産業医が見た生理前の不調が職場に及ぼす影響
〜月経が軽い女性上司が同性部下に厳しいことも〜
バイエル薬品が制作し、婦人科などで配布している冊子(『生理前カラダの調子やココロの状態が揺らぐ方へ PMS 月経前症候群』)によると、約74%の女性が、月経前や月経中に身体や心の不調(月経随伴症状)を抱えているという。
月経随伴症状とは、月経前はPMS(月経前症候群)やPMDD(月経前不快気分障害)、月経中は月経困難症と呼ばれる症状だが、日本ではまだあまり知られていない印象だ。
しかし、月経周期により精神状態や体調が変化することに気づき、悩んでいる女性は少なくない。
一方で近年、共働きが当たり前になり、生涯にわたって働き続ける女性は増えている。働く女性たち、そしてその周囲の男性たちは、女性の約7割が抱える月経前や月経中の身体や心の不調に、どのように対処しているのだろうか? 産業医と心療内科クリニック院長を務める内田さやか先生に、PMS・PMDDに関する企業内の現状を聞いた。
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