のハイライト山鉾巡行も、7月17日に行われる。
八坂→弥栄(いやさか)→イヤサカエル(繁栄)。
古代ユダヤでは、契約の箱を運んだ時の掛け声が「イヤサカ、イヤサカ、エンヤラヤー」(神を讃へまつるという意味)。
祇園祭で、三基のお神輿が鴨川を越える。
この光景は、ユダヤの民がエジプトを出て、契約の地を求めて流浪していた時、祭祀たちが契約の箱を担いでヨルダン川を渡った状況を思わせる。
契約の箱はお神輿に似ている。

太陽信仰とピラミッド文化
水の都(ヤマト)に日が来ると書き「日来水都」(ピラミッド)。
古代の文化では、世界中にピラミッドが造られており、太陽信仰に基づいた古代国家の繁栄の象徴。
・日本のピラミッドは自然の山を利用
・中南米やインドネシア 四角錐の頂上に平らな祭祀場
・シュメール ジグラット(神殿型聖塔)
・エジプト 

大麻の道「ヘンプロード」
世界中の太陽信仰ピラミッド文化を結んでいくと世界の「ヘンプロード」が浮上。
ヘンプロードは、ムー文明の時から存在していた縄文のネットワークと言える。

神代文字のネットワーク
神代文字~アヒル文字、アヒルクサ文字、カスガ文字、トヨクニ文字、イズモ文字、モノノベ文字、サンカ文字、ホツマ文字、カタカムナ文字
イースター島には、ホツマツアがこの島にやってきたという言い伝えがある。
西を見て立つ7体のモアイ像は、ホツマツアの7人の息子?
日本の七福神と対応?
モアイ像の背中に刻まれた不思議な文字は、いくつかの神代文字で解読できる。

地球を統合に導く古代の叡智
超古代の神代の時からムー文化と共通性のある古代縄文時代へ、そして弥生文化を経て、様々な歴史を経験し現代にいたるまで悠久の時空を人類と共に過ごし、文明に貢献してきた大麻のエネルギーは、天とつながる祭祀を通し、地球の循環呼吸のバランスを担ってきた。

三の章 宇宙文化と大麻の話

ムー大陸にムー文明を築いたイムベは、ある時期にエジプトとシュメールの地域に移り住んだ。その重大な理由は、ムー大陸の大変動。
それにより、ムーの文化は世界に広がり各地にピラミッドやジグラットなどの神殿の建設性が生まれた。

イムベ族が祭祀を担当し、その他の部族や民は、他の様々な仕事を担当して、共同でピラミッドを建設。
ピラミッドが墓として使用されたのは、造られてから後の時代のことで、イムベが各地のピラミッドの建設に関与した目的は、天体と宇宙と一体となり、惑星周期に基づく時間の流れが、宇宙の情報を地球の文明に取り入れるための空間づくりを天体祭祀の広がりに伴って地球規模で進めていくことが必要になったから。
天体と交信しやすくするための大麻の意味を知っていた古代のイムベは、石と石の間に大麻などを活用してつなぎ合わせることで、石の接触面を調整して、密着させることに使い、それにより宇宙とピラミッドがつながりやすい状態を作っていたと思われる。

鞍馬寺と貴船神社に存在する天空船の痕跡
鞍馬寺には、六芒星の模様の庭、650万年前に「サナトクマラ」という金星人が降臨したという伝説も。
貴船神社の境内には、磐境が残っていて、小さな石と船形に積んだ石積遺跡がある。
参道に沿った小さな神社には、2~3人が乗れそうな舟の形をした石があり、昔、どこかから飛来して生きたという伝説が。
貴船神社は、天空船を誘導していた管制塔?

縄文時代は、一般に数千年前のころと認識されているが、超古代にも、縄文時代のような時代が何回も。その都度形態は少しずつ違っている。
もっと高度に進化した、縄文ムー文化も存在。
縄文文化は、世界的には、エジプトやマヤ・インカの文化、ネイティブアメリカン、ハワイ、ケルト、シュメールなどに共通、太陽信仰に根差す。

弥生文化は、そのルーツがカシオペアのアトランティスの文化で、ものを上手く使って文明を発展させていく文化。
アトランティス文明は、水晶を多方面に利用して、調和的に物質を発達させた文化。
現代の文化は、弥生時代の流れのもとに発達した結果、物質主義に片寄りすぎ、心を忘れた物質文明に進んでしまった。
大麻はシリウスを起源に、様々な星を経由して適合してきた調和のエネルギーを内在した存在。シリウスから直接飛来しているものに、「イルカ」「きのこ」がある。
オーストラリアの先住民でエアーズロックを中心に生活しているアボリジニは、テレパシックな生活をしていて、遠くにいる人と意識でつながることができる。イルカともコミュニケーションをとることができる。

四の章 古代倭(ヤマト)のはなし

弘法大師空海が四国八十八か所に仕掛けた風水
寺社は、象徴的な役割であり、その奥に控えている循環型調和社会の証である超古代の磐座遺跡(本質エネルギー)を守るために意図的に配置。
空海は金星人?
804年、31歳の時に遣唐使一行に随行して入唐。わずか半年で密教の秘法すべてを伝授されたが、それはインベの呪術にも精通していたので密教を直に理解できたからか。
桓武天皇が、ひそかに空海に託した密命が、四国八十八か所を制定して、超古代の日本の歴史を封印すること。

秦氏は、超技術者集団で、ユダヤ人景教徒ともいわれ、日本には何回も大挙して渡来したといわれる。
古代倭の地は、世界が1つであった時のセンター。
阿波倭に目を向けられないように、仁徳天皇陵をでかく作った。

淡路島の南方4.5kmの「沼島」=オノコロ島

記紀神話に登場する地名や神々は、ことごとく四国に存在。
四国にあった地名や由来と、奈良や九州をはじめ各地に転写して封印。
万葉集は、倭が四国にあったことが気づかれるような歌を外した。

聖徳太子が編集した歴史書の運命
日本書紀や古事記よりも半世紀も前に、蘇我馬子や聖徳太子らが諸家に伝わる古い記録を提出させ、これをもとに、「天皇記、国記」が編纂された。しかし大化の改新が起こり、諸家から集めた膨大な資料とともに、編纂した書も焼かれてしまった。
しかし、聖徳太子は、隠滅されることを予感していて、推古天皇に奉上して保護を頼んでいた。
いくつかの神社、寺社にこれらの書を秘匿し、1000年余りが経過した、1676年「先代旧車本紀大成経」として出版された。しかし、これは世を乱すものとして1681年江戸幕府により禁書、破却になってしまった。

古代文字に隠されている真実
上古代の日本の地には、アシア族という高度の文明を持つ種族が存在していて、八鏡文字を作り特殊の鉄をはじめ、様々な生活技法を開発していた。後代の中国の哲学・医療・易・漢方などは、その流れの中に展開したもの。
カタカムナ文字→カタカナのルーツ アヒルクサ文字→ひらがなのルーツ?
カタカムナ文字が、物の理を弁じ、物事の仕組み仕掛けを知り、天地や万物の成り立ちや経過を明らかにすることができる文字。

五の章 未来文化と大麻の話

大麻とイヤシロチ化
「イヤシロチ」・・そこに存在している人や生物は電子(マイナスイオン)を供給されて、酸化還元率も高くなり、生き生きと活性化。
「ケガロジ」・・そこに存在している生物は空間への電子が奪い取られて元気をなくしていく。
大麻を一本植えるだけでイヤシロチ化!
松、竹、梅はマイナスイオン。ザクロ、イチジク、ビワはプラスイオン。


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