小学校編18. モノは与えろ。 報酬の効果と我慢。
物の与えすぎは良くない。と書かれた育児本を良く見かけます。
うん、何となくそうなんだろな~とは漠然と感じますが、
それでは次の質問が、ではどれくらい、何を与えたらいいの?
となってしまします。
書かれた答えは、何でもかんでも与えるな、本や積み木や楽器は良いよ。
みたいな答えです。
勿論、これらを与えるのは子どもにとって有益です。
しかし子どもはどんどん成長していきますので、
この後の事は?
色々調べましたが、なんか大雑把なものばかり。
与えるものはその子の性格で変わってくるし、
与える量の良し悪しも然りなのにです。
これでは人は勘違いして、与えなさすぎになってしまったり、
その子が何を欲しがっているか観察もせずに、
良いと言われている物だけを与えとけば良いや、
となってしまったりします。
そもそも与えすぎってどのくらいの事なのでしょう?
誰も基準が分かっていないのではないでしょうか。
ここからは、私の持論なのですが、
子どもが本当に欲しい!と望んでいる物は、
全て与えて良いと思っています。
勿論、経済的に続く限りです。
大切なのは、先走って欲しがっていそうな物を与えない事、
本当に欲しい物を自分で厳選して決めさせる事だと思います。
何が自分にとって必要なのかを考えさせ、
これが今買えないと、自分の人生がつまらないものになってしまう
と感じた物を買ってあげてください。
そして子どもに、それを考える習慣をつけさせてください。
小さい時からそうしていると、
最初はお金の事なんてピンときていませんから、
この消しゴムは絶対欲しいの、まだ前のが残っているけどね。となります。
しかし、そのうち、ちゃんとお金の事を気にしだすようになります。
これ欲しいんだけどちょっと高い?
と聞いてきますよ。
そうした時に、お父さんとお母さんは、
いくらでも仕事を頑張ってこれを買ってあげたいと思っているけど、
本当に今、これで良いの?
このタイプの物は、種類がいっぱいあって値段も違うしとか、
もうすぐバージョンアップするみたいだけど、
それも欲しいってなったりしないかな?
とか、買うものの質や時期を話し合うきっかけができます。
物の大切さとお金のかかり具合、
そして、その出どころの苦労を徐々に学んでいきますので、
そのうち、あれもこれもと言わなくなります。
物欲が生まれるのはそれが手に入らないからです。
報酬の効果。
子供って、本当にくだらないものを欲しがったりしますよね。
親から見ればやめて欲しいものです。
でも、子どもにとっては、それがキラキラ輝いた宝物に見えるのです。
与えなさすぎや愛情不足は、
万引きを誘発しますのでそこも気を付けてください。
我慢の方法で効果的なのは、全部禁止ではなく、
例えば、炭酸飲料をあまり飲ませたくないのであれば、
日曜日のおやつの時だけ許すなどして、
メリハリを付けると良いです。
我慢させすぎはいずれ反動がおきます。
巣立った我が子の家を訪問したら
冷蔵庫の中にコーラが大量!なんて事になっていたりして。
現在では、報酬を与えて勉強をやらせる事は良いそうです。
私はこの情報に触れる事なく子育てが終わりを迎えようとしていますが、
勉強ができるのは子どもが得する事なのに、
親が報酬を出すとはこれいかに?!
と思ってやった事はありませんでした。
子どもだけでなく、誰もが内発的に行動することが望ましい事は当然です。
報酬による勉強の何が良いかというと、
例えば、テストで10位だったら、好きなもの買ってあげるとして、
最初は報酬目当てという外発的動機付けだったものが、
10位いけるなら5位もいけるかも!
と子どもの心が内発的に動機付けられていく様に
誘導できれば成功と言えるからです。
しかし、自発的にやっている事、
好きなサッカーで優勝したらお小遣いアップ!
等はやらない方がいいです。
やりたい事や好きな事は、とっくに内発的動機付けで動いているので、
外発的動機に誘導しては台無しです。
やはり大事なのは、事足りてなんですよね。
よそのお家に遊びに行った我が子が、
実は、出されたおやつにがっついていたとか起こりうるのです。
足りていない子は、外でその足りていない分を埋めようとします。
飢餓感は欲求をより強めてしまうのです。
親がしっかり自分の子どもの性格に合わせた絶妙な塩梅で、
お金が続く限り与えて欲しいものです。
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