何でも売れる人売れない人の心の中~マインドフルであること~
今日は、先日師匠と話していたセールスについて書いてみようと思う。
1.相手のニーズと自己顕示欲
私は、とあるメーカーの製品を扱っているのだけれども、そこの製品が素晴らしいと思っていた。すべての製品を使ってみて製品のすばらしさを伝えるのが、仕事だと思っていた。
私はそこのメーカーの製品なら、ニーズがあれば売ることができる。
昔は、自ら積極的にセールスをしていたのだけれども、今は求める人には話をするようにしている。できるだけ最低限で。
これは、相手の興味がないことをだらだら話しても、相手の頭には入らず混乱してしまうからだ。昔は自己顕示欲なのか、伝えられることはすべて伝えようと思っていた。
ずっとセールスを教えてください!と師匠に言っていたのだけれども、私の心のブロックがあったので真髄を教える時期ではなかったという。
これから書くことが真髄かは微妙なんだけれども、私の中の価値観について、マインドフルネス的に書いてみようと思う。
2.最上思考のワナ
マインドフルネスとは『今ここにありのままに気づくこと』
この心理は、セールスにも適応できる。
自分が使っていいものを売るということは、自分の価値観で売っている。
相手が同じ価値観を持つとは限らない。
果たしてあなたが信じているものは、最上のものなのか?
最上のものというのは、人間が作っているものだから、日々アップデートもしているし、極端な例でいえばこの世に出ているすべての商品を試したなかの最上なのか?
あくまでも、自分の体質や嗜好、感情に合った最上ではないのか?
ありのままの価値に本来は意味付けなんていらないのかもしれない。
つまり、自分が持っている価値観でしか物を売れなくなる。
全ての人が持つ価値観とは、あってないものなのだ。
師匠は、何でも売れる。
家なんて自分が家建てて売ってるわけじゃないよね。
そこで得られる事実や効果、商品説明をただ伝えればいい。
判断は、お客さん。
その前にこの人から買いたいか?という関係性の構築が大事。
頭ではわかってやることと思っていてもこの『フロントトーク』なるものの用語を始めて認識する・・・
今まで一体何を学んでいたんだ…
隣にいたエステ経営をバリバリしている、見るからに純粋に楽しく生きている愛ちゃんが言う。
『男の人はそれができるけど、女の人は体感しないと売れない脳なのよ。私、まったくそれがない』
これが売れる人の違いか~!いやはや勉強になります。
あってないの精神、無価値観、この感覚はまさにマインドフルネスの哲学そのものだ。
3.お金に関するブロック
これも同じなんだけど『高いものを売ろうとするとひるむ』
あるあるかもしれない。
自分のお金の価値観で、相手の財布を心配している。
私は、目の前の人の持っているお金を知っているのか?
いや、知らないよね。
自分が使えるお金に制限をかけていないか?
それは自分がありのままで愛される、価値ある存在ということを認めることができるのか・・・
自分にお金を使うことができるのか?
これは独身の頃ならばできた話だけれども、結婚するとそうもいかなくなる。稼いでない人、主婦とかどうなんだろ・・・
私は稼いでないと自分には、価値がないとずっと思っていたからなぁ~
できる自分じゃないと価値がないと。
だから仕事が大事だった。めっちゃお金持ちなら問題ないのかもしれないけど。
なんか書いてて悲しくなってきたのでこの辺で。
世の中には、こ~んな黒いものを抱えて生きている人がたくさんいるのです。
売れる人は、売れない人のこのややこしい心理を知っていただきたく記事にしました。