大阪に来たらたこ焼きやお好みよりもまずサンマルコのカレーを絶対に食え
ようみんな。この町も変わっちまったなぁ。
どうした?付け合せの福神漬みたいな面しやがって。
俺を忘れたってのかい?俺だよ俺。
カレー師匠だよ。
カレーーーーーーー!!!!!!!(絶叫)
突然だがみんなは大阪にどんなイメージを持ってるんだい?ああ分かってる、聞くまでもなかったな。悪い悪い。
そう、女子が可愛いことだ
そう、飯がバチボコ旨いことだ。
まー大阪ったら旨いもんはしこたまあるわな。歌にもなってるぐらいだし。食事を目当てにわざわざ旅行に来るような奴はウジャウジャ居るだろうよ。でもな、俺は「大阪に今度遊びに行くんだけどおすすめの店ってなんかない?」って聞いてくる野郎にあえてこう返してやるんだ。
カレーだ。カレーを食え。
もう一度言うぞ。
「サンマルコ」っつー店のカレーを食え。
まあ聞け。君らがブラウザバックしたくなった気持ちは分かる。なぜ旨いものがしこたまある大阪でなぜカレーを食わにゃならんのか。プラカードを持って暴動を起こしたい気分だろうよ。
というわけで、いかにこのサンマルコのカレーが痺れるほど旨くて大阪に来たら絶対に食うべきだという理由をこれから俺が力説してやるから耳垢綺麗に掃除してクリアな耳でよーく俺の話を聞きたがれってんだ。
そもそもだが、大阪は革命的なカレーを生み出した土地なんだ。カレーをご飯にかけるのではなく、ご飯と混ぜて生卵を落としたなんば自由軒の「名物カレー」はその代表格。それから、レンジで3分爆旨カレーことあのボンカレーを生み出した大塚製薬だって本社は大阪だ。
ちなみに自由軒のカレーは前にも
記事にしてるから併せて読んでくれよな。
このように、大阪という地は
日本のカレー文化を語る上で欠かせない
革新的な進歩をもたらしてきた土地でもある。
しかし、まあ君らのいいたいこともわかる。
なぜ大阪に来てまでカレーなんだ?という疑問。
それも今からちゃんと説明するからな。
実は、このサンマルコって店は大阪屈指のトンカツの名店「KYK」のグループ店なんだ。関西人ならもしかしたら、KYKの独特なCMを見たことがある人もいるかもしれないな。なんせあそこのトンカツは美味い。日本広しといえどあんなに美味いサクサクジューシーなトンカツを出してくれる店はなかなかないだろう。
その関西カツ業界の礎を作ったKYKが作る
究極のカツカレーぞ?
んなもんハズレなわけがないじゃないか。
まあ見てやってくれよこのツラを。最高じゃねぇかオイオイオイ。光り輝く米、野菜、そしてカツ!!どっからどう見ても揚げたてテッカテカのさっくさくだろ!!今君の口は完全にカレーモードに突入したはずだ〜〜ああ間違いないそうだろう?
ちなみにな、サンマルコには4種類のカレー用付け合わせが常備されている。パイン・レーズン・きゅうりの漬物・落花生。どれもとてもカレーに併せて食うもんではないと思うが、結構これがアリなのである。
中でもきゅうりの漬けもの!!
これが美味い!!!
いやいやいやカレーときゅうり!?って思うかもしれんが騙されたと思ってたっぷりよそって食べてみてほしい。スパイスとコクが効いてるカレールウ、そして肉汁たっぷりのカツ。パンチが効いてるスプーンの上をちょっとあっさり清涼感のあるテイストに整えてくれるのだ。
てなわけで、サンマルコのカレーはそんじょそこらのチェーン店に圧倒的勝利を収める究極の一皿なのだ。わかったら今すぐ東海道新幹線に飛び乗って大阪に来い。そんじょそこらの百貨店には必ずサンマルコのカレースタンドがあるから。
やれやれ。これだから大阪グルメはやめられん。
考えることが奇抜だが、理にかなってる。面白い。
書いてるだけでまた食いたくなる。
俺はまた大阪中をかけずり回って探してくるぜ。
君らが泣いて喜びそうな大阪メシをな・・・。
おしまい。
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