見出し画像

2時間で硬い体が柔らかくなったお客様

こんにちは。

月リズムと連動したダイエットパーソナルトレーナー&メディカルヨガインストラクター養成トレーナーの美月まどかです。

先日、メディカルヨガ養成コースを教えているスタジオで、「体が柔らかくなるワークショップ」を開催しました。

講義1時間、ボディワーク2時間で、ワークショップが終わるころには体が硬かったお客様が、パッと見てわかるくらい柔らかくなりました。

開脚と前屈をテーマにしたワークショップ。どこにアプローチをして2時間で体が柔らかくなったのかをお伝えします。

ぜひ、楽しみながら読み進めて下さいね!


1.開脚前屈が苦手な人は、体のどこが硬いのか?

開脚ストレッチ

体が硬く、開脚前屈が苦手な人がよく口にする言葉。それは、


「股関節が硬い」


です。


股関節を開く動き(股関節外転)の可動域は45度。床に座って開脚した脚の間は90度開いていれば標準です。

しかし、どこかで目にしたやわらかい人の開脚のイメージのせいなのか、最初からそれ以上の角度を目指して開こうとしていて、自分は体が「硬い」と言っている方が多いという現実。

また、脚は開くけれど、前屈するときに背筋が丸くなる人がとても多いのです。

開脚前屈が苦手な人が本当に硬い場所...

それは、股関節、というよりは


胴体


なのです。

今回の2時間のボディワークは、ほとんどの時間を胴体へのアプローチに費やしました。

その結果...

ワークショップの最後に皆さんで開脚前屈した様子がこちらです↓

画像2

みなさんの上半身が、無理なくすーっと前に倒れていました。

股関節を開いたのは、おそらくこの時くらいでそれ以外は胴体へのアプローチでした。

なぜ、股関節を開く動きに力を入れないのか。それには、理由があるのです。


2.股関節をぐいぐい開く開脚の問題点

開脚というと、とにかく脚を開いて、固定して、キープ

というイメージがあるようで、

今回ワークショップに参加されていた方も

「今日は胴体をメインに行います」と伝えると

「え?胴体?」

という感じでした。


股関節をぐいぐい開くストレッチの問題点。

それは、靭帯が伸びすぎてしまうことです。

靭帯が伸びると、関節は緩んだ状態になります。

緩んだ関節のまま、日常動作を行うと、まず股関節が不安定になり、他の関節にも変な力がかかりやすく、体全体のバランスが崩れやすいのです。


その結果、シニア世代になったときに

股関節がいたい...

膝がいたい..

腰がいたい...

とあちこちに支障がでる可能性があるのです。


人生100年時代。健康のために始めたヨガやストレッチでも、アプローチを誤ると、体のあちこちに支障がでてしまう。これでは本末転倒です。

前半の講義では、これらのリスクを説明し、

関節をはめる

ということを行いました。関節がしっかりはまっていると体を効率よく動かせます。怪我を予防し、スポーツしている人は動きが俊敏になり、パフォーマンスが上がるのです。

3.体が柔らかくなったお客様のビフォーアフター

ワークショップ参加者の中で、ご自分で体が硬いと思っているお二人にお願いして、ビフォーアフターのお写真を撮らせていただきました。

R様

りっちゃん開脚ビフォーアフター顔ハート


R様の感想:今までずっと、股関節が硬いことが原因で、開脚も前屈もうまくできないと思っていました。今日の胴体へのアプローチは想定外で、目からうろこでした。自分の背中はこんなに硬かったんだということに気づきました。Afterでは前屈しておでこが床につきました!


H様

ひろこさん立位前屈横から顔ハート


ひろこさん立位前屈前から600

ひろこさん開脚ビフォーアフター顔ハート

H様の感想:今までは開脚しても、骨盤が後ろに倒れたままでびくとも動かず、体を前に倒せるイメージが全くわいてませんでした。 
Afterでは、体が少しでも前に倒せて手が床に届くようになりました。今までの私にしては奇跡です。自分の身体が柔らかくなるなんて、今までは信じられなかったですが、信じます!
日常の変化では、歩いている時の重心が後ろになり、今までいかに重心が前に偏っていたのが分かりました!歩きやすいです!


とのことでした。

お二人とも、2時間のボディワークで、ご自分でも実感できる変化があってよかったです!



4.自宅でできる体を柔らかくする方法

今回ワークショップで行ったボディワークの中から、ご自宅でできるものを紹介します。一番最初に行ってもらいたいものです。


背中筋膜リリース


胴体へのアプローチで、一番最初に行うのは、背骨周辺の筋膜リリースです。ワークショップでは、高級エステサロンの手技を紹介し、効率よくリリースしました。

しかし、背骨周りの筋膜が硬すぎて、手技に入る以前に、手で背中がつかめない、という方も多くいらっしゃいました。

ご自宅にフォームローラーや、テニスボールなどがあれば、道具を使って筋膜をリリースしていくと、手軽に胴体を柔らかくすることができます!

また、背骨周辺と、胴体の筋膜がうまくリリースされると、ウエストのくびれがでてきて、お顔がリフトアップする、というおまけがついてくるのです。

体を柔らかくする胴体へのアプローチは、同時にボディメイクの効果もあるのです。体って面白いですよね!

5.今日のまとめ

胴体や、背骨にアプローチすることで、体は柔らかくなり、開脚前屈がやりやすくなる。おまけにウエストがくびれて、お顔がリフトアップする。

でした。

ぜひ、日々のケアに背中の筋膜リリースを取り入れて下さいね!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


最近私が出版した電子書籍はこちら↓




この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?