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肩こりの正体

日本人のほとんどの方がもっている「肩こり」。

この肩こりって実は中身が深いんです。

肩の筋肉が固くなってしんどいのは、どうなっているからなのか、今日はそんなことを見ていきましょう。

では参ります。


⑴そもそも肩こりがなぜ治りにくいのか?



①たかが肩こりだからわざわざ病院に行くまでもないよってなる。

②整体、整骨院にとりあえず行ってもんでもらう。

③もんでもらったら気持ちいい。でもまた戻る。

④このルーティーンをグルグル回す。

⑤そんなんだから特に専門家が入って調べるなどせず、データがあまりない。

これが現実です。

実際そうですよね? わざわざ病院に行ってレントゲン、MRIなんて別にいいわ、、、なんです。

そんで病院側もあんまり肩こりだけではあんまり打ち合ってくれません。

でも、その「たかが」肩こりでめちゃくちゃ悩んでいる方も少なくありません。この現状は実にいただけません。


⑵肩こりの分類



では、ここからまずは肩こりの分類から見ていきましょう実にシンプルです。

①本態性肩こり:基礎疾患(持病、病気)なし。不良姿勢、運動不足からくるもの。

②症候性肩こり:疾患(病気)に付随するもの。

③心因性肩こり:メンタルからくるもの。

この3つに分けられます。でもって①の本態性肩こりが「肩こり」の大半を占めます。


⑶肩こりの4つの原因


①筋肉の血行がわるい

②筋肉の低酸素状態

③筋肉の血圧上昇

④交感神経が関わっている

この4つが肩こりの原因ってわけです。それならこれらをなんとかできれば肩こりは改善できる可能性が非常に高いってわけです!

では、それぞれ見ていきましょう。

肩こりの原因①  筋肉の血行のわるさ

筋肉の血行の悪さを起こす原因は以下の通り。

・高血圧
・脂質異常症
・糖尿病
・タバコやアルコール摂取による科学的刺激
・ストレス
・運動不足
・加齢

です。もうこれはほぼ生活習慣ですね。特に偏った食事や普段の悪い生活習慣がとても関係してきます。

肩こりの原因② 低酸素と呼吸状態

・横隔膜を使った呼吸ができていない
・努力性呼吸(意識的に呼吸しようとすること)になる。
・筋肉の血行不良がおこる

この3つの状態がおこると呼吸が浅くなり、低酸素状態に陥ります。これが引き金となり結果的に肩こりを起こします。

肩こりの原因③ 筋内圧の上昇による問題

・同じ姿勢、運動不足
・筋肉の過剰な緊張
・長期で続くと内圧が上昇し血管が圧迫される
・血流が悪くなる

これらもダメですね。

肩こり原因④ 交感神経が過剰になることにより血管が縮む

・ストレス
・日常の生活スタイル
・睡眠不足

です。


⑷四つの肩こりの原因からまとめるシンプルな肩こり改善の原則


上記四つのの肩こりの原因から肩こりの対処方法をお伝えします。

・食生活を見直す
・姿勢を正して、横隔膜をつかった深い呼吸を行う
・ずっと同じ姿勢をせず、時折身体を動かす
・副交感神経のスイッチをいれる

たったのこれだけ、実にシンプルですよね。

世の中にある肩こりに対するマッサージや矯正って、まず原因にアプローチできてないので残念ながら効果は薄いです。

マッサージを受けると気持ちいいので、副交感神経のスイッチは多少は入るかもしれませんが。

⑸まとめ


さぁ、簡単ではありましたが、肩こりの正体とは?ということで、肩こりの治りにくい理由、肩こりの分類、肩こりの原因、肩こりの対処法をお伝えしてきました。

冒頭にもお伝えした通り、この「たかが」肩こりで本当に困っていて、「されど」肩こりよりももっとたちの悪いものになっている方もいらっしゃいます。

これまでお伝えしたことは特別難しいことではないと思います。
すこしずつでいいので、普段の食事、習慣を変えていってみてください。

大事なことは継続。

あなたが肩こりから解放されて、楽しい毎日を過ごせることを祈って今日は終わりたいと思います。

ありがとうございました。





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