シェア
国語教師 M
2024年5月24日 07:30
教師という仕事をやってきて、すごく不思議なことがあります。教師は教師を育てる義務がない、ということです。大学を卒業したての教師、いわゆる新卒の教師の中で、採用試験に合格し、「正規採用」された新卒教師に関しては、指導担当の教諭が配置されます。ただ、卒業年に採用されず、「講師」として働く選択をした「非正規」の新卒教師には、指導担当の教師なんてものは付きません。ほぼ同じであるのにも関わら
2024年5月23日 09:16
定期考査の時期になりました新学年の初めての定期考査。日々の授業の成果を発揮してくれるのか…否生徒は「テスト勉強」の成果を発揮してきます。今回はそんな生徒たちと対峙する先生たちの姿を考察していきます。この内容は中学、高校段階の授業について述べていきます。授業とテストは別物?私たち教員の本業である「授業」、その定着度を測る「定期考査」その二つは切っても切り離せない関係の
2024年5月20日 17:02
#11で 、「生成系AI」について、それは学校現場に持ち込まれるのかを考察しました。よければ、①をご覧になってから、こちらをお読みください。今回はその続きです。学校で「正誤」「真偽」が問われる行為には「生成系AI」を使わなければ良い!①で、このようにまとめていました。もっとわかりやすくまとめると正答がいらない場面で「生成系AI」を使うです。今回はそれを踏まえて「教師の壁」を
2024年5月17日 13:04
「『AI』の発展により人間の仕事が奪われる!」という決まり文句。近年、人工知能(AI)の飛躍的な発展により、私たちの生活は大きく変わりつつあります。より良くなる分にはいいですが、最初に挙げた文句のように危機感を覚える人も少なくありません。教育現場も「AI」の恩恵を受け、それを活用した教育ツールや学習支援システムが次々と登場しています。この変化は、教師の役割や仕事にどのような影響を与えるの
2024年5月11日 22:08
前回は教師という仕事について概要を述べてみました。今回は「教師」という仕事の「教科指導」にフォーカスして書いていきます。「教科指導」とは「授業」です。「授業」を成り立たせるために、事前準備及び事後処理は欠かせません。学校や教科によっては、これに莫大な時間がかかります。わかりやすい板書計画を立てたり、プリントを作成したり、小テストを採点したり、課題をチェックしたり…教師それ
2024年5月11日 19:24
STEAM教育とはSTEAM教育は、ScienceTechnologyEngineeringArtMathematicsの頭文字をとったもので、これらの領域を融合して学びを促進する取り組みのことです。私が勤めている自治体でも、「一応は」通達がありました。新学期が始まり、気まぐれに書いていきます。日本の「STEAM」の具体的な科目とは?正直、STEAM教育と言われ
2023年7月14日 09:21
夏休みといえば…私にとって、夏休みといえば、小学生の頃は「遊び」。中高生の頃では「部活動」。宿題もたくさん出されて、小学生の頃は難なく終わり、中高生になると、部活で疲れた後に課題などやれるわけもなく、お盆や夏休み最終日に答えの丸写し。高校2年生の時に至っては、「課題をしない」という選択をして、めちゃくちゃ怒られた記憶が懐かしいです。そして、私の立場が「先生」となった今、「夏休み」といえば
2023年7月3日 13:29
#2 、#3と教師の転勤、とりわけ初任者の転勤について述べてきました。 #3の転勤をすることで得られるものとして 特殊な転勤希望の方法が使えると紹介しましたが、今回は、その「特殊な転勤方法」について述べていきます。通常の転勤の仕方 #2 .3でも触れていましたが、初めて教諭として採用された初任者は、大体3年目から転勤の機会が与えられます。3年というのは、各自治体によってさまざまな基準があ
2023年7月1日 10:34
#2教師の転勤 ①の続きです。 #2では 、教師の転勤について、思うところを述べました。人事異動の基準や決定の仕方は正直、平の教師にはわからないことの方が多いです。生徒がクラス替えの仕組みがわからずに、色んな噂を立てているように、教師の間でもいろんな噂があります。きっと単純に教科バランスや要望等の要素が組み合わされて決定しているのでしょう。転勤によって得られるものここで述べたいのは、「
2023年6月30日 08:05
「教師」教育公務員として働いて7年目。まだまだ「若手」と呼ばれる経験年数であるようです。教職において重要とされるのは、知識や技術の習得だけではなく、教育者としての熱意や人間性も求められる。職務上、重視すべきなのは、一人ひとりの生徒を見つめ、あらゆるサポートを提供すること。しかし、教育公務員が直面する道である、「転勤」は、どれだけその学校で頑張っていようと、転勤対象者となれば、本当に特