まなつのまひるのまんなかの

とりあえず暑中お見舞いドーン。

小次郎、Ｔ兄をおどろかそうといっしょうけんめい「お〜ば〜け〜👻」のれんしゅうをしています。「ぼく、上手になりましたか？」私「ダメ。やり直し。」

ドアマットでＴ兄のお風呂や帰りを見張る小次郎。ねこムしてますか？

ねこムスキだらけ

蕾で摘んできた野百合が開きかけてきて…

リュウジさんのワンパンペペロンチーノはほんとに美味。ぺぺはこれ以外作らなくなった

エビのように見えるが薄く切ったただのウィンナーと、かぼちゃの種トッピング。ハバネロ🌶️も1/2入れたので爽快に暑気も吹き飛んだ

野百合が咲いた

家中でいい光の入るスイートスポットを探して歩く

篠山紀信の気持ちが初めて分かった。すごい匍匐前進で撮ってるから

ため息

動く。
頭が何か考えそうになるとふるい落として動く。
途端に歓びに満たされる。力は途切れない。

今日の気分は勇猛果敢な感じから。

小次郎は朝ごひんのあと遊びたくて飛びかかってくるのだが加減が分からずすねや腕にガブっと噛み付く。
最近スルッとよけられるようになった。
よけては家事をしながらジャラシで遊んでやる。

考えてたらダメ。
座っていると滞り易い。つい冷房の下でずっと憩っていたくなるがほどほどで立つ。水を飲みお塩をぺろりとなめる。
すぐジャンプして走り、踊りながら用をこなす。でも足音を立ててはだめ。

頭の中で声がする。
左足を後ろに引いて。
背中をもっと使って。
姿勢が崩れてる。
関節に注意。
指の先まで。
野菜を刻んでいる時まで
「デミュニュエンド」
なんて声がする。
「リズム気をつけて」とか
「ここから◯拍子」とか。
ふと目の前で、洗った鍋から落ちる雫がスローモーションで見えた。
誰の中にもある水。やがて天へ還りまた降る水。
形なきオンディーヌ。

動いて休んで、休んで動いて、回転し蹴って、反って曲げて、笑う。ちょくちょく空を見る。花をみる。猫を見る。愛らしい金の眼と眼が合って逸らされる。猫の言う「好き」。私も大好きよ。

雲の流れ方。
繊細な葉の先端。
スパイラルの枝。
とろけるようでノーブルで完璧な花弁。
香り。
色。
光。
気温。
体の中を流れる水、空気、さっき食べた種子や肉や野菜の生命たち。
そうやって世界とつながっている。
生きている。

だからうれしくて踊ってる。
ピアノ弾きたいのに無いから弾けない？
べつに弾けるよ。
洗濯物を干したり畳んだり料理する時、私は弾いている。
そして踊っている。
花が見ている。人も人以外もこの世ならぬ友だちもみんな。

疲れ切ってぺたんと冷たい床に座り、サンドレスを脱いでスリップだけになって、盃を掲げる。私のため、みんなのため。
みんな、飲もうよ❗️
命あるもの無いものが花の周りにこぞってきて笑いさざめきながら盃を共にする。