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ブエノスアイレス観光名所を制覇!【流行発信地パレルモ編】/現地在住の駐妻が伝えるおすすめスポット&効率的な回り方ガイド

ブエノスアイレスを楽しむコツを、現地在住者の目線で

エリアごとに異なる魅力、計画的に観光したい!

夫の海外転勤にともない、家族4人で住むことになったアルゼンチンのブエノスアイレス。
「南米のパリ」とも言われるこの街は、歴史ある建物が並び、まるでヨーロッパのような美しい街並みが広がっています。

また、エリアごとに異なる魅力を持っているところもブエノスアイレスの大きな特長。
コロン劇場など観光名所が並ぶセントロ地区、おしゃれな流行発信地パレルモ・ソーホー地区、美術館なども多く洗練された雰囲気のレコレータ地区、色彩豊かで情熱的なラ・ボカ地区など、一歩踏み入れるごとに新たな発見があるからこそ、訪れる人の心を捉えて離さないのだと思います。

ただ魅力的な観光スポットがたくさんあるだけに、効率的に回るには計画が必要。
現地に住んだからこその視点と、まだ忘れていない観光客目線、そして遊びに来てくれた友人を案内するために一所懸命リサーチしたリアルな情報などをもとに、これから何本かの記事に分け、ブエノスアイレスを楽しく観光するためのポイントをお伝えしていきたいと思います。


ショッピングや街歩きが楽しい「パレルモ・ソーホー地区」

流行発信地で、次々と新しいお店が。土日・平日両方行きたい場所

振り返ると私たち家族が最もよく出かけていたのがパレルモ・ソーホー地区。
おしゃれで可愛いお店やおいしいレストランなども多く、とにかく街歩きとお買い物が楽しいエリアです。

観光客だけでなく地元の人でもにぎわっているため、土日はかなりの混雑ぶり。お店でゆっくりお買い物をしたいのであれば平日がおすすめかもしれません
ただ土日は広場や道にテントが立ち並び、マーケットが開かれるため、是非その雰囲気も楽しんで欲しい!

お店の人との会話も楽しい、マーケット。スペイン語がたいして話せなくても(←私)、みんなとってもフレンドリー!

デザインホテル等も多く、旅行で訪れた友人や知人もこのエリアのホテル、B&B、Airbnbをおすすめしていました。

洋服や雑貨、映画のような本屋さんもおすすめ!

家族で一番訪れたパレルモの、おすすめのお店たち

日本でも人気を集めるブランドを始め、どのお店も思わず入りたくなる素敵な店構え。
さらには行くたびに新店舗ができているような活気あるエリアなのでおすすめ店はたくさんありますが、我が家が良く訪れていたお気に入りを独断でご紹介します。

JUANA DE ARCO(ホォアナ デ アルコ)

ブエノスアイレス生まれのライフスタイルブランドで、ヨガウェアやリラックスウェア、ランジェリー等を扱っています。眺めているだけでも元気が出るような、カラフルでポップな色使いで、全て一点もの。

「パレルモを有名にした」と評する声もあるほどで、1998年にスタートして以来、国内外で展開し、東京と京都に店舗があったこともあり日本でも根強いファンが多いと言われています。(現在はH.P.FRANCE等での取り扱い)

私はスカートやヨガパンツ、娘のワンピース、日本の姪っ子へのお土産などいろいろと購入しました。ヘアアクセなどはリーズナブルなので、お土産などにもおすすめ!

試着中の様子をお友達が撮影してくれた一枚。このスカートは印象的な色使いで、コーディネート次第でカジュアル~ちょっとフォーマルまで大活躍しています。

店内も絵本の中に迷い込んだようなかわいい雰囲気なので、パレルモに行くなら絶対訪れて欲しいお店です。

TODO MATES SOHO

アルゼンチンといえば「マテ茶」!人々の生活に欠かせないもので、専用のカップやボンビージャと呼ばれるフィルター付ストローなど、関連グッズがたくさんあります。
我が家は、現地の友人の影響で夫婦でマテ茶にハマりましたが、例えマテ茶を飲まなくとも、ずらりと店の壁一面に商品が並ぶ様子は一見の価値あり!

アルゼンチンでよく見かけるキャラクター、国民的人気のマファルダちゃんもマテ茶カップに!

ちなみに私は、可愛い茶器を花瓶替わりにも使っています。

LIBROS DEL PASAJE

ブエノスアイレスには思わず写真を撮りたくなる素敵な書店が多く、「世界で2番目に美しい本屋さん」として有名な「エル・アテネオ El Ateneo Grand Splendid」は観光名所にもなっています。(本屋さんについても記事を書かせていただきました✨

中でも私が一番お気に入りの本屋さんは、パレルモのこのお店。高い天井まで届く本棚にぎっしり本が並べられ、至る所にソファが置かれ、雑然としながらも洗練された雰囲気が、まるで映画のよう…

奥にあるカフェもいつも賑わっており、息子と私のお気に入りは、二階のロフトスペース。

上からの眺め。秘密基地感にワクワク!

Thinta

“紙もの”を見るとついときめいてしまう私がよく覗いていたお店。
花柄をモチーフにしたものが多く、ノートや便せんなど可愛いペーパーグッズがたくさんあります!

ルームフレグランスやスプレー、石鹸などのアイテムも豊富で、現地は日本ブームということもあり、先日覗いた時は和モチーフなシリーズが並んでいました。

周りのディスプレイはなんだかトロピカルな雰囲気ですが…不思議と可愛い笑

現地の日本ブームについてはこちらの記事も!

Trippin store

文房具から雑貨までおしゃれなアイテムが集まるセレクトショップ。
私はこのお店のポスターやポストカードが好きで、ブエノスアイレスの想い出にもなりそうといろいろ購入しました。

ブエノスアイレスの地図をモチーフにしたポスターは、家のキッチンに飾っているお気に入り。

日本のものをモチーフにした雑貨などもよく見かけます。

おにぎりやポッキーモチーフのネックレスやキーホルダー!翼君も人気✨

子どもがお絵描きできるスペースがあるなど、家族で楽しめるお店だと思います!

広場のマーケットも外せない!

前述の週末に開催されるマーケット。クラフトマーケットとも言われており、雑貨、アクセサリー、服、アパレル小物、絵画などがズラリと並んでいます。アーティストや作家の方々が自ら販売していることも多く、一点ものもたくさんある印象。

私は、レザーのランチョンマットや、ロープ状の紐で編まれたカゴなどを購入しました。

パレルモはおいしいものがいっぱい!

多国籍な雰囲気も魅力、日本風のラーメンも?!

アルゼンチンと言えば、牛肉やワイン、エンパナーダという餃子のような形の具入りのパンが有名。そういったアルゼンチン料理の店はもちろんですが、このエリアはそれ以外にも世界各国のレストランがあり、多国籍な雰囲気も魅力的だと感じます。
ちなみに日本食屋さんラーメン屋さんもあります!

こちらは、ちょうどオープン直後だった、インパクト大の中華系レストラン笑 ブエノスアイレスは中華料理がおいしいなぁと思います。

Chori

アルゼンチンのソウルフード「チョリパン」専門店。
チョリパンは、チョリ=極太のソーセージをパンで挟んだシンプルな料理で、アルゼンチンの焼肉「アサード」でふるまわれたり、屋台などで売られていたりするカジュアルな食べ物ですが、このお店はさすがパレルモ!というおしゃれな店構えで、いつも観光客などで賑わっています。

店先に吊り下げられたたくさんのチョリもパンもおいしく、雰囲気だけでなく味も抜群!

Mercado Soho

パレルモ・ソーホーの中心にある二階建てのお店で、9 つのお店と3つのバーが入っています。

いわば、おしゃれなフードコートで、好きなお店で食べ物や飲み物を買って楽しむことができます。私は昼しか行ったことがありませんが、子ども連れでも大丈夫!
こちらではちょっと珍しい薄焼きのピザが美味しかった✨

d-pop

アイスみたいだけどアイスじゃない、かわいいアイスキャンディー型のスイーツを売る小さなお店。内装も可愛く、コーヒーもおいしいので、散策中の休憩にぴったりだと思います。
オリジナルデザインをオーダーできるほか、素敵な缶に入ったクッキーも贈り物に人気だそう。「アルゼンチン」「ブラジル」などフレーバーに国の名前が使われているのも楽しい。

Cang Tin

アルゼンチンに旅行してわざわざベトナム料理を食べなくても良いかもしれませんが…私はブエノスアイレスでの外食体験の中で最もおいしいと思ったお店のひとつ。

温かい時期は外の席もおすすめで、ちょっとアジアの屋台的な気分も味わえるので、日本やアジアの味が懐かしい方はぜひ!!いつも混在しており待ち時間が長いので、予約をおすすめします。

Perú Deli

ブエノスアイレスに来てペルー料理の美味しさを知りました。
その後マチュピチュ旅行にも行きましたが、ここのお店は本場に劣らない味だと感じます。

パレルモの線路高架沿いのレストラン街

パレルモ中心部、線路の高架と公園に囲まれた一角に、たくさんのレストランが並んでいるエリアがあります。
どのお店も賑わっており歩いているだけでも楽しく、温かい時期は外で食事をするのがオススメです!

公園がすぐ近くで緑が多く、とても気持ちの良いテラス席

場所が説明しづらいので、私たちが足を運んだお店はこちら

Padre Cafeteria & Panadería

ワンブロックにひとつカフェがあるというカフェ天国のブエノスアイレスの中でも、おしゃれなお店が目白押しなパレルモ。どこも素敵なので、お散歩しながらお気に入りのお店を見つけて欲しい!
参考までに、ブエノスアイレス在住歴の長いグルメな先輩に連れて行っていただいたお店をご紹介します。

まさに「映える」という言葉がぴったりのフォトジェニックなスイーツが並ぶお店。
現地のインフルエンサーが紹介して以来さらに人気が高まり行列していることもしばしば。
個人的には、クロワッサンロールのピスタチオ味がおすすめです

Museo Evita Restaurante(エビータ博物館レストラン)

エビータ博物館に併設されている、中庭が美しいレストランで、軽食から肉や魚などのメインディッシュまで幅広く楽しむことができます。
博物館は20世紀初めに建築された豪邸で、アルゼンチン重要文化遺産にも指定されています。

 私が訪れた日は肌寒く室内の席を選びましたが、事前に予約を入れていたおかげで素敵な窓際のソファ席に。ぜひ、博物館と一緒に訪れて欲しい場所です。

エビータ博物館については…

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ちなみにパレルモはボカ地区と並び、お店の外壁や、街なかの壁に描かれたアートも有名。


前赴任地ブラジルで壁画が人気のバットマン通りと並び、一見の価値ありです!

今回ご紹介したのは本当にパレルモのほんの一部の一部。
少しでも参考になれば嬉しいですが、ぜひ実際に街歩きを楽しみながら、ご自身のお気に入りのお店を見つけてくださいね!

その他の記事はこちらにも!

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