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お客様ニーズから開発することの難しさ

昇進昇格アセスメントに取り組んで約22年が過ぎました。

未だにメンバー同士の議論のテーマになる「私たちのお客様って誰?」

「サービスを受ける受講者の方」

「サービス実施を決めていただける人事部門、あるいは経営層」

「両側含んで『その企業さん』」

昇進昇格アセスメントは実施の起点が人事部門や経営層であり、そのニーズに焦点があたります。

一方、能力開発を目的とした人材アセスメントの場合、実施の起点は人事部門や経営層ですが、能力開発の当事者は人材アセスメントの受講者の皆さんであり、そのニーズに焦点があたるはずです。本来は…。

しかし、何十人・何百人~何万人単位が受講者となる場合、そのニーズを人事部門や経営者の方が察知、分析、結晶化することは難しく、いい意味の手探りで進めていることが一般的です。

このいい意味の手探りで受講者の方、いわゆる働く社員の方が、ある人材アセスメント研修(能力開発系)を受講する運びとなる訳ですが、これまでの私たちの経験上、その受講者の方々、「自分のコンピテンシーやマネジメントスキルのレベル、凸凹を明らかにしたい」というニーズがあったかなかったか…。

受講者の方に尋ねると皆さん一様に「コンピテンシーのレベルを客観的に評価してもらって能力開発に励みます」

ま、ここで「上司が受講してこいって」「この研修を受講しないと来年度の昇進昇格対象にならないといわれた」「えっ?能力開発は建前で、実際は昇進昇格を決めるアセスメントなんですよね??」などとおっしゃる方は当然、皆無であり、優等生的な答えである「コンピテンシーのレベルを客観的に評価してもらって能力開発に励みます」に終始する訳です。

もったいない…。

人事部門や経営層の方が、働く社員の方のニーズを手探りで進め、かなりのコストをかけ、能力開発のための人材アセスメント研修を実施しているのに、当事者である働く社員の方はには全く響かない…。それどころか人材アセスメント研修(能力開発系)を受講したものの、全く次のアクション、受講者の方の自己成長に向けた行動に結び付かない…。

ではどうすれば?

私たちの経験上、能力開発を主目的にした人材アセスメントは、かなりの確率で失敗します。

一方、「昇進昇格アセスメント+能力開発目的の人材アセスメント」と能力開発目的を「従」と位置付けて実施すれば、能力開発として一定の成果は見込めるものの、この場合、「不合格」と区分された受講者の方がメインとなるため、どうしても短期的な能力開発、悪く言ってしまえば「昇進昇格アセスメントに合格するためには」の観点からのものに陥ってしまいます。

やはり難しいのでしょうか?

お待たせいたしました。ここで、やはりあの言葉・宣伝文句・キャッチコピーが登場します。

働く社員の方の能力開発に人材アセスメントの活用を考えている企業さま

人材アセスメントに関するご相談であれば、あらゆる観点からご納得できる答えを提案させていただきます。

以上で今回の記事は終わりです。能力開発に軸をおいたご案内をさせていただきました。最後までお付き合いいただきありがとうございました。また、上記の私たちのサイトでも、情報発信を進めております。合わせてこちらもよろしくお願い申し上げます。

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