『きのう何食べた?』から考える自己肯定感
『きのう何食べた?』というドラマをご存知でしょうか。
ゲイの2人が、社会生活の中で周りと関わりながら暮らしていく、ほっこりする食事シーンの多い人情ドラマです♪
『おっさんずラブ』も、
そうですがこういうBLのドラマというのは、
いかに平穏な日々が愛おしくて
親しい人とどう平和に過ごすかが
最大のテーマなんですよね。
これって、夫婦でも独身でも家族でも、社会にとって共通なことだと思いませんか。
もともとBLやマンガに興味はなく、
大人になってからこういうドラマを、
ほっこりしそうだなという
視点からみ始めたんです。
するとどうでしょう。
私の人生の軸となる家族や親しい人とゆっくりする穏やかな時間が愛おしいメッセージが、とてもよく伝わってきました。
ゲイ役の史郎さん(西島秀俊さん)のお母さんがドラマの中で、こんなことを言っています。
「例え史郎さんが、ゲイでも犯罪者でも、史郎さんの全てを受け入れる準備があるつもりよ」と。
とても素晴らしい台詞で、
誰かにとっては誰かがただ隣にいるだけでありがたい存在であること、自己肯定していいよと許可してくれている気持ちになりました。
これを自分に、不妊治療をしている私に、
言いかえるなら
例え不妊治療をしていても、母親でなくても会社員でなくてもピアノ講師でなくても、私はいるだけでいいよと、自己肯定していいよということです。
ものすごく簡単なことなのに
なぜ今まで気づかなかったんだろう。
自分の気持ちやら体調やらを優先すべきだと頭では分かっているものの、心の底から許す事は、なかなか難しいものですね。
私だけは私の味方でいてあげたいです。
不妊治療で悩むまえに
自分を許してあげることから
始めてみよう!
さて、『きのう何食べた?』の映画が公開されています。次に治療がある日に、久しぶりに映画館へ足を運んでみようと思います。
最後までありがとうございました。