ツノアリサ

92年生。元編集者(ファッション誌、健康美容情報誌、児童書籍)。現ライター。今はのんびり暮らしてる。残しておきたい気持ち、記憶、想いを書き記します。

ツノアリサ

92年生。元編集者(ファッション誌、健康美容情報誌、児童書籍)。現ライター。今はのんびり暮らしてる。残しておきたい気持ち、記憶、想いを書き記します。

最近の記事

もういない君の姿を探して

先日、三浦春馬さんの訃報について ここに記した。 才能ある芸能人の死でさえ 今でもなかなか信じられないが、 まさか自分の身近に同じことが起こるなんて あの時は1mmも考えていなかった。 ココに書き記した直後、 身近な人にも同じことが起こった。 きっと三浦春馬さんの周りにいた人も 何度も何度も思ったであろう、 「どうして」 「なにが辛かったのだろう」 「彼を救うことはできなかったのか」 その想いに襲われ、 しばらく心が迷子になった。 ◇ 彼とは去年まで同じチーム

    • 心に中で輝き続ける

      世の中がコロナで先が見えない生活。 必死に明るいニュースにすがろうとしても なかなか見つけることが出来ないどころか、 そこに悲しいニュースを見聞きすると 心に重くのしかかってきます。 数カ月前には志村けんさんなど、 コロナによる芸能人の死。 そして、先日の 俳優の三浦春馬さんの訃報には 心が締め付けられる思いです。  彼を忘れたくなく、 ここに個人的なの気持ちを綴ります。 ◇ 小学生、高校生、大学生、 わたしの青春時代を思い出すと、 数々の彼の出演作品が浮かびます

      • 大きな愛に包まれて

        「あたしのパパ、死んだの」 3歳の頃、わたしは父を無かったことにした。 そこから20年間、 男性を信用しなかった。   ◇---- #ゆたかさって何だろう このタグを見かけ、数年ぶりにnoteを再開したことを機にせっかくなので何か書いてみようと思ったのだが、 振り返れば、「ゆたかさ」なんていう温かい言葉とは程遠い人生を歩んでいた。 幸せから目を背け、 ときには幸せそうな人を羨み、 どこか心の冷めた人間だった。 夫と出会うまでは。 ◇---- 物心つ

        • キナリ杯の記事、下書きに移動しました。 30ちかくのいいね♡、とても嬉しかったです。 今回、記事を書くか迷い久しぶりにnoteを開くと、「noteを始めて5年」という文字が。 これを機に、 また文字を紡いでみようと思えました。 #キナリ杯

        • もういない君の姿を探して

        • 心に中で輝き続ける

        • 大きな愛に包まれて

        • キナリ杯の記事、下書きに移動しました。 30ちかくのいいね♡、とても嬉しかったです。 今回、記事を書くか迷い久しぶりにnoteを開くと、「noteを始めて5年」という文字が。 これを機に、 また文字を紡いでみようと思えました。 #キナリ杯

          ココロ。

          「休める休めないではなく、休まないといけないんです。」 ◇ 昨年11月、ココロを壊した。 5月に転職してからというもの、 どこか会社の冷んやりした空気に違和感を感じつつも、慣れなのだと思い込んでいた。 念願の児童書、念願の版元だったのだ、ここにしがみついて頑張ろうと、そうココロに決めていたんだ。 雑誌というほかの畑にいた私は、書籍編集がなかなか掴めず先輩に質問ぜめをし、必死になった。 「こんなのも分からないんだ」 ココロが冷んやりしたが、辛抱だと思い、すぐにかき

          言葉にすることの大切さ

          「何がしたいって特にないんだよね」 社会人2年目の年が終わろうとしている今、 面談があったりする時期なようで、 こんな言葉を友人からこの1ヶ月で3回ほど聞いた。 実はこの言葉は私には理解できず、 なんとなくその場をやり過ごそうと 「そうかー」なんていうすぐに消えてなくなってしまうような言葉で返した。 ◎ いつか児童書の編集者になります そうnoteで書いた2年前の自分を読み返した今、あれは大好きな松谷みよ子さんが亡くなったときのことだったなぁとふと思い出す。 実は

          言葉にすることの大切さ

          仕事とプライベートをきっちり分けで楽しみつつも、プライベートもしっかり仕事に結びつける。 インプットとアウトプットがとても上手な「デキル人」。 そんな人にわたしもなりたい。 人生を面白がりましょう。

          仕事とプライベートをきっちり分けで楽しみつつも、プライベートもしっかり仕事に結びつける。 インプットとアウトプットがとても上手な「デキル人」。 そんな人にわたしもなりたい。 人生を面白がりましょう。

          仕事中毒とは。

          「気づいちゃった?この仕事って、麻薬の領域だから。」 ◎ 出版業界に足を突っ込んで、いや、足どころじゃないか、心臓を突っ込んで1年。 このたった1年でここまで変化するのかっていうくらい、斜陽産業を実感している。 ティーン誌のP誌がリニューアルしたかと思えば、すぐに廃刊が決まった。思えば、ここ数年でもがきだした雑誌は、ほぼ季刊誌になったり廃刊になったりしているなというのに気がつく。 確かに、webで検索すれば欲しい情報を得れてしまう今、雑誌を購読する必要性を感じる人は

          仕事中毒とは。

          後悔しない人生。

          「後悔しない人生なんて無理なんだなって。」 仕事帰りにふとTwitterをみると10分前に書かれた「誰か今日お茶してくれないかなあ」という学生時代の友人のつぶやきが。 すぐさま連絡してみると、場所も時間もタイミング良く、突然久々の再会が叶った。 土日もなく平日も毎日16時間働く私をいつも「身体だけは気をつけてね」と心配してくれる彼女。 互いの仕事の近況を報告しあったあと、ふと「彼とは相変わらず仲良くしてるの?」と聞いた私に向かって、 目をキラキラ潤ませながら笑顔

          後悔しない人生。

          5年後の自分

          「1年後どうなるかなんて分からないよ」 ◎ 先日、初めて業界人ぽいことをさせてもらい、麻布十番の全品値段不明の居酒屋からの絶対口説けるらしいBARで朝まで飲ませてもらった。 先輩の前職の職場の人達と。 いろんな新鮮なお話が聞けて、今いかに自分が狭い世界で生きているのか分かった。 「5年後とか10年後の目標って言われてもピンとこないでしょう」 正直分からない。 来年自分が何をしているかも、半年後に何をしているかも分からない。 ◎ 「僕の5年後の目標聞きたい?こ

          モモちゃんがいたから。

          「わたし、この人と仕事がしたかったんです。」 昨日、お世話になっている人に就職や仕事の報告をしている中で、そんな話をしたばかりだったのに。 今朝、児童文学作家の松谷みよ子さんの訃報を知りました。 『ちいさいモモちゃん』に出会って、本を通して笑うこと、泣くこと、喜怒哀楽を得られることを知った。 そんな新しい世界を教えてくれる本が、わたしは大好きになった。 まぎれもなく、 私がいま本が好きであること、こうして出版社で働いていることの原点は、松谷みよ子さん。 同じ高校も

          モモちゃんがいたから。

          仕事を始めてもうすぐ半年。 仕事が楽しくなってきました。 大学生活はついに残り2ヶ月。 卒業旅行休みを貰えました。 ほどよく中和されて、 いまとっても良き毎日。

          仕事を始めてもうすぐ半年。 仕事が楽しくなってきました。 大学生活はついに残り2ヶ月。 卒業旅行休みを貰えました。 ほどよく中和されて、 いまとっても良き毎日。

          2014年最後に買った本。 年内最後に素敵な本に出会えて ほっこりしてます。 いつかこういうところで 働く夢を持つのもいいなあ、、

          2014年最後に買った本。 年内最後に素敵な本に出会えて ほっこりしてます。 いつかこういうところで 働く夢を持つのもいいなあ、、

          仕事で繋がった「会いたい人と思える人」「会いたいと思ってくれる人」がいるって素敵なことかもしれないね。

          仕事で繋がった「会いたい人と思える人」「会いたいと思ってくれる人」がいるって素敵なことかもしれないね。

          優しさは心の余裕と体力 —学生編集者の過酷日記―

          最近、直属の上司が変わった。2年目の女性の先輩から、ベテランの男性社員Gさんへ。自ら私の教育係をやらせてほしいと言ってくれたのだそう。 * 少し前に、無事に卒業論文を提出した。 卒論を提出するまでの数か月間は、思い出すだけでつらい生活だった。始発で会社に行って仕事をし、始業前に学校へ向かう。学校で卒論を書き(途中仮眠)、19時には会社へ戻り深夜2時まで仕事。もちろん電車はないので漫画喫茶へ行き、卒論を書き、再び会社、学校の日々を繰り返した。 そんな生活を唯一知っていた

          優しさは心の余裕と体力 —学生編集者の過酷日記―

          「slow and steady」 ゆっくり、着実に。 同業に内定した友人の言葉が割と響いている。が、彼はどちらかというと真逆の破天荒。 この業界は破天荒でもいいのかなとも思うよ。

          「slow and steady」 ゆっくり、着実に。 同業に内定した友人の言葉が割と響いている。が、彼はどちらかというと真逆の破天荒。 この業界は破天荒でもいいのかなとも思うよ。