マンション購入、まず何を伝える?不動産会社に相談する前に確認するポイント
こんにちは!不動産屋の松野まきです。
物件を購入しようと思ったら【まず何をしたらいい?】
先日友人とお話ししていたら、
「マンションを買いたいと思ったときに、不動産会社にまず何を伝えればいいか分からなくて不安だった」と言っていました。
その友人はこれまでずっと賃貸住まいでしたが、
ご家族で「そろそろ購入も検討してみようか」と相談したは良いものの、何から手を付けたらいいか悩んだそう。
不動産会社に相談するにしても、まずSUUMOなどで物件を探してからの方が良いのか?それとも予算込みで相談に乗ってもらって物件価格も決めた方が良いのか?
そうこうしているうちに面倒になってしまって購入を見送ってしまったというお話でした。
確かに、初めてのマンション購入では、どこから手をつけて良いのか分からないことも多いですよね。
そこで今日は、マンションの購入を決めた時にまず確認する事を解説していきたいと思います。
不動産会社に依頼する時に押さえておきたいポイントを知っておけば、よりスムーズに物件探しが進められるはずです。
ファーストステップで決めておくといい事
住みたいエリア・街:
区や沿線など大きなくくりでも構いません。
どちらかというと「エリアを選ぶ基準」を明確にする方が重要です。
なぜなら基準が分かっていれば不動産エージェントがプロの目線でエリアの振り替えが可能になるからです。
特に都内では予算やグレード・築年数を考慮した時に、エリアによってヒットする物件数に大きな差があります。
予算と市場にギャップがある場合は、基準をクリアする別エリアに振替を提案することも多いです。
予算感:
予算=物件の代金を算出するためには、様々な要素が絡み合ってきます。
その為まずは、
・現在賃貸でお支払いしている家賃(買い替えの場合は月々の支払金)
・⽉々の無理のない返済額(管理費や修繕積⽴⾦も含みます)
・大体の予算感
これらの内容をもとにイメージすると想定しやすいかと思います。
また、ローンを使う場合は持病やほかの借り入れの残債額なども関わってきます。
物件が決まっていなくても住宅ローンの仮審査を受けることも可能ですが、まずは上記の内容だけでも不動産会社にご相談いただけます。
家族構成:
その家にどなたが、何人でお住まいになるかというのは分かっていた方が物件が探しやすいです。
ファミリー向けの物件じゃない場合、残念ながらお子様のご入居がNGな場合も。
また、通学ルートやライフスタイルによってエリアの選定に影響する場合もあります。
広さや間取り:
広さと間取りは、ひとまずどちらかだけでも大丈夫です。
中にはどちらも必須の条件が決まっている方も居ますが、広さをどう感じるかは物件によって大きく変わってくることも。
例えば同じ60㎡・2LDKの物件でも、廊下の長さや水周りのサイズによって居室に取れるスペースが結構変わってきます。
物件ベースで決めていくか、荷物の量やライフスタイルに合わせて決めるのがベストです。
現状と期日:
具体的には、
・現在のお住まい(賃貸or持ち家)
・購入理由(更新が近い、子供の進学、転職など)
・引き渡しまでのリミット
最低限これが分かれば差し支えありません。
現在賃貸にお住いの場合は、契約書の解約予告の期間も予め確認しておくと安心です。
実際に気に入った物件に買い付けを出す段階まで進んだら、
勤務先や年収、ご年齢、ローンの残債額などの
具体的な内容も必要になってくるのですが、まずは一旦この辺りが分かれば大丈夫です。
踏み込んだお話は、本当に信頼できる不動産会社なのかを見極めてからでも遅くはないです。
ぜひご参考にしていただけたら嬉しいです!