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挑戦する1年をはじめよう 〜2025〜
こんにちは、「笑顔工学」の専門家、木村光範です。
笑顔工学って何??という方は、ぜひ自己紹介をご覧ください!
2025年元旦の記事です。本年もどうぞよろしくお願いします!
新しい年を迎えるにあたり、「今年は何か挑戦してみたい!」「でも、失敗したらどうしよう…」という思いをお持ちの方も多いと思います。
私自身も、いままで、会社経営や、いろいろな活動で、そして家庭でも、失敗をたくさん繰り返してきました。今でも失敗続きかもしれません・・・
失敗の度に落ち込んでいたこともありましたが、今では、笑顔で過ごし続けることができています。
失敗を学びととらえ、苦難に笑顔で向き合う心になることができれば、ずっと笑顔で居られるわけですが、言うは易し、なかなか実際には難しいものです。
今年2025年は、社会やテクノロジーが大きく動く転換期だと言われます。こういう時こそ、変化をポジティブに捉え、新しい挑戦を楽しんで行う考え方、そして失敗したとしても、それを糧にして笑顔で向き合っていく心が大切だと思います。
元旦の記事は、失敗を恐れずに一歩踏み出すための考え方と、詫びや感謝がもたらす力をお伝えしたいと思います。
自分自身も忘れがちなこと、実践しきれていないことを、こうやって書くことによって忘れないように、実践できるようにしよう、という、今日は自分のための記事でもあります。
でも、もし良かったら最後までお付き合いください。
変化を「楽しむ」心
大きな波をチャンスに
いろいろな識者が「2025年は日本にとって大きな転換点になる」と語っています。人口動態の変化、国際情勢の揺らぎ、そしてAIをはじめとしたテクノロジーの進化・・・どれをとっても不確実性を高める要因かもしれませんが、そこを「面白そう」と感じられるかどうかが、未来を明るく変える鍵だと思います。
私の会社経営でも大きな波に乗り損ねたことが、何度もありました。
不確実性を楽しめる心持ちになれていなかったので、結果的に、風をとらえることができなかったのだと、今では理解しています。
失敗の先に生まれる笑顔
「小さな挑戦を積み重ねるうちに大きな成果が生まれる」という考え方は、どんなに波乱万丈の時代にも通用します。もちろん挑戦の過程で失敗はつきものですが、その失敗が次の笑顔を生み出す「種」と考えてみると、不安よりもワクワクが先立ちませんか?
「詫び」が生み出す学びと笑顔
多くの人は、「失敗したらどうしよう」「謝るのが怖い」という思いを抱えるかもしれません。しかし、詫びることには大きなパワーがあります。
詑びることで「心」が整理される
失敗を隠そうとしたり、うやむやにしてしまったり、人のせいや時代のせいにして言い逃れしようとすると、後々まで心に重荷を抱え続けることになります。私自身も過去、大きなプロジェクトを頓挫させたり、経営判断を誤って仲間に迷惑をかけたりしたとき、謝るのが怖くて、人のせい、時代のせいにして逃げていました。でも、これでは、どんどん笑顔が失われていきます。
心からのお詫びと感謝ができるようになって、人のせいにせず、「ごめんなさい、そしてありがとう」と伝えることができれば、自分自身の心の問題となり、前を向くエネルギーが湧いてくるものです。
「詫び」が人間関係を深める
過ちを認めて誠実に詫びると、相手が本当に怒っていたとしても、そこから理解や共感が生まれるケースが多いです。社会心理学の研究でも、謝罪が相手との信頼関係を修復し、むしろ強くすると示されています。一度トラブルがあっても、うまく詫びを伝えることで「人間くささ」や真剣さが伝わり、結果的に人間関係が深まる可能性があります。
「詫び」は自分自身の成長の起点
お詫びをするのは、相手のためだけではなく、自分がもう一度立ち直るための行為でもあります。失敗を真摯に振り返り、そこから学びを得たとき、新しい挑戦のモチベーションが生まれます。「次は同じ過ちを繰り返さない」という決意が、挑戦をよりポジティブに後押ししてくれるのです。
「詫び」を通じて心を軽くし、自分も相手も笑顔を取り戻すことこそが、新しい年に「失敗を恐れず挑戦する」ための大きなポイントだと私は感じています。
失敗を恐れず一歩を踏み出すための考え方
小さな挑戦でも価値がある
「組織改革をしなきゃ」「大きな新事業を立ち上げなきゃ」と意気込むと、逆にハードルが高くて動けなくなることがあります。「すぐできること」から、まずやってみるのが新年のコツです。
例えば以下のような、すぐできるチャレンジをしてみてはどうでしょうか。
「毎朝5分だけ音読」チャレンジ
読もうと思って読んでいなかった本や、繰り返し学ぼうと思っている本を、毎朝5分間音読する習慣をつくります。
声を出すことで脳が活性化し、集中力を高める効果が期待できます。同時に文章力も磨かれます。
3人にありがとうを伝える
毎日3人以上に「ありがとう」を伝えます。家族・友人・同僚・取引先など誰でも良いです。感謝の言葉を口にすると、自分の気持ちもあたたかくなり、人間関係が深まります。小さな積み重ねが周囲にプラスの連鎖を起こします。
こうした小さな積み重ねがいずれ大きな波を乗りこなす土台になると考えましょう。私も実践します。
詫び・感謝・挑戦の循環
詑び: まず、過去の失敗やすれ違いを素直に詫びる。
感謝: お世話になった相手や仲間に改めて感謝を伝える。
挑戦: 気持ちがすっきりしたら、新しい挑戦へ踏み出すエネルギーが湧いてくる。
この循環は、心を明るく保ちながら変化を楽しむための大きな助けとなります。詫びがスタート地点になっていることに注目してください。年初だからこそ、思い切ってこのサイクルを始めやすいのではないでしょうか。
波乱の時代だからこそ「ネタ」にアンテナを
誰の周りにでも、面白いネタ、新しい事業のネタ、さまざまなネタが転がっています。あとは、アンテナを張るだけ。
波乱の時代ですから、普段なら起こらないような面白いことがたくさん発生しています。それを「面倒だ」ととらえていては、新たな一歩は踏み出せません。しっかりアンテナを張って、ネタを探そうとしてみると、気づきや学びが増え、結果的に笑顔も増えていきます。
未来に向けた「仕込み」を今始める
「いつかやりたい」と思い描いていたことを、このタイミングで小さくてもいいから始めてみませんか?新しいスキルを学び始める、誰かにアイデアを話してみる、関連する本を読む・・・これらの「小さな仕込み」が、未来の大きな可能性につながるのです。
準備に時間をかけた分だけ、未来が具体的な形となって動き出す可能性が広がります。ほんの少しのアクションが、数ヶ月後や数年後に思わぬチャンスや成果をもたらしてくれることがあります。
小さい一歩、例えばこんなことから
日々の小さな行動が未来を引き寄せる鍵となります。
アイデアを書き出す: 頭の中で考えるだけではなく、ノートやアプリに「やりたいことリスト」を書き出してみましょう。それを目にするだけでも頭が整理でき、モチベーションが高まります。面倒なら音声認識を起動して気づいた時に話すだけでも充分です。
習慣化する: 毎日10分だけでも「未来のための時間」を確保してみてください。読書、スキル練習、ネットワーク作りなど、小さな積み重ねが未来を大きく変えます。
誰かに話してみる: 友人や同僚に自分の考えを話すと、予想外のアイデアや協力を得られることがあります。そして後戻りもしづらくなるので実現可能性が高まります。「一人では無理」と思っていたことが、意外に身近な助けを得て実現に近づくこともあります。
今始めることが、未来を豊かにする
未来への仕込みを始めることで、今の生活にも良い影響が生まれます。
焦らず成長できる
長期的な視点を持つことで、プレッシャーから解放され、日々を楽しみながら成長できます。機会に敏感になれる
準備をしていると、自分にとって有益なチャンスを見逃しにくくなります。自信がつく
小さな成功体験が自信を生み、さらに大きな挑戦へのモチベーションを育てます。
日々の実践:詑び・感謝・挑戦で笑顔を増やす
たとえ最先端技術を導入しても、そこに居る人のマインドが暗いままでは効果が半減します。詫び・感謝をベースに心を明るく保つことこそ、変化を楽しむ土台といえます。
感謝が笑顔を広げる
多くの失敗を経験しながらも私は「周囲の人(親祖先、家族、仕事仲間、団体仲間など)への感謝」を日々唱えることで、心の持ちようがガラッと変わるのを感じました。失敗を詫びたその先に、相手が協力してくれる喜びがあり、さらに新しい挑戦へのモチベーションが生まれるからです。
技術は共に成長するパートナー
新しいAIツールやDXの取り組みを導入するときも、スタッフが互いの苦手分野をフォローし合う環境を作ると、スムーズに導入しやすくなります。失敗したらすぐ詫びて改善に回す、データをシェアして活かす、そんな文化が「挑戦を恐れない組織」を育てます。
2025年を楽しむための具体的アクション
詫びる・感謝する・共感するという3つの行動を意識することで、2025年をより充実し、楽しい年にすることができます。これらは単なる道徳的な行動ではなく、コミュニケーションを円滑にし、自分自身の成長や周囲とのつながりを深めるための強力なツールです。
詫びる:謙虚さを取り戻し、信頼を築く
完璧な人間はいません。仕事や人間関係でミスや行き違いは起こるものです。大切なのは、その際に「誠実にお詫びできること」。お詫びは、相手との信頼を修復し、さらなるコミュニケーションの扉を開く行動です。
具体的なアクション
迅速に詫びる
何か問題が起こった時、まずは、なるべく早くお詫びします。「ごめんなさい」の一言が早い段階で相手の感情を和らげます。具体的な言葉を使う
「何について詫びているのか」を明確に伝えます。例えば、「先日の会議であなたの発言を遮ってしまったこと、申し訳ありません」と、具体的に述べることで誠意が伝わります。行動で示す
お詫び後は、同じミスを繰り返さないための行動を起こしましょう。お詫びに行動が伴うと、相手の信頼が回復しやすくなります。
効果
「詫びる」ことで、相手はあなたの誠実さを感じ、信頼関係が深まります。また、自分自身も謙虚な姿勢を保ち、さらなる成長につながります。
感謝する:前向きな環境を作り、自己肯定感を高める
なぜ「感謝する」ことが重要か
感謝の気持ちは、ポジティブな環境を作り、自分と相手の両方に幸福感をもたらします。特に現代の忙しい社会では、感謝の言葉が抜け落ちがちです。しかし、些細なことにも感謝を表すことで、人間関係が円滑になり、周囲からも信頼される存在となります。
具体的なアクション
日常的に感謝を伝える
たとえ小さなことでも「ありがとう」と言葉にしましょう。例えば、「ランチを作ってくれてありがとう」「忙しい中、相談に乗ってくれて助かりました」と具体的に伝えることで、相手も自分も温かい気持ちになります。感謝を記録する
毎日寝る前に「今日感謝したいこと」を3つ書き出してみましょう。感謝を記録する習慣が身につくと、日々の生活の中でポジティブな出来事に気づきやすくなります。相手を通じた感謝を意識する
誰かの努力や存在に感謝を伝えるとき、その背景にある「その人を支えた人々や環境」にも思いを馳せてみましょう。感謝の視点が広がります。
効果
感謝を伝えることで、周囲との関係が深まり、信頼が高まります。また、自分自身も幸福感が増し、困難に対して前向きに立ち向かえるエネルギーが湧いてきます。
共感する:相手を理解し、つながりを深める
なぜ「共感する」ことが重要か
共感は、相手の立場に立って物事を考え、感情を共有する行為です。相手が理解されていると感じることで、深い信頼が生まれ、より親密な関係が築かれます。
具体的なアクション
相手の話に耳を傾ける
共感の第一歩は、相手の話を遮らずにじっくり聞くことです。「どう感じているのか」「何を伝えたいのか」を理解しようと努めましょう。言葉で気持ちを確認する
「それは大変だったね」「すごく嬉しかったんだね」と相手の感情を言葉で確認すると、相手は「分かってくれている」と感じやすくなります。表情や声のトーンを合わせる
共感を示すには言葉だけでなく、表情や声のトーンも重要です。相手の感情に寄り添うような態度を意識しましょう。
効果
共感は人間関係の基盤を築きます。相手に安心感を与えるだけでなく、自分も相手を通じて多くの気づきや学びを得られます。
詫びる・感謝する・共感するが生む未来
2025年をより楽しく、意義深い年にするためには、詫びることで謙虚さを持ち、感謝することでポジティブな環境を作り、共感することでつながりを深めることが重要です。
詫びるは、信頼を回復し、成長のきっかけを作る。
感謝するは、自分と周囲をポジティブにし、幸福感を高める。
共感するは、深い人間関係を築き、心のつながりを強める。
これらの行動を日々意識して実践することで、2025年がこれまで以上に充実した一年となるでしょう。小さな行動から始めて、周囲とともに明るい未来を築いていきましょう!
2025年、変化を楽しむ
大きな波が来るこの時代、挑戦することが成功への近道ですが、失敗を恐れて踏み出せない人も多いでしょう。そこで「詫び」の力が効いてきます。いざ失敗したときでも誠実に詫びると、相手との関係がむしろ深まることさえあります。詫びを済ませば、心も軽くなり、次のアクションへの意欲が自然と湧いてくるものです。
詫び=失敗を受け止める勇気と成長のきっかけ
感謝=相手との繋がりと笑顔を増やす潤滑油
挑戦=変化を楽しむエンジン
この3つを回していくと、変化の激しい2025年が案外楽しめる年になるはずです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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