小さな旅・思い立つ旅|日本の建築文化と歴史を愛でる古寺巡礼[飛鳥から江戸まで、現代に息づく9つの足跡]
平安・江戸・令和
日本の人口が停滞・減少した時代はこの3つ
2024年、日本の人口は80万人くらい減少する予定。山梨県や佐賀県の全人口が1年でいなくなるほどのインパクト。毎年、一つの都道府県がなくなる時代って想像もできない。。
そんなときは歴史に学ぶ
日本の長い歴史の中で、人口が停滞した時代が2つ。一つは遣唐使を廃止した平安時代で、もうひとつが鎖国の江戸時代。外国に対して国を閉ざし、大きな経済成長と人口増加がない代わりに、日本の根幹を成す独自の文化が醸成される。
国風文化
かな文字、和歌、神殿造、大和絵、枕草子
江戸文化
俳諧、浮世絵、歌舞伎、書院造、街道、寺子屋
令和文化
国風文化、江戸文化に次ぎ、日本文化が花開く時
500年先の未来の小学校で、令和時代についてこんなふうに語られるかも、と想像するとワクワクしてしまう。
ということで、飛鳥から江戸まで時代を遡り、現代に息づく9つの古寺の足跡を辿る旅でもどうでしょう、という話。
飛鳥時代
法隆寺|世界の木造建築界の奇跡の宝物
奈良時代
東大寺|世界最大の木造古建築
平安時代
比叡山延暦寺|最澄による天台密教
高野山金剛峯寺|空海による真言密教
鎌倉時代
南禅寺|京都五山の別格を誇る南禅寺
室町時代
鹿苑寺|金閣 華やかな北山文化
慈照寺|銀閣 わびさびの東山文化
安土桃山時代
大徳寺|禅の美学の至宝
茶室:孤篷庵 庭:高桐院
作庭家、建築家、茶人である小堀遠州による茶室は、水平線で切り取られた借景に遠州美意識が感じられる。
江戸時代
萬福寺|臨済宗、曹洞宗に並ぶ三禅宗
関連記事
映画|インド
本|日本文化と建築
旅|神社
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?