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正伝の坐禅に誘われて
一般的に伝えてられている坐禅のほとんどは「カタチを作って何も考えず坐ること」を坐禅と呼んでいます。ほら、無我の境地を目指すとかさ( ்▿்)
ところがお釈迦さまの時代から祖師方に脈々と受け継がれてきた正伝の坐禅というものは、一般的に広まっているそれとは全く違うものなんです。
お寺で坐禅体験とかしに行ったら教えてくれるお坊さんも正伝の坐禅を知らない方が大変多く、自分たちもカタチを教わっただけのものをそのまま私たちに指導してくれるわけですから、正しい坐禅が伝わらないのも当然と言えば当然です。
足を組んで坐相を整えるまではいいとして、坐禅中どう過ごせばいいのか?どう過ごしているのか?というようなことはほとんど捨てられています。
ほんとうはカタチを作って何も考えず何となくボケ〜っと時間を過ごすことが坐禅なのではなく、坐禅の内容は坐禅の要であり、実はとても大切なところなんです。
実際にちょっと坐ってみればわかるように、その時間だけでも世俗のしがらみを捨てて坐ろうと試みればまぁ〜出るわ出るわw 何も考えないどころか静かになれば色んなことが思えてくる、考えてしまうのが人間ですわな奥さん(笑´∀`)
本気で修行に取り組んで坐禅歴何十年というような方でもカタチばかりの骨抜き坐禅をしているか、40分(坐禅は1回40分坐りこれを1炷と呼ぶ)を「これでいいのか?できているのか?」と自問自答しながら悶々と過ごして終わるような坐禅になっている人が非常に多いです。
じゃあ坐禅中どう過ごせばいいのか?
まず、「禅とはなにか?」を道理の上だけでも正しく理解しておく必要があります。別記事https://note.com/minyoro/n/n47656e974e67も読んでみてね|艸`)
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