谷中根津子

おいしいお菓子と紅茶でのんびりするのが好きです。最近、これまでとは違った考え方が出来て…

谷中根津子

おいしいお菓子と紅茶でのんびりするのが好きです。最近、これまでとは違った考え方が出来ている気がするので記録のために書いています。

最近の記事

リフォームは何から始める?

我が家は中古マンション。前の住人はセカンドハウスとして使っていたため、全体的にキレイだった。義理の両親が「お祝いにリフォーム代を出す」と言ってくれた。 私達は白のはずがグレーにも見える壁紙の張替、節水タイプにしたいのでトイレの交換、和室の襖と畳の交換(襖は破れていて、畳は茶色)をしたいと伝えたが「壁紙はクリーニングで綺麗になる。トイレはまだ使える!」と言われ、和室の襖と畳の新調以外、認めて貰えなかった(畳も本当は渋られた)。トイレは自分達でお金を出すつもりだったが、義父にウ

    • 愚痴を言いたい

      夫が勤続○年で表彰された。夫から「花束を2つ貰っちゃったんだけど、花瓶あるかな?」と連絡が来た。花瓶は一応あるが、正直、「え?2つも?!お花は好きだけど2つとなるとお世話が大変だなぁ。花瓶に入る量なのかな?置き場所はどうしよう…」と思ったが、貰ったのに「1つだけにして」とは言えないので「あるよ」と返信した。 夫が持って帰った花束は黄色と紫色。黄色は夫が好きな色だから、と有志の皆さんが選んでくれた。紫色の花束は部署の皆さんから頂いた。自分では買えない量と金額の花束が2つもある

      • なんて素敵に、光る君へ

         今年に入ってから「光る君へ」を観ている。大河ドラマを観るのは久しぶり!大好きな大石静さんの脚本の上に平安時代だから観るしかない! 大石静さんのドラマは登場人物が綺麗事だけで終わらず、人間らしい描写がされていて好きだ。 今回は女性の置かれている立場が現代とも重なると話題になっている所も注目して観ている。  平安時代を好きになったきっかけは中学生の時に出会った氷室冴子さんの「なんて素敵にジャパネスク」だった。 平安時代を舞台に藤原摂関家の流れをくむ深窓の姫君、のはずの瑠

        • わすれないために

          私は約6年前、私は夫の転勤で北海道に住んでいた。その時、私は出産を控えていた。初めての出産·子育てを知り合いが一人も居ない土地でする事に全く不安がなく、新しい生活にワクワクしていた。 今考えると脳内がお花畑だったとしか言いようがない。 切迫早産で入院してしまったので北海道で出産できなかったが、娘を生んで1ヵ月半後に北海道に旅立った。 一日中、なれない土地で泣くことしか出来ない子どもを育てる生活が始まって、私は不安に襲われるようになった。お世話はこれでいいの?前と生活リズ

        リフォームは何から始める?

          ミシンとなかよくなる

           娘が小学生になるので繕い物をした。幼稚園児の時に作ったモノが小学校でも使えるので本当に必要な数は2つだったが、もう好みのキャラクターじゃないと分かっていたので思いきって全て作り直した。  ミシンは不得意。確か、中学生の時に家庭科でスカートを作った。  真っ直ぐ縫えない。下糸がこんがらがる。針は何本も折る。作業が全然進まない!イライラするし悲しくなる。手縫いならできるのに。  それ以来、ミシンを使う仕事があると母に頼んでやって貰っていた。  そんな私だが、娘が幼稚園に

          ミシンとなかよくなる

          かたづけ

           4月に入ってから家の片付けをしている。きっかけは娘のピアノの先生が変わり、教室ではなく自宅での指導になった事だ。 せっかくの機会なので物置やクローゼットの中も含めての大掃除をすることにした。私はどうやら1日2時間片付けるのが限界のようだ。2時間近くになると疲れてボーッとしてくる。 子どもが生まれてから約7年、「片付けてきたつもり」であった事が良く分かる。捨てたオモチャの箱が出てくる等、中途半端なモノが色々とあるからだ。  最近、やっと棚の片付けに取りかかれる段階になっ

          ご縁

           去年の秋、私はある商業施設の雑貨屋に入った。必要なものがあるわけではないが「これがあったら素敵だなぁ~」と考えるだけで楽しい。店内をウロウロしているとハンカチが沢山置かれていた。 家には貰ったり買ったハンカチがそれなりにあるので忘れた時以外に購入する必要はない。だが、私の好きな北欧風の柄が目の前に置かれていたら素通りは出来ない。 気付けば「どれを買おうか…」と真剣に悩みに悩み、私のハンカチで娘が手をふく機会も多いため、娘が好きな孔雀柄のハンカチを購入していた。娘は案の定

          ひとり反省会

          私には大学時代のアルバイトで知り合った友達がいる。 大学卒業後も半年に一度ランチ会をしていて、20年以上続いている。 友達は頭が良く、知己に富んだ会話をしてくれるのでいつも「あぁ、楽しかった♪」と言う気持ちで帰るのだが、私とは頭のレベルが違い過ぎるため申し訳ない気持ちになることもあり、どうして友達で居てくれるのだろう?と不思議に思っていた。 彼女は私がバイト時代にしでかした事も覚えていて恥ずかしくなることもある。 ある時期、バイト先の共有冷蔵庫からも飲み物がなくなる事

          ひとり反省会

          さそう

          私は人を誘うことが苦手だ。誘われた人が「迷惑ではないか?」と考え、来てくれても「断りにくいから来てくれたのではないか?」等、恐らく余計な事を考えてしまう。 誘われても同様に「近くにいて話が聞こえていそうだったから誘ってくれたのかな?」等、色々と考えてしまう面倒くさい人間だ。 自分から誘うにはとても勇気が要り「断られても用事があるんだなと思える人=私の定義する友達」しか誘えない。そして、友達はかなり少ない。 最近、娘の療育で知り合った方と久しぶりに会う機会があった。 彼

          「わすれる」って楽しい

          私の夫は私からみると忘れっぽい。 私との雑談はまず覚えていない。始めは「私に興味がないの?」と悲しい気持ちになったが、私とは興味関心が違い、雑談を覚える事に脳のキャパシティをさく量が少なく、新しい話を聞くと前に聞いた話は消し去られてしまうのだろう。 なので、例えばタレントの噂話が蒸し返された時も「え!そうなの!知らなかった!」と初めて聞いた話のように驚くので「いつも新鮮に楽しめて羨ましい」と思う事が多い。 先日、家族で外出した時にある県の物産館があった。 私は物産館が

          「わすれる」って楽しい

          合唱記念日

          私には自閉スペクトラム症の娘がいる。昔は「アスペルガー」と分類されていたタイプだ。 会話はできるが自分の興味がないものには反応が薄いし、日常生活には様々な彼女の決めたルール「こだわり」がある。 その「こだわり」が壊されると激しく怒るので「こだわり」を把握し、なるべく守るように暮らしている。 そんな「こだわり」の一つに「彼女以外歌ってはいけない」というものがある。静かな環境で過ごしたいからだとは思うが、テレビやラジオから流れてくる音楽に合わせて私がうっかり歌ってしまうと「マ