#41胸式呼吸ってどんな呼吸??
コンディショニングディレクターのみおみさとです。
今回は胸式呼吸を取り上げたいと思います。
前回が腹式呼吸でした。
腹式呼吸は、
胸は膨らまさず、お腹をふくらます呼吸。
胸式呼吸は、
胸をふくらませ、お腹をふくらまさない呼吸です。
お腹は凹んだまま、肋骨が広がる呼吸です。
肋骨がどう動くかというと、上の方は斜め上に向かって広がり、下の方は横に広がります。(立体的に広がります。)
肋骨はガチッと固定されているようにみえますが、動くんですよね~不思議な感じがしますね。
ちなみにご自身の肋骨の一番下の骨の角度。何度くらいありますか?両手をあててその角度をチェック!(指先を合わせて山ををつくるように)
120度くらい??
理想は60度だそうです。上のイラストも90度以下ですよね。
思ったよりも狭い角度です。
実は肋骨。
開きっぱなしで固まっている方。多いのです~。
(肋骨の間の筋肉の固さがずんどうの原因の一つでです)
胸がふくらみ肋骨が広がるはずの胸式呼吸ですが、外が広がらないと肺に空気もたくさん入りませんよね。
そうすると深い呼吸はできずに、浅い呼吸になってしまいます。
そして胸の上はパソコン作業をしていると常に腕が前にあるため、縮みやすく、猫背の姿勢になります。
胸の上の筋肉は過度に緊張して動きづらくなります。ここが強張っていると呼吸が入りにくく、疲れやすいカラダになってしまうのです。
胸式呼吸はお腹をふくらませずに行うと書きましたが、これも結構むつかしい。。。
凹ませ続けるにはお腹全体がふくらまないようにお尻の穴をキューとすぼめ続ける必要があります。
肋骨の間の筋肉が固いとこちらもふくらまない、と。その改善方法はこちらです。
腹式呼吸と胸式呼吸。
それぞれの違いをまとめましたが、次回はこの二つの呼吸法を両方行うことで、がぜんカラダが変化するので、そちらをお伝えしますね。
それではまた明日~
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