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HSPさんに贈る:他人のミスの許し方、心の切り替え方

こんばんは、HSP主婦のもちふわです。

皆さんはトラブルがあった時、心の切り替えは早い方ですか?

私は些細なことでも後に引きずりやすく、朝あった嫌なことは一日中引きずってしまうほど、切り替えが下手すぎて大変でした。

いつも明るい人や、大らかな人、朗らかな人になりたいと思い、嫌なことはグッと我慢して気にしないようにして来ましたが、ふとした時に思い出してイライラが止まらなくなったりするので、イレギュラーな出来事に対するメンタルケアができていないなあとずっと四苦八苦してきました。

今日は生きている上でやむを得ず遭遇する〈他人のミスの許し方、心の切り替え方〉について考えたいと思います。

それではいつものようにまとめ図をどうぞ。
2枚になっていますのでご注意ください。

他人のミスの許し方①
他人のミスの許し方②


他人のミスで自分が損害を被ってしまった時

人のミスで自分に被害が発生した時、ほとんどの人は怒りが湧くのではないかと思います。
怒りは自分の身を守るために必要な感情ですし、怒りを止めることはできません。

怒りが発生した時、ざっくり分けて三つの行動パターンがあると思います。

  • 我慢する

  • ケンカ腰で相手に対応

  • 現実的な解決策を探る

〈我慢する〉は、自分を大切にしない対応です。
相手とコミュニケーションを避けてしまうので、相手に自分が困っていることが伝わりません。
次の改善にもならず、ミスをした相手が成長する機会を奪っています
自分自身の気持ちもなかなか消化できないため、モヤモヤが蓄積し、ふとした時に怒りを思い出したりと、ストレスフルな選択だと言えます。

〈ケンカ腰で相手に対応〉は、ミスをした相手の成熟度に頼ってしまう選択になります。

相手が余程の人格者であれば解決できますが、そこまで人間が出来ている人というのはなかなかいないです。

ケンカ腰で来られると、人は自分を守ろうとするため、相手も自分は悪くないと自己防衛に走ることが多くなります。

結果、何が原因でミスが発生したのか、何で困っているのか、これからどうしたいのか論点がずれて分からなくなりがちです。

なんとか解決に導けたとしても、勝った負けたの戦いにすり替わってしまい、後味が悪くお互いモヤモヤが残ります。

〈現実的な解決策を探る方法〉
こちらが理想的な選択ですが、そうは言っても人間ですので、すぐ冷静にトラブルに向かうことは難しくもあります。

そこで、後味スッキリに向かう5つのポイントをまとめてみました。

スッキリに向かう5つのポイント

①自分の怒りを自分で認める

まずは、自分の怒りを自分で認めます。
相手のミスで困っているので、怒って当然です。
怒っちゃだめだ、とか、大人だから怒りは捨てようとかは思わないで下さい。

どんな感情でも良いも悪いもないので、ムカムカして来たら胸に手を当ててそのまま怒りを感じます。

感情を感じるのは自由ですが、感情のままに行動するのは余計トラブルを大きくしてしまうので避けた方がいいです。

そのまま相手に当たり散らすのではなく、相手から離れて一呼吸おいて、ゆっくり呼吸しながら頭の血が引くのを待ちます。

②どうなったら良いと思うのか紙に書く

落ち着いて来たら、どうなったらいいと思うのか、相手にどうして欲しいのかを紙に書き出します。

例えば、

  • 起きてしまったのは仕方ない、せめて謝って欲しい

  • 何が原因で自分が困っているのか伝えたい

  • 最終的にどうなったらいいか、代替え案はないか

など現時点で自分が目指すところを考えます。

③自分を大切にするために、相手に困っている事実を伝える

目指すところが決まったら、相手とコミュニケーションを取ります。直接ミスした相手だと怒りがぶり返すときは、関係者に相談するなど第三者を巻き込んで自分の思いを伝えます。

④win-winを目指して譲歩できることできないことを相手方と擦り合わせる

コミュニケーションの中でトラブルの落とし所を探ります。

  • 起きてしまったことは仕方ない、だから代替え案として別の事で対応してもらう

  • 代替え案もないので、せめて次回から同じミスを起こさないよう相手方で改善努力してもらう

  • 相手に謝ってもらう

などなど、こちら側ができることとできないこと、相手側ができることとできないことを擦り合わせていく中で、お互いの納得ポイントを探って行きます。

⑤自分を大切にするために行動できた自分自身を褒める

自分を大切にするために行動できたのは素晴らしいことです。

自分で自分を大切にするとは、自分の感情をそのまま受け止め、建設的なコミュニケーションを目指して行動したことを指します。

たとえ結果が望む形に終わらなかったとしても、行動できたことは素晴らしいことです。

色んな角度から考えられた自分を尊重し、相手も尊重して行動できた自分を褒めてあげましょう

トラブル、モヤモヤは成長の良い機会だと考えると、思い通りに行かない出来事が起きても、なんとかなる、勉強になる、自分は大丈夫だと考えられると思います。

自分も他人も人生の修行中です。

やむを得ない失敗はあると考えてみると、人の失敗も自分の失敗も仕方ないな、しょうがないな、と切り替えることができると思います。

自分を大切にし、気持ちを相手に伝えることができる経験を重ねていくと、自然と相手を許せるようになっていくんだと思います。

自分に寛大になれば、他者にも寛大になれる

老子の言葉に「うらみに報いるに徳をもってす」とあります。

最後に〈徳〉を選べるようになるには、まずは自分の気持ちを大切に受け止め、適切な方法で相手に伝えたり周囲に表現することが大事なのだと思います。

ここまで読んで頂きありがとうございました😊
今日も明日も素敵な一日を!

written by もちふわ




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