この数年間で一番を地位を上げた草花、間違いなく「ネモフィラ」説
好きな花?と聞かれてもすぐに浮かばない。
どうも、瑞野蒼人です。
弊社の社内メールは当然基本的に仕事関係のやり取りばかりしかしない(当たり前だっつーの)。だが、たまに総務から来るメールに「イベント」系の案内がある。恐らくは福利厚生の一環ではあるわけだが、どこそこのイベントの割引券があるからほしいやつは取りに来い的な、まあそんな奴である。
というより、社内で割引券配っても取りにくるやついんのか。ケチなやつイメージが付きそうで俺はとても貰いに行けねぇですわ。小心者瑞野故に(んなこたどーだっていいんだよ)
ちょっと主題からちょいと離れましたが。先日届いたメールはこんな奴だった。舞洲(大阪の埋立地)で恒例ネモフィラ祭りがある。割引券があるのでほしいやつは来いよ、と。
ふーん。「ネモフィラ」ねぇ。
なんかねぇ、俺はいつもこういう時思ってしまうのだが、10年前ってこんなネモフィラってポピュラーだったっけ?全然記憶がない。少なくとも俺が子供の頃は「ネモフィラ見に行こうぜ!」とかいう会話を友達の間でしたことがない。俺だけかもしれんが。
思い出になんか綺麗な花を見に行こうとなったら、まあよしんばチューリップとかひまわり畑とか、そこらが大体の相場だったろうと思う。あと同じ青系の花だったらラベンダー畑とかねぇ。北海道にわんさか生えてるじゃない。あれを旅行の時に見るとかそれぐらいだったんじゃないかね?
それが今ではどうだね諸君?
4月も下旬を迎えゴールデンウィークが近づけば、すっかり散ってしまった桜に代わり「ネモフィラ畑」の大合唱が始まるわけだよ。そして有象無象のリア充どもが映え写真を撮りに行くわけだ。ドヒャー。
純粋に疑問であるが、何がきっかけでこんなにネモフィラ畑は一大ムーブメントというか、人気スポットになったんだろうか。正直はっきりしたきっかけがよくわからんのですよね。本当にタイトル通りこの数年で急激に地位を伸ばしまくった花って感じがする。本当にネモフィラ好きな人には大変失礼なことを言ってるかもしれませんが。
じゃあ一体
何がネモフィラブームの火付け役だったのか?
恐らくはインスタ映えとかSNS映えを狙う潮流になってきた時、ひまわりとか菜の花に対抗するべく「やっぱ明るい色に対抗するならブルーだよなぁ」ってなった誰かが大量にネモフィラを植えて一面ブルーにしたらそれがウケちゃって人が集まって、それに味を占めてどこでも植えるようになったんじゃないですかねぇ。あすいません、全部勝手な妄想なので悪しからず。
で調べましたよ。
グーグルさんで。
茨城の国営ひたち海浜公園がネモフィラ畑の先駆け的な記事がありまして、そこではなんと2002年からネモフィラ畑を始めていたらしく、でもブレイクまでは相当な時間がかかったんだとか。で、最近の映え重視のSNSが浸透してきて一気に注目されたらしいですね。
丘を青に染めて空と一緒にしてまえ!的な発想がスタートラインだったらしいですけど、いつの間にかこんなにポピュラーな光景になるとはね。やっぱりSNSの力ってすげーんだな。侮れないわ。
ま、でも私も大自然の綺麗な景色はとっても癒されて好きなのでネモフィラ畑ももちろん好きですよ。ただ一緒に見にいく人がいないので今年も行くことはないでしょうが。チキショウ泣けるぜ。
おしまい。
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