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2023年1月の記事一覧
「ファンクブルースの激熱ライブ」The James Cotton Band. Live& On The Move!! (1977)
今回からマイナーなアルバム、ミュージシャンの紹介をするときは短い紹介文を付けてみました。
ブルースも60年代に入るとソウルに押されてしまい段々とその人気は失われていきます。そんなブルースミュージシャンのうちある者は白人のロックミュージシャンと組んで若いロックファンに接近し、またある者はファンクに接近します。後者がローウェルフルソンでありジョニーギターワトソンであり今回紹介するジェイムスコットンです
Jose Feliciano. For My Music … Mother Music(1974)
ホセフェリシアーノは気になっているけどあまり聞けていないので他のアルバムとの比較はできないですが以前紹介したフェリシアーノ!比べるとソウル度、ファンク度が上がっていています。実際プロデュースにスティーブクロッパーを迎え、曲はギャンブル&ハフ、スティービーワンダー、スティーリーダン、レニーウィリアムス(TOPのリードシンガー)とソウル系の人ばかりです。
メンバー
ホセフェリシアーノ:ボーカル、ギタ
Cannonball Adderley. In Chicago (1959)
本作はメンバーを見れば分かる人もいるかもしれませんがこの頃のマイルスデイヴィスのグループからマイルスを抜いた編成です。おそらく怖い親分がいないから俺たちのやりたいようにやろう!とキャノンボールは言ったのでしょう。同じメンバーで録音されたマイルス作品よりもリラックスした音で曲によってはアフタージャムを聴いているかのようです。
メンバー
キャノンボールアダレイ:アルトサックス
ジョンコルトレーン(ト
Stevie Wonder. Down To The Earth (1966)
評論家からは前史としてあっさり片付けられる自分で全てをやる前のスティービーも個人的にはいい曲が多いのでそれ以降と同じくらい好きです。本作は選曲が白人市場を意識したような感じでベスト盤に入るようなこれぞモータウンサウンドと言えるような曲たちと比べると少し古く聴こえる曲もありますがいい曲も多いです。
A Place In The Sun
ちょっと哀愁漂うミディアムナンバー。人気があったようで長いこ
Joe Cocker. With A Little Help From My Friends (1969)
ジョーコッカーの1STにしてタイトルにもなったビートルズのカバーがヒットした本作は新人とは思えないくらい豪華なミュージシャンを起用し英米の両スタジオで録音されました。結果は評価、セールス共に高評価を記録しました。そして今聴いても充分かっこいいです。余談ですがジャケットが昔のB級ホラー映画のポスターみたいです。
メンバー
ジョーコッカー:ボーカル
デヴィッドベネットコーエン(1)、ジミーペイジ(2
Paul Jackson. Black Octopus (1978)
70年代後半は毎年のようにハービーハンコックが来日して何かしら録音を行いそれがレコードとしてリリースされました。78年にリリースされた本作はベーシストポールジャクソンのファーストアルバムです。かなりのプレミアのついている本作ですが去年の12月にディスクユニオンが再発。(僕が初めて購入した新品のLPが本作です。)紋付袴を着てベースを構えるポールと荒々しいフォントで書かれたタイトルはちょっとかっこいい
もっとみるHubert Laws. Afro Classic(1970)
ヒューバードロウズはデビュー前のクルセイダーズのメンバーでもありヒューストン青年交響楽団のソロイストでもありジュリアード大学院ではクラシックのフルート奏者のレッスンを受けていたという少し変わった経歴のミュージシャンです。そんな彼がクラシックをジャズ風にアレンジしたりクラシック的なストリングスを使ったレコードを制作していたCTIと契約するのは不思議ではありません。本作は5曲中3曲がクラシックのカバー
もっとみるHubert Lows. The Rite Of Spring(1971)
本作はCTIからの3作目のアルバムで前の2作はクラシック以外の曲のカバーもあったものの全曲がクラシックのカバーでそのうえクラシックよりの編曲で曲によってはジャズの要素がほとんどないという異色盤です。
メンバー
ヒューバードロウズ:フルート
ジーンパートンシーニ、スチュアートシャーフ:ギター
デイブフリードマン:ヴァイブ、パーカッション
ボブジェイムズ:キーボード
ロンカーター:ベース
ジャックデ