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読書 静子の日常 感想

始めるのに遅すぎることなんかない!

静子さんがもちろん主役なんだけれど、一緒に暮らし始めた息子、嫁、孫もそれぞれの性格が出ているお話があってホームドラマを見ている様で楽しかった。

昔のホームドラマ、寺内貫太郎一家?みたいな?
すごい古い!でも、その頃のホームドラマみたいだった。

孫るかの恋愛を親友が「順調じゃん。初デート、初クリスマス、初エッチ失敗、女の影って男女交際の王道を歩んでいるよ。るか、おめでとう。」って言う所好き。
るかは静子さんと暮らし始めてまだ日が浅いのに、静子さんみたく「自分で決めた事は貫く」と覚悟を決める。静子さんの影響力たるや…

静子さん、バスに乗ったらどこにだっ行けるって「行ったことのないところに、行ってみてるのよ」と旦那さん亡くして息子夫婦と同居を75歳になって始めて、ガラッと生活が変わっても周りと摩擦を起こさず品よく暮らしながら、静子さんが素敵に今と思い出と調和してる姿は、(多分)見た目と違って男気があるカッコいいおばあちゃんなのだ。

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