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浪江焼きそばは僕の焼きそば=細ちぢれ麺というイメージをぶち壊した #福島
先日、知人からプレゼントをもらった。
段ボールいっぱいに詰められていたのは
福島県の美味しいもの。
一人暮らしで食べることすら毎日苦労する私のことを思って、地場産の食料品をびっくりするぐらいたくさん頂いたのだが、そのなかに浪江焼きそばの即席セットが入っていた。私は今、すっかりこれにハマっている。なんならAmazonでお取り寄せでもしちゃおうかというぐらいに。
最初に質問したいのだが、みなさんが焼きそばに対して抱いているイメージとはどんなものだろうか?一瞬で良いから頭に浮かべてほしい。
ツルツルシコシコの太麺を
想像する人は恐らくゼロでしょ!?
そうでしょ!?
おそらくいろいろな形の焼きそばを
思い浮かべる人がいると思う。
インスタントの奴とか、自分の家で作ってた懐かしい味の焼きそばとか。しかし、焼きそばが極太麺であるというイメージを持っている人はあまり多くないのではないだろうか。
大概はちぢれ中華麺とか、UFOのようなストレート系の麺とか、そういうものをイメージする人がほとんどだろう。私もなんだったらそっちの分類の人だった。間違っても「やきそば=太い麺」というイメージを持つ人は本当に少ないと思う。超少数派な気がしている。
でもね、浪江焼きそばはその固定概念を
一気にぶち壊してくれたんだ。
とにかく信じられないぐらい麺が太麺なのだ。ツルツルシコシコした弾力が一番特徴的で、なんだったらフライパンで炒めてほぐすのにもちょっと一苦労するぐらい。うまくほぐして蒸さなきゃ堅くて食べらんないぐらいに、パワーがあって食べ応えもあるような、いい麺なのだ。なんだったら、焼きそばよりも「うどん」という表現が似合うぐらいの麺だと私は思っている。
最近新しく買った大き目のフライパン。炒め物にはこいつが欠かせない。パックに付属のラードをひいて、スーパーで安売りしていたもやしと豚肉をまず炒める。麺はその後。蓋をして軽く蒸したら、ソースを合わせて一気に炒める。ほどよい汁気と炒め具合になったら、皿いっぱいに盛り付ける。
自己流浪江焼きそばの完成である。
たっぷり豚バラ肉を付けたので
お酒のつまみ代わりにして食べてみる。
このふっとい麺のツルツルシコシコ具合がたまらん!本当にうどんを思わせるぐらいの食べ応え。でも、甘めのソースとシャキシャキもやしのお陰で「ああ、自分が今食べているのは焼きそばなんだな」と思いださせてくれるのだ。食べ応えと懐かしさを両立してくれているというか。そんな感じがする。
というか、焼きそばなのにシコシコ!?どういうこと!?という衝撃と違和感が頭の中を駆け巡りすぎて。味がいい分、余計にそこが引っかかったというか、印象に残ったというか。一瞬で心を打ちぬかれちゃいました。あああ、最高だ。こんなに自分の食欲をそそられる焼きそばは、生まれて初めてかもしれない。という気持ちに私はさせられたのだった。
古今東西様々な焼きそばがありながら、固定概念をこんなにぶっ壊して新しい方向を見せてくれた焼きそばは生まれて初めてだった。なんだか、浪江焼きそばを食べたら自然と明日も頑張ろうかなって気持ちになってきた(ような錯覚に陥っている私を笑ってください)
とにかく、一回食べてみて!!
福島県の浪江焼きそば!!食べてほしい!!
もう自分の焼きそば観が圧倒的に変わるの!!
ということを伝えたいがために
半分ベロベロに酔っぱらいながら書いた記事でした。
ご清聴ありがとうございました。
おしまい。