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#6 自分に気づく心理学*加藤諦三

この本は私が「生きづらさを克服しよう!」と決意するキッカケとなった一冊である。

私は中学に入った時から急に対人関係が苦手になってしまった。
その学校の雰囲気についていけなかったことと今までの性格ではやっていけないと気付いてから、急に話すことが出来なくなってしまったのである。

そこから人とコミュニケーションが取れずそのまま20代後半を迎えてしまう。
家庭が機能不全家族であったこともあり、家でも外でも居場所がなく孤独であった。

当時の私は、
・人が怖い(接し方が分からない)
・自分の素というものが分からない(人格がない)
・不安と恐怖で頻繁に動悸が起こる
といった感じで、常に不安に囚われていて心が穏やかでいられたことはなかった。(心が穏やかという感覚を経験したことがなかった)



・自分がこうなってしまった"原因"
・なぜずっと不安に囚われているのか
・なぜ毎日動悸が起きたり胸がぎゅっと苦しくなるのか
といったことが自分にとっては当たり前すぎて異常なことだと知らないまま過ごしていたのである。

しかし20代後半に差し掛かって、「もうこんな自分から抜け出したい!」と、必死に解決法を探すようになる。
そんな時この本に出会った。

そして私の精神状態は普通ではないことを知る。


この本で述べられていたことは、
*幼少期の家庭環境はその人が大人になっても影響し続けるということ
*機能不全家族で育った人の特徴
*親からの愛情を受け取りながら育った人との違い

など自分の状況に当てはまりすぎていて、この時やっと自分の状態を理解した。



この本の最後には、
そんな機能不全家族で育った人の"生きづらさを手放すための解決方法"も書かれている。

その中の一部にこういった文章がある。

まず自分を大切にすることを心がけることである。
自分を大切にするということは、自分にやさしくすることである。
自分が自分に対してやさしい母親のようになることである。

自分が自分の理解者であり、自分の保護者になろうとすることである。
決して自分に対して批判的になってはいけない。

加藤諦三,自分に気づく心理学,株式会社PHP研究所 


解決法が書かれているが、
当時の私は「自分に優しくする」とはどういうことなのかが理解できなかった。

「自分に優しくする…??どうやればいいの?」

親や他人から優しく接してもらったことがなかったので、
・優しさ
・人を大切にする
・愛情
といったもの自体がどんなものなのか…がそもそも分からなかった。

「自分に優しくする」ってどこまでが優しさで、どこからがわがままになるのか…。
分からなすぎて、当時は結局理解が出来ずに終わった。


今読み返せばその意味がわかる。
しかし当時の私には、抽象的すぎて理解ができなかった。

「自分に優しくする」とは、
・具体的にどうすればいいのか?
・どういうことをすれば"優しい"という行為になるのか
を知りたかった。


ということで、
解決法は書かれていたものの私の理解度が低かったため問題を解決することは出来なかったが、
この本をキッカケに自分がこうなってしまった
【原因】
【機能不全家族で育った人の特徴】
【愛情を受け取りながら育った人の特徴】
など、解決への糸口を知れたのでその意味では大きく前進出来たのである。





NANAさんが引用記事を書いてくださいました!
とても嬉しいです。ありがとうございます☺︎




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