油は全部同じ・・・じゃない!!
こんばんは。
無事に帰国しました。🇹🇭
タイ料理、とても美味しい。
けど、揚げ物が多い・・・。
アブラの話を連載している最中なのに笑
と、言うわけで切り替えてアブラの続き。
今回は「油」について
油(脂質)の種類について
今回は分かりやすく、昔作った表を載せますね。
油と言っても大きく分けてこのようになります。
確かにスーパーとかに行くと色々な油がありますよね。
サラダ油、胡麻油、エゴマ油・・・
もこ◯ちが大好きなオリーブオイル笑
何も知らないと、「どの油も同じ」みたいな感じになりがちですが、
実は全然違うんです。
ガソリンエンジンを積んでる乗り物でも、
トラクターとF1くらい違います。笑
主に液体の油は「不飽和脂肪酸」と言われます。
この不飽和脂肪酸はΩ(オメガ)と、いう表現で分けられます。
不飽和脂肪酸について
Ω-9(一価)
代表的な油:オレイン酸(オリーブオイル)
熱に強く、抗酸化作用があり悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを維持することで、心臓病や動脈硬化の予防に繋がります。
Ω-6(多価)
代表的な油:リノール酸(サラダ油、胡麻油、べにばな油)
γ-リノレン酸(月見草油、ボリジ油)
リノール酸は必須脂肪酸となるので、食事からしか摂れない栄養素ですが、摂りすぎると炎症の元になる動物性油のアラキドン酸に変化してしまうリスクがある。
γ-リノレン酸は抗炎症作用があり、ホルモンバランスの調整や肌の健康維持に繋がります。
Ω-3(多価)
代表的な油:α-リノレン酸(えごま油、アマニ油)
DHA/EPA(魚油)
α-リノレン酸は抗炎症作用や心血管の健康維持に貢献します。
DHAは脳機能や認知能力の向上、心血管の健康、炎症抑制に役立ちます。
EPAは血液をサラサラにして、心臓や血管の健康に働きます。
この中で1番必要な油は・・・ズバリ!!
Ω-3(多価)になります。
と、言うのも私たちの体は、
Ω-6 :Ω-3の比率が4:1なのですが・・・
普段の摂取レベルはどのようになっているかというと
なんと!!!
16:1
中には20:1なんてなっていることも。
なぜ、こうなるのか??
それはファストフードや惣菜で使われている油がΩ-6が多い・・・
いや、多すぎるからです。
Ω-6は過剰摂取をすると、リスクがあると書きました。
それでも、この油を大量に使う理由があるんです。
それは、この油は単純にコストが安いというのがあります。
また、その中でもこの油に水素を添加した油を使って調理をすることで、
冷めてもサクサクな出来栄えになります。
まぁ、確かにべちゃべちゃな揚げ物は食べたくないですもんね・・・。
ただ、固いということは体内に入っても固いということ。
つまり、人間の体も固くなります。
具体的には「細胞膜が固くなる」と、いう訳です。
その分かりやすい例が「肌荒れや皮膚炎」になります。
そうならないためにもΩ-3をしっかり摂りましょう!
では、次回は「恐ろしい添加油」をお伝えします。
では、また!
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