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旅とか散歩とか道草とか

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外出全般について語ります。
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記事一覧

■「迷路のまち」散策小話(小豆島編)

●小豆島土庄町はどのぐらい迷路だったか  瀬戸内海に浮かぶ小豆島に「迷路のまち」がある。…

宮田珠己
1年前
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■迷路の町横須賀を歩く

●ドンツキ協会の齋藤さんと横須賀へ  ドンツキ協会の齋藤佳さんと知り合ったのは何年前だっ…

宮田珠己
1年前
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■迷路好き悶絶! 飛騨金山の「筋骨めぐり」

●迷路を求めて飛騨金山へ  どこかに迷路状の町があると聞けば、じっとしていられない。  …

宮田珠己
1年前
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東京湾観音の素直な迷宮

●東京湾観音のユニークさ  私はかつて日本全国の巨大な仏像を巡って『晴れた日は巨大仏を見…

宮田珠己
1年前
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和歌山県雑賀崎の迷路っぷりに惚れる

 雑賀崎はその名前からもわかるように戦国時代、石山合戦で織田信長と戦った雑賀衆が城を築い…

宮田珠己
2年前
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さらに新連載「旅はフェリーに乗って」スタート

 9月発売の雑誌「地域人」85号にて新連載『旅はフェリーに乗って』が始まりました。  フェリ…

宮田珠己
2年前
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新連載「センス・オブ・ワンダー」

亜紀書房のWEBマガジン「あき地」にて、新連載「センス・オブ・ワンダー」はじまりました。東京を散歩しまくるエッセイです。 「センス・オブ・ワンダー」というと、『沈黙の春』を書いたレイチェル・カーソンの遺作のタイトルと同じのように見えますが、レンチェル・カーソンの「センス・オブ・ワンダー」は、   Sence of Wonder(大自然の不思議を感じとる感性) 一方、私の「センス・オブ・ワンダー」は、   Sence of Wander (散歩を楽しむ感性) で、カタカナにす

多摩ニュータウンの遊歩道に極上の迷路を見た

■1■ 多摩ニュータウンの遊歩道  私は思春期のほぼすべてを大阪の千里ニュータウンで過ご…

宮田珠己
2年前
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オホーツクの熊

    網走市の郷土博物館で素敵なものを見た。  熊の彫像である。  柔らかく愛らしいフォ…

宮田珠己
2年前
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ものすごい将棋盤

 ものすごい将棋盤を見た。  JR天童駅に併設されている将棋資料館内には、複数の将棋盤が…

宮田珠己
2年前
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日本最高の歴史的建造物は、金沢の妙立寺だ

 迷路のような建造物に興味がある。  迷路に限らず、複雑に入り組んだものや、カラクリのあ…

宮田珠己
2年前
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旅で、文庫本をメモにする

 旅行にはいつも文庫本を持っていく。  1週間程度の旅行なら5冊もあればいいかなと思う。…

宮田珠己
2年前
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斑鳩寺の地球儀

 コロナ前まで小学館のサライで、博物館めぐりの紀行連載を書いていた。  旅先ではたいてい…

宮田珠己
2年前
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タイムマシンは風呂だった

 趣味のひとつに博物館めぐりがあるんだけれども、以前、琵琶湖のほとり東近江の能登川博物館で、タイムマシンを見た。  琵琶湖周辺の家庭には、昭和の頃までタイムマシンがあったらしい。  よく見れば樽に窓付き扉をつけたものらしいとわかるが、一度中に入ったら、入ったときと同じ姿で出てこられる気がしない。それどころか出てこられない可能性のほうが高い気がする。どこか知らないところへ飛ばされるのだ。  いったいこれは何か。  実は風呂なのだった。  琵琶湖近辺の博物館にいくつか展示さ