「怒ったことありますか」と言われて思ったこと。
先日、後輩くんから
「shogoさんって、
怒ったことありますか」
と聞かれました。
「う~ん、最近はないな…、
若い頃はあったけど、数えるぐらいかな」
と返答。
う~む、
これは後輩くんに舐められているのか。
いや、親近感を抱いてくれているのか。
ポジティブに捉えて
「話しかけやすい先輩」という位置付けで
自分なりに納得します。
さて…
冒頭のくだりのとおり
わたしはめったに怒りません。
どうして、
”怒り”を出さないのか。
イライラ、ムカムカして
怒り散らさないのか…
それは、わたしの中にある
ひとつの指標のおかげです。
ズバリッ!!
『他人に期待しない』です。
なぜ、他人に期待しないだけで
怒りは表へ出てこないのか。
日頃のコミュニケーションの
参考になれば幸いです。
では、いってみましょう(^^♪
✔期待するから
怒りたくなる
人間関係のいざこざのトップ3は
「あれ、やってくれた?」の
他人への期待感です。
「あの人なら、言わなくても分かる」
「この人なら、やってくれている」
他人への期待してしまうのは
だれしも経験あるでしょう。
そして、
期待したときほど
裏切られたときのショックは
計り知れません。
ましてや、大きな期待を寄せるほど
押し返された”裏切り”は、
見事に「怒り」へと変貌します。
「あれ、やってってお願いしたのに…」
と、ふつふつと煮えたぎる怒り。
まさに他人への期待感によって
怒りは誘発されています。
だとすれば、
他人へ期待しなかったら
どうでしょうか。
・・・
・・・・・・・??
あれっ!?
「怒り」って生まれませんよね😅
だって、最初から期待していないから
自分の望むような行動をしなくても
「まっ!期待してないから当然だよね」と
諦められます。
たとえば、
タンスの角に足の小指をぶつけて
「痛いっ!!」とはなるものの
怒ったりはしませんよね。
もしかして、タンスに向かって
「なんで、そんなところに居るんだよ!」
って、怒ったりしますか。
しませんよね💦
それは、そもそも
タンスに期待をしていないからです。
✔自分都合で
他人に期待しない
ちょっとだけ
グレードアップしたお話しを
させていただきます。
正直、期待はしていいんです。
ただ、自分都合で
他人へ期待してはいけません。
自分都合とは、
「自分だったら、やってるのに…」
「自分だったら、ここまでやるのに…」
といった物事の主軸を”自分”に置き換えて
話を考えることです。
人間関係において、自分を大切に考え
発言するのは一見、正しそうに見えますが…
よくよく考えると
”相手”の存在があるからこそ
人間関係は成り立つもの。
つまりは、
相手も相手の考えがあります。
その相手の考えを理解せずして
自分都合で期待をしていては
ことあるごとに裏切られ感を抱いて
怒りに身を任せてしまうでしょう。
他人にも他人の都合があります。
だからこそ、他人の都合にたいして
期待するのはありだと
わたしは考えます。
* * * * *
わたしは、
後輩くんの成長を期待しています。
物覚えの悪く
教えたことを何度も聞いてきますが、
それでも根気強く教えます。
それは、後輩くんの
底知れぬ成長する姿を望んでいるからです。
さて、明日は
何を聞かれるかな…
楽しみです♬
では、また。
失礼します。