キャリアについて
ご無沙汰しております。
少し投稿が空いてしまいました。
前回の投稿後、いろいろと考えることがあり
その中でも今回は自身のキャリアについて少しだけ今思うことを書き残しておこうと思います。
私はすぐに「その時の感情」を忘れてしまうのですが、今感じている感情は書き残しておいて、思い立った時に振り返れるようにしたい感情だなと強く思うので、本当は5月の総括もしたいのですがそちらはまた次の投稿でお話します。
これまでのキャリアについて思うこと
1年未満で辞めてしまった正社員としてのキャリア
正社員として新卒入社した会社を1年未満で辞めてしまった話はこちらからどうぞ👇
退職を決めた時は、この会社にいても自分にとっていいことなんて一つもない…と絶望しかなかったのですが、今改めて客観的にその時の自分を眺めていると本当にそうだったのかな?と思うことも少しあるので、その辺の話を少しだけ記録しておきます。
●相談すれば対応を検討してもらえる環境はあった
これは「環境はあった」だけで、実際に対応してもらえていたかどうかは別問題ですが、仕事で悩んでいることがある、と意思表示すれば上司は話を聞く時間を必ず作ってくれました。
ただ、新卒社員の意見が通りやすい会社だったかと言われると、今でも考え込んでしまうので結局居心地は悪かったかもしれないです。
こういうことはどこの会社にも当たり前にある話だと思うので、会社が悪いとかそういうことではなく、意見を積極的に交換して新たにより良い方向性を作り出せる環境の方が自分には合っているのだと就活をしている時に自己分析をできなかった自分が悪いです。
また、在職中にこの事実にもし気づいていたとしたら、もう少しうまく働けていた気もします。
●保険証が使えなくなる心配をしなくてよかった
これは正社員だったので当たり前な話かもしれないですが、もしこちらから退職の意思表示をしなかったとしたら、クビを宣告されない限り体調不良が長引いても休職等の選択肢があったと想像できるので、少しだけ後悔している部分です。保険証が手元にないとそれだけで手続きがいろいろとややこしくなるので、本当に面倒くさいのです…
ただ、2月から5月の絶不調だった私の体調を考えると、やはり収入は落ちたことが予測できるので収入面は厳しかったかもしれません。
●新卒1年も経たずに自己都合で退職することのリスクの高さ
”自身のキャリア”という観点で見た時、必ず「なぜ1年未満で辞めたのか?」という説明はしなければいけません。
私の答えは退職時と変わらず「やりたいことがあったから」ですが、その後マルチ集団に関わってしまい、その「やりたかったこと」を秒でやめてしまったことは本当に後悔の気持ちしかないです。その後も主に偏頭痛を起因とする体調不良で仕事を転々とすることになり「この人はちゃんと仕事やってくれなそうだ」と容易に邪推されてしまう経歴を持ってしまったことは本当に悔しくて仕方ないです。
●在職中に体調不良の見極めができていれば今のような苦労はせずに済んだ(かも)
これは昨年12月の私の体調を考えると、歯痛を起こしたり慢性的な疲れが少しあったりしたのでなんとも言えないのですが、明らかに頭痛の頻度は以前より高かった(私の過去ツイートを検索すると、昨年の8月頃からほぼ3日に1回は頭痛を訴えていた)ので、もっと早くその事実に気づいていれば今よりも少しだけ生活は楽だったのかなと思うこともあります。
タラレバですが。
もし正社員を続けていたとしたら、想定されうること
●在職中には気づかなかった自分の性格
新卒1年目を振り返った投稿内で、
上記がうまくいかなかった理由だったということは振り返っていますが、その後時間が経って他にも気づいた要因があったので、以下に記録しておきます。
うまくいかないことがあると苦手なことでも何とかうまくいくように努力する
他人のことを自分事のように捉えてしまう
順に補足をつけておきます。(補足のつもりがかなり長くなってしまいました…)
・うまくいかないことがあると苦手なことでも何とかうまくいくように努力する
社会に出ると自分の力ではどうにもできないことが山ほどあります。
これまで学生の頃の私は、苦手なことやうまくいかなかったことも、人としてやっていくのに必要な最低ラインまではなんとか努力するか誤魔化すかして無理やり乗り越えてこれましたし、学生の頃はそれで十分通用する、やり直しのきく優しい世界で生きていました。
ですが、社会に出て「仕事で成果をあげる」ために必要なのは、そんな誤魔化しでも努力の皮を被った必要以上の忍耐でもないです。評価されるのは数字であり、結果が最も重視されます。
頑固なくせにお豆腐メンタルで、これまで悔しさと勝手な競争意識の中で生きてきた負けず嫌いの私にとって、悔しい気持ちだけで乗り切れるほど世の中は甘くなかった。
こちらがどれだけ悔しいと思っていても天候や事故、疫病、OEM先の都合など不確定要素でどうしても思い通りにいかず、もうどうしようもないことでも自分の意に反して謝罪しなければいけなかったり、無理な調整をお願いしなければならない場面も多かったです。
これは、学校教育の中では努力(もしくは忍耐)で大抵のことはうまくいっていて、どう頑張ってもうまくいかない経験をあまりしてこなかった私にとっては本当に苦痛でした。でも、そんなことなんて関係なく他人は言いたいことを言ってきます、仕事なのでそれぞれ自社の利益がかかっているので当然です。
私が頑張るべきは、自分ではどうにもできないことはそのまま受け止め、割り切ってさっさと諦めて情を捨てて仕事をソツなくこなすことであって、いちいち自分の感情を無視できないからとあれこれ悩んではストレスを抱え何とか問題を解決できないか悩むことではありませんでした。
これは、“なんでも1人でこなせる完璧な人”という「自分の理想」が独り歩きし、会社で仕事をする上で求められていること、自分がなりたい姿、そして自分の現状を客観的に把握できず、理想と現実を混同して常に自責の気持ちを持っていた故に起きていたことだと、今だから言えます。
・他人のことを自分事のように捉えてしまう
これも本当に厄介ですよね。
自分のことだけでも手一杯なのに、他人のことも気にしてしまう。そのせいで、自分ではどうにもできないことなのに、自分事のように落ち込んでしまって、あれこれ悩んだり気を揉んで、無駄にストレスを溜め込んでいました。
時間に追われ丁寧さとスピードの両立が求められる日々の中で、いかにストレスを無くし毎日同じ出力で生きることができるかが何よりも重要な社会で、自分が気にするべきことと気にしなくて良いことを区別できず、無駄に残業するくせに大して仕事もできず、ストレスだけどんどん溜まっていく。
結果、体調を崩して仕事を休みがちになっていた。
今考えると本当に最悪な新入社員ですよね笑
●在職中にもしこの性格に気づいていたとしたら
これもタラレバですが
もし在職中に自分の性格に気づいていたとしたら、上司に直談判して他部署に異動できていた可能性もあったかもしれません。
とはいえ、私のような努力と根性で生きてきて、他人のことも自分事に考える、そういった特性を生かせる場が社内にあったかは定かではないです。むしろ所属していた部署がもしかしたら1番向いていたかもしれないですね。
●今思うことは全て退職したから言えること
完璧主義の努力家で他人を放っておけない性格が、正社員として入社した会社ではもしかしたら長所でもあったかもしれませんが、自分にとっては間違いなく己の首を絞めていた要因でした。
このことに気づけたのは、今やっと当時のことを客観的に見ることができているからで、もし今もまだ退職していなければ「なぜこんなに頑張ってるのに評価されないんだ!」と不満でいっぱいだっただろうなと想像できます。
長期的に考えると
退職してよかった
現時点で気づいている自分の性格や自分に合う働き方を鑑みて長期的に考えると、やはり退職してよかったのかなと思います。
努力するべきは不得意を並にできるようにすることより得意をより伸ばすことだと、今なら断言できます。何でも屋さんは一見なんでも仕事が見つかりそうですが、裏を返せば絶対に喉から手が出るほど欲しい人材ではないのです。
同じ条件で採用をするならば、1つ得意なことがある何でも屋さんの方が絶対に会社としては有難い人材ですよね。
できないことを何とかしようと努力することも、他人を放っておけない面倒見の良さも間違いなく私の長所であるはずで、それを生かすことができず、理想と現実の狭間でその長所を殺してしまう働き方は私には合っていなかったと思います。
このことに就活をしていた時点で気づけていれば良かったのですが、努力も優しさも美徳とされる世の中なので気づかなくて当然だったかもしれません。
もう一つ気づいたこと
そして、もう1つ気づきがありまして。
これは本当に今まで当たり前のことだと思っていたのですが、自分の文章力が実は隠れた才能なんだと最近気づきました。
以前からいろんな人に文章書くのうまいねと言われてきていたのですが(そもそもそんな記憶すら抹消していた)、実はこれってすごいことなんだ、と最近気づきました。
今日も実は別ブログも含めて6時間ほど文字を打ち込み続けているのですが、まっっったく苦痛ではない、これを生かさない手はないなと最近やっと気づきまして。
6月から週4程度でまた仕事を始めるのですが、それとは別で副業としてクラウドワークス等でライターの仕事を探してみようかと思っていた矢先、なんと想定外の展開が起きていて個人的にとっってもワクワクしています。
また後日ご報告したいので、もし良かったらnote…ではなく、Instagramをフォローしておいて下さい(*^^*)
思っていたより長くなってしまったのですが最後まで読んでくださってありがとうございます。
周りはきっと私のことをいろいろと言っていると思いますが、自分には間違いなくいい所もあるはずで(いい所がない人なんてこの世にいないです!!)、そこを信用して下さって手を差し伸べてくださる方々に、本当に今ものすごく助けてもらっています。感謝しかないです、本当にありがとうございます。
その方々の気持ちを裏切らず、自分にできることを1つずつ焦らず着実にこなしていくこと。そして、感謝の気持ちと少しの思いやりを忘れずに謙虚に前向きに生きていれば、結果はあとからいくらでも着いてくる。
これは、大好きな阪神タイガースの選手の皆様を見ていて本当に最近心から思うことなのです。
人は誰でも輝くものを持っていると心から信じているので…自分の無限大の可能性を信じてこれからも頑張りたいと思います。
長くなりすぎました!💦
それではまた👋
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