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ロプノール日記 痛風 THE BELL TOLLS
原題は『For Whom〜』(『誰が為に鐘は鳴る』)だが細かいことを気にしてたら大きくなれませんよ?
↓ヘミングウェイの小説はごめん読んでない。
夫T兄が出所後あれよあれよという間に痛風になってしまい小首をかしげる水宮。
彼の10倍以上、幼少から飲み続けてる私がビクともしないのに何故たかだか数ヶ月でそんなことに?(詳しくは過去記事で)
しかしその痛みは相当しんどかった模様。始め、仕事先でぶつけてもいないのにひどいねんざをしたのだと思い込み、靴も履けずびっこで整形外科に行った彼。治らないので後日かかりつけの内科で調べてもらうと
「立派な痛風ですよ」。
立派って。センセそれ褒めてないし慰めでもない。
はいここで統計取るねー。
痛風、糖尿、高血圧、高脂血症、メタボ、ガンマ高でないひと手をあげてー。
四十路あたりから気にしだすそんなワード。
しかし私はひるまない。それをすらテコにしてQOL、アゲアゲに。
えーんマック〜すき家〜から好し〜ホルモン〜😭と内心涙ぐんでるであろうT兄も、お夜食に納豆を食べるようになった。納豆は痛風にすっごい、いいと教えたの♪
お酒も
「え?ビールも500mlまでならいいんだってよ😆」と自ら調べたりしていた。
お肉もお魚も要は過度に摂るなってだけ。私も高いと信じ込んでいたが海老やイクラなどのプリン体は思っていたよりずっと低い。ワタつきの焼魚や臓物系は高いが禁止、じゃない。
おなかも出ちゃったと落ち込んでた彼だがこの状況、ダイエットにうってつけ。しかも飲み食い&作るの大好き水宮がお嫁ですからね、無問題。
私が太れなくなり、でも飲み続けてても健康でヒザも治ってきちゃった経緯とヒミツについてはこれもヒマで興味ありゃ過去記事で。
最近の、一人でいる時のごひん。1月くらいはお弁当作り始めた関係でややヘヴィめ。
今はダイエッティー(なにその言葉。でもなんとなく汲んで)なT兄が質素なおむすび🍙だけとかのリクエストになったので、残飯処理でおなか苦しくなることも減りました。彼の痛風によって私の健康も守られたのだった。
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作り方など書くも恥ずかしい。リュウジさん完コピと勝手な自己流。上手でもないし。
ただ、自分以外の人にも料理することになって変わったことは、呼吸が深くなったこと、姿勢が良くなったこと、集中度が増したこと。
変わらないのは音楽かけてリズム取ったり踊ったりしつつ♪
「料理超面白〜い❣️」とニカニカしてること。
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☝️そだ❗️と温め平たくのしてフライパンで空焼きし、そこへ熱い中華あんをジャ〜😋
で、おこげ。かー❗️ビール進むわ〜❤️
既製品も下手な手料理も何でも美味しい。
美味しい❗️って感じて思わずにっこりしちゃうことはすごい。少々の気鬱などフッ飛ぶ。
これを自分で作れたんだ❗️という感慨があるとうれしさは倍。安い材料で上手く出来たとなればさらに倍。
かつて激しやすく猛ビビりだった私が子猫と一緒に笑って見送り、出迎え、そしてまた笑っているうちすぐに彼は痛風のことを言わなくなった。投薬もまだなのに。訊くと「なんかそんなでもなくなった」とケロリ。
猫(小次郎)は屈託しやすく表現の不得手な彼が唯一素直に笑顔を見せられる存在だ。
実は彼は私に直接笑顔を向けたり手を握ることすらしない。というより多分出来ないでいる。
大好きな猫を可愛がりたくて、そして猫ごしに私に笑いかけ触れるために、彼はまだ住まいもままならなかった今年の初めから猫を欲して保護子猫を探し出してきた。
そう。猫を通して私にそうしてくれているのだと分かる。そうしてやってきた小次郎は小次郎で子どもながらにきちんと私たちの想いを反映し、異議あればきちんと謀叛を起こしてくれる。私たちが健やかでなんの心配もせずに笑っていれば、小次郎は「じつに心地いいですよね」と健やかに育ち、遊んだり甘えたりくつろいでいる。
小次郎と少しだけ昼寝。フアフアの毛布。そのフアフアをよりグッと味わいたいのでスリップ一丁かマッパ。香水ちょっと。好きな音楽うすーくかけて。
ああ気持ち良くて死んじゃう。即爆睡。10分から30分後、自動的に起きる。
今朝久しぶりに音楽を止めて作業をしていると、窓の外であの鳥が鳴いた。
夢のようなあの声。あの青い鳥。
イソヒヨドリが帰ってきた。