「すいません」より「ありがとう」を使う”3つ理由”
日々、社会で過ごす中で
相手にお礼を言うタイミングは
数知れず訪れます。
仕事を手伝ってもらったとき。
家事をやってもらったとき。
友達からプレゼントされたとき。
こちらからお願いする場合もあれば、
ときには予想できない場合もあります。
そうした場面で、ついつい口ぐせのように
「すいません」と使っていませんか。
じつは、その口ぐせは
あまりオススメできません。
たしかに…
かしこまった気持ちを表現するために
「すいません」は多用します。
ただ、
つねに「すいません」を使うのは、
少々いただけません。
場合によっては、
「ありがとう」という言葉を伝えたほうが
多くのメリットを得られます。
今回のテーマは、
「すいません」より
「ありがとう」を使う理由です。
どうして、「すいません」より
「ありがとう」は良いと考えるのか。
3つの理由から解説していきます。
ぜひ
共感していただけると幸いです。
では、いきましょう♪
✔自分を大切にできる
「すいません」と発すると、
言われた相手の立場は”上”になります。
そして、あなたの立場は
言った相手の下になります。
じつは、この現象は個人的に
いかがなものかなと考えます。
というのも、必要以上に
自分の立場を下にする必要はないように
思います。
もちろん、
会社の上司や取引先の方、
年齢の上の方であれ、
いったんは自分の立場を下にして
対応することは大切な心構えです。
目上の人を敬う気持ちは、
社会を生きるために忘れてはいけません。
ただ、上記以外の方であれば、
必要以上に「すいません」と
言わなくて良いケースは多々あります。
対等な立場を保つからこそ、
相手にたいして「ありがとう」と
お礼の言葉を使うのは間違っていません。
✔言われた相手は
気持ち良い
何かしら手伝ってもらったうえで
「ありがとう」と伝えると
大概の人は喜びます。
そんな…「ありがとうなんて使うな」
と言う大人はいないはずです。
反対に、好意で手伝ったはずなのに
「すいません」と言われると
「手伝うな」と否定されたようで
スッキリしない印象を受けます。
「すいません」のベクトルが
自分に向いているからこそ、
受け手にとっては
嫌な印象を持つ人もいるでしょう。
だからこそ、
手伝ってもらい純粋に嬉しいときは
「ありがとう」と伝えるべきです。
「ありがとう」は相手にたいして
素直な気持ちを表面化できる
大切なコミュニケーションなのです。
✔相手の顔を見れる
あなたは「すいません」というとき
相手の目を見ながら言いますか。
おそらく
多くの人は目を合わせず、
申し訳なさそうに言うはずです。
でないと、
相手に失礼な印象を持たれそうに
感じるからです。
反対に「ありがとう」と伝えるとき、
何の違和感もなく相手の顔を見て
伝えられるものです。
相手の顔を見る行為は、ふだんの生活で
中々に達成できないものです。
ジロジロと顔を覗いていると、
最悪の印象を持たれるでしょう。
そういう意味では、
相手の顔を見れる最高のキッカケを
「ありがとう」は提供してくれます。
そして、「ありがとう」と言われた
相手の喜ぶ顔を見れるのも
素晴らしいメリットですよね(^^♪
* * * * *
「すいません」は、便利な言葉だからこそ
ついつい多用しちゃいますよね。
わたしも日々の生活で、
ポロっと「すいません」と言います。
「すいません」という言葉自体は、
謙虚な気持ちの表れ、相手を敬う気持ち、
「お伺いを立てて申し訳ありません」
という行動…
そういった相手へのリスペクトを込めて
使われているのは間違いありません。
ただ、どうせなら
相手に喜ばれる言葉を選びたいものです。
喜ばれる言葉こそ
「ありがとう」
「ありがとうございます」
「助かります」など…
感謝の言葉を伝えることです。
もしも、今後も
「すいません」と言いそうになったとき、
「あっ!ありがとうのほうを優先しよう」
と考えてくださると、作者冥利に尽きます。
あなたのより良い
人間関係の助けになれば幸いです。
では、また。
失礼します。