![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/69381745/rectangle_large_type_2_4c60fad16aa4484785a3258ed0ff2a61.png?width=1200)
モラルハラスメントと私 ~ 茨木のり子「自分の感受性くらい」
ネットニュースで流れてきた
茨木のりこさんの「自分の感受性くらい」を読んでいて、自分についてアウトプットしたくなったので
自己紹介の端っことして書きたいと思います。
ご不快に感じる表現もあるかもしれないです。
そうしたら、そこでそっと閉じて、忘れてください。
![](https://assets.st-note.com/img/1641528218996-s5ZgX3s73c.jpg?width=1200)
茨木のり子「自分の感受性くらい」
『ぱさぱさに乾いてゆく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて
気難かしくなってきたのを
友人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか
苛立つのを
近親のせいにはするな
なにもかも下手だったのはわたくし
初心消えかかるのを
暮しのせいにはするな
そもそもが ひよわな志にすぎなかった
駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄
自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ』
自分の機嫌くらい自分でとれないと
そういう気持ちで生きてきたように思う。
わたしの状態は「モラルハラスメントを受けている」と、公的機関に言われるまで、いや、言われてからの今も
相手の言動は、わざとじゃないから、わたしにも責任があるからと言う気持ちで自分の中で向き合っている。
一筋縄では行かない。
未熟だった私。
未成年で、相手の強い言葉と態度に縮こまって、相手の言葉をまるごと信じて怯えていた。
申し込まれてお試しの交際のはずが、いつの間にか気持ちにゆとりはなくなっていた。
彼なりの優しさ、思いやり、恋愛としての要素もちゃんとあった。
だからこそ、怯える自分があることで、遠慮したり、申し訳無さを感じていた。
これが愛で、他の人間はわたしのことを好きじゃない、だれも見向きもしない、独りぼっちだと教えられた。
他の人からの本当の優しさは嘘だと思い込み、存在そのものを否定され、間違ったレッテルでコントロールされ、人間関係も仕事も含めて生きる術を失ってゆくこと、その全てを受け入れてしまった26年は、重い。
彼に出会ってから、どういうわけか異性とのトラブルを多く抱えるようになり、傷つき、マイナスな出来事と病院の薬が増えていった。
相手はわざとじゃない。
わたし自身の心の状態や、生き方、考え方が引き寄せてしまった全てだった。
彼は、ごく普通の考え方や思いやりや配慮の理解が難しい。
TPOや人間関係で必要なことが、感情の昂りで欠落するし、それらの全ては周囲の人間の責任だというスタンス。
どんなに立場が上の人に対しても、そうなると敬うとか飛んでしまうので、かげで暴言の数々。
そして記憶に残らない。
「自分のような優しい人間がそんなことするわけがない。
言うわけがない。覚えていない。」
事情を説明したり理解を求めたりすると、
「脅すつもりか!しかえしするのか!モラハラだ!」
と言う。
少し前までは、その言葉にも怯えや悲しみ、申し訳無さまで感じて壊れてしまっていたけれど
メンタルセラピーで自分自身を見ることで、それは違う、と「自分は自分」でいられるようになった。
わたしの幸せは わたしが決める。
それでいいのだ。
人生、初心者マーク🔰だ。
わたし自身の自己解離が終わって
やっと自分の感情というものの血の通った温かさを知った。
自分の幸せは、誰かがしあわせになること。自分が傷ついたとしても。
これだけは昔から変わらなくて、
人のことをしあわせにする生き方を選んで進んできた。
心を取り戻す中で、自分が傷つくのを何でも良しとするのは違うなということも、少しずつ気がついた。
![](https://assets.st-note.com/img/1641529561492-XmvAxx9vpS.jpg?width=1200)
私自身
今まで生きてきた人生の中にも
これからにも
生きてみたい世界やなりたい自分の想像がない。
環境が味方になる。
その環境すら自分で作ることができると知っていてもなんの感情もわかない。
何もなくなったら困るだろうにと考えてみても
無い世界を生きることも
ある世界を生きることも
わたしにはあまり意味がないようで
伸びた髪が邪魔だなとか思える自分がいるということが、生きようとしている証になって少しだけ笑う。
親の言うなり、パートナーの言うなりで生きてきた間も色々なものを見て
自分が何を望み、どうなりたいのか知ろうとした。
音楽、絵、洋裁、ハンコ作り、アクセサリー作り、ドライブ、料理、パソコン、マクロビオティック、ファスティング
どれも人並み以上にできるようになったり、資格もとった。
今、わたしの生き方の、ロマン、バリューズ、ミッション、ビジョンは確かにあるけれど
無知という心のブレーキを外すのは難しい。
わたしは、確かに生きてきたけれど、この世の価値をまるでなにも知らないも同じ。
ただ、わたしは、ささいなことに喜びを感じ、何かに心を揺さぶられて泣き、感動する心は人一倍持っている。
周りのだれかの不穏な感情を、いち早く察知することもできるから、すぐに手を差し伸べることもできる。
これは大きな財産だと思う。
その上で、この世にあってこの世にない私だからこそ、沢山の人の悩みに素直に寄り添うことができるのかもしれない。
人のために全力で、過去現在未来と繋がり、潜在意識にシンクロし、感情を自分の中に引き受けて言葉にできる。今はこれが わたしの役割だと感じる。
![](https://assets.st-note.com/img/1641529835969-sulzUSA4LL.jpg?width=1200)
正直、恥ずかしい限りです。
そのうち消すかもしれません。
これは、わたしの人生のほんの一部。
出すのに堪えられる、マシな方。
子供の頃から、沢山の人から悩みをきかせていただいてきたけれど
その中で、わたしがずっと苦しんできていることは
普通の人に見える人ほど、人には言えない苦しみを抱えたまま、誰にも相談出来ずに突然に生きることをやめてしまう、ということ。
わたし自身が、そうなる経験を何度も繰り返して、生かされてきたから
わたしは、それを止められる人になりたいと思っています。
助けを求められない人に、助けを求めていいんだ、方法は色々あるんだと気づいてもらいたい。
わたしの心にあって、絶対的に消したくない傷があります。
親に「この人を手本にしろ」と言われて必死に追って頑張ってきたその手本の、姉のような人が突然自死を選んだ時のこと。
私には、そのときから、そのことまでも手本のように残ってしまっています。
頑張って生きる人たちが、自分の考えや感情を失って苦しむような生き方を強いられない、生き方、考え方、社会。
それを目指す人たちの一員になれたらと思っています。
カウンセリング、セラピー、ヒーリング、潜在意識の書換え、占い、心をどこかに委ねたいとき
声をかけてくださいね。
https://lit.link/misumaru
![](https://assets.st-note.com/img/1642131959315-EDn8xnhQ7W.png?width=1200)
いいなと思ったら応援しよう!
![心と魂を解放!人生シナリオを変えるスピリチュアルカウンセラーセラピスト✴Saori](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/162727918/profile_ce5006cf03604d7b679b7209b3eb7b64.png?width=600&crop=1:1,smart)