⑤製本所に同人誌作成の注文をしよう(本番)
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この記事では、「短歌の同人誌を個人で作成し、文学フリマ等で販売する」ことを目的に試行錯誤するようすを書いていきます。
短歌の同人誌を作りたいと考えている人の参考になればうれしいです。
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前々回の記事では届いたお試し冊子を確認し、原稿の修正をするという作業について書きました。
今回はもう一度お試し印刷をした後で実際に本番データを入稿するまでについて書きます。
お試し印刷が届いた(2回目)
表紙やら原稿サイズやらノンブルやらを変えて、2度目のお試し冊子がきた。
それがこちら。
この前にお試し印刷したやつと比べるとかなり印象が違う。
だいぶ本っぽくなったんじゃない?
嬉しい!
あと、大きさはやっぱりこのくらいがちょうどいいな。
ここでも問題発生
しかしここでも問題発生。
発注した表紙の色と、実際に印刷された色が違う!
よく調べてみると、色にはRGBとCMYKという種類の色の表現方法があるらしい。
WordではRGBだが、実際に印刷されるのはCMYKなので違いが生じるとのこと。
知らないってそんなの…
RGBの画像がCMYKだとこう見える、というのを確認できるサイトがあるので下に貼っておきます。
うーん、印刷に関しても知らないことばかりだし、Word原稿では太字なのにPDFにすると太字じゃなくなったりするし、意味わからないこと多すぎる。
※上記のケースと全くおんなじ事が起きる。なんで?
へこたれそうだよ〜
2回目のお試し印刷でも直すところ満載なのに、時期的にはもう本番データを入稿して本を印刷してもらわなきゃならない。
連作のタイトルがなんかガタガタしてたり、直すところがいっぱいだよ…
ふせんついてるとこ全部直す必要あり。
めんどいよう。
なんとか修正したが、果たして
とりあえず修正はした。
そしたらいよいよ本番の注文だ。
今まではお試し印刷だったから一冊だけだったけど、
こんどはどーんと多く注文するぞ。
例によって短歌の友人たちに相談したときは、私が
「とりあえず50部注文しようと思ってて……」
と言ったら口々に
「足りないよ」
「80は要ると思う」
と言ってくれたので驚いた。
ほ、ほんとに?
「通販でも売るなら50部以上あってもいいんじゃない?」
と言われ、それは確かに、と納得した。
でも、「文学フリマ 出店」で検索すると「あんまり売れなかった」という情報も出てくるし……
知り合いそんなに多くないし……
客引きとかするの苦手だし……
とぐじぐじ悩んだが、
「もっとたくさん必要だよ」
と言ってもらえることがどれだけありがたいか、と気づいた。
それに実際には全然売れなかったとしても、通販でも販売する予定だし、どこかの歌会に持って行ってその場で売ってもいいし、次回の文学フリマ東京に持って行ってもいいじゃん!
絶対にその場で全部売り切らなきゃならないってわけじゃないんだし。
というわけで、100部、注文しました。
当初の倍です。
80部でもいいかなーと思ったけど、なんかもう100でいっか!ってなっちゃって……
不安はありますよ、部屋が狭いのに在庫をどこに置くのかとか。
全然売れなかったらむなしさ半端ないだろうなとか。
でもやってみなきゃわかんないでしょ!
通販(BOOTH)でも売る予定だし!
なんかすごい売れてくれ、頼む!!!!!
本番データ、何度見ても不安
原稿の確認は何度もしてる。
でもどこか間違ってるんじゃないかと心配だ。
入稿するのが怖い。
入稿したらもう直せない。
誤字とか、表記ミスとか……。
間違ったものが100部できあがってきたらと考えるとうわああああとなる。
しかし、いつかは入稿しなければならならない。
入稿しなければ、本はできないからだ。
うん、大丈夫、もくじはOK。
タイトルも間違ってないし、短歌にも誤字はない。
ページのバランスも調整してあるし、
PDFにした際のフォントも全部「埋め込みサブセット」になってる。
(これになってないとなんかダメらしい)
よし、いくぞ。
……でもやっぱ明日もっかい確認してからにしよ?
とかで全然入稿できません。
いずれはしますけど。そりゃね。
では、今回はこんなところで……
あ、でもおまけもあるのでよかったら。有料ですけど。
おまけ
最近のできごと(日記)
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4/14(金)
本の印刷依頼をした。表紙の色おかしいな。
RGB? CMYK?
昼はレジンアクセサリーを作って、気が付いたら手が汚れてて、ありとあらゆる場所がべたべたになってて、怖かった。
手袋しないとだめだ。
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