そらいろのmint

詩、小説、占いやってます。 色彩心理とかもやるよ

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マガジン

  • 詩のせかい

    自作詩っぽいものをまとめました。

  • 色彩診断と占い

    色彩診断と各種占いについてまとめてます。

  • となりの扉【ショートストーリー】

    ちょっとしたワンシーンをつないでみる小説 キーワードでくっつけながらのお題目小説といった感じです。

最近の記事

  • 固定された記事

いさぎよいキミへ 【詩】

びっくりするようなタイミングで 懐かしい人にあった。 そんなことあるんだって、 こころの中で笑った。 縁が縁を呼ぶような 縁が新しいものを産むような 瞬間だった。 決めかねてる私を 笑うように きみは今日も強くあった。 ただ安らぎと共に

    • 冬がくる【小説】

      今年はこのままずっと半袖なのかと思ってた。 そんなわけはないと季節に言われた。 よいしょ、よいしょと 冬に向けての準備がはじまる。 長袖がヒートテックになり 布団に毛布が加わり 油断した頃に 風邪をひく。 ほらね、今年も出してきた着る毛布。 湯たんぽ。 瞬間的に冷えた身体は、自分では温めることもできない。 季節は言った。 このままやってくるよ、冬ってやつがね。 北の国では雪が降り出した。 きっとサンタもやってくる。

      • うさぎの鳴く声③【小説】

        「今週末空いてないかな?」 母からのメッセージにため息をつきつつ、返事を返す。 「なんかあったの?」 せっかくのお休みは、せっかくのお休みとして使いたい、ささやかな抵抗。 「トマトの動物病院、お願いできないかと思って」 ついこの間起き抜けに、八百屋の配達員かのように、動物病院に早朝配達したと思ったけど、もう2週間。まだ動物病院に通ってるのか。 子供に罪はないというけど、ウサギのトマトにも罪がないということなのだろう。 仕事の帰り道、もう日の暮れ始めた空の元、道行く人を眺めなが

        • うさぎの鳴く声②【小説】

          ウサギのトマト 君は今、何を感じているのだろう。 この世に生を受け、幼くして親元から離れ、住まいも変わり、今キャリーバッグの中で1人苦しんでいる。 まだ小さいだろうに。 妹から託されたウサギのトマトの事を思うと、主観的に感じずにはいられない。 思ったところで、動物の運命は人間の手に委ねられている。 そう今は私の手に委ねられているのだ。 ハンドルを握る手にジワっと緊張感が走る。 ちょっとだけかじったスマホでの知識によれば、ウサギは1日食べられなければ死に近づくのだそうだ

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        いさぎよいキミへ 【詩】

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        • 詩のせかい
          26本
        • 色彩診断と占い
          9本
        • となりの扉【ショートストーリー】
          15本

        記事

          うさぎの鳴く声①【小説】

          なぜ私の物語はいつも突然始まるのだろうか? 「お姉ちゃん、トマトが死んじゃう!」 トマトは死なない。 寝ぼけた頭で受話器から聞こえる妹の声にツッコミを入れる。 トマトが死ぬと言うのなら、潰れた時、もしくは誰かに食べられた時。 今日は休みだから、夜に実家に寄るねといらない情報を前もって流しておいたのがよくなかった。 休みの日に夜更かしからの、遅めのモーニングの予定を入れてはいけないのだろうか。 そこまで考えたところで、頭が動き出した。 2週間ほど前に実家に住む妹から送られ

          うさぎの鳴く声①【小説】

          なつかしの

          懐かしいものを一度身体の中にいれてしまうと 想い出でほっこりして なかなか離れることができないものだなと思う。 温かい記憶は身体のなかで ほこほこして 私の頭と記憶を温めてくれる。 まだ全然大丈夫って 楽しくなれる時間になる。 懐かしい映画とか見たくなったりしてしまうような気持ち。 秋だよ! いいね、秋。

          懐かしの曲と

          タイミングで 懐かしい曲に涙した 想い出が消えないように この手に包むように その曲がここにあるうちは その場から離れないように それが希望となるように 嘘でもガッカリしても 迷わない強さで ずっと生きてみせるから

          懐かしの曲と

          ブルーカラー

          君の青が終わる時 それは青のはじまりでもある 次の世界に期待しつつ しばし空白の時を思う 人や時間は移り変わり 世界は変わって、 時に自分はどこに所属していたらいいのだろうと 考えてみたりもする。 試しながら 騙しながら そんなもんなんだろうな。

          ブルーカラー

          先へ

          思い出す 怒ったことも 笑ったことも 今となっては 幸せな想いで あの頃があったから 今は余裕で笑える きみと 想いと

          終わりゆくもの

          終わらないものなどないのだから と君は言った。 けど 終わりを待ち続けることが 人として正しいのか 私には 今はまだわからない。

          終わりゆくもの

          パラレルキャリアと向き合って

          最近、好きな写真家さんがパラレルワークのインタビューに応えていた。 ふと本屋で写真集をお見かけして、それからちょこちょこ拝見している。 何か得意なことやこだわりがあるのはいいと思う。1つに絞りすぎないことで、自分の可能性を縛り過ぎないと思う。 性格もあると思うけど、私はなんとなくそういう感じの方が好きみたいで、何年か前から意識的に選択肢をしぼり過ぎないようにしている。 いくつかの世界を保てることで、余裕が生まれるタイプだと思っている。 でも言葉のイメージがないので、 パラ

          パラレルキャリアと向き合って

          蠍座

          死と再生 深い世界と深い悩み 動かせない世界、動いてしまう世界 悩み抜いた世界が突然崩れ去るとき 時として それが意図しないタイミングで起こったとき 自分の世界がガラッと変わる 動かない 動かせない だから、動いてしまう 悪魔的なパワー 闇 心に秘めたる世界 奥が深い 深い深い 奥深い黒 でも、全然そんな感じがしない人。

          本の日記帳

          ブクログというものをはじめた。 本の日記帳アプリみたいなものなんだけど、 読みたいものとか読んだものとか まとめていけて意外と楽しい。 何が楽かな?って思うと、 読みたいけど 今は買わなくていいかな?って本を きちんと記録して保存できること。 検索すれば、表示のイメージごとデータが残せるし、 バーコードスキャンでサクッと検索できる。 これはすっごい楽。 ひとつのアプリに本のデータをまとめておけるってのが面白くて、 最近いろいろ読みはじめた私にはすごく助かるアイテム。

          ある日のこと

          ぼちぼちと日々を過ごしながら、 穏やかにやっていくと ふとした時に 穏やかな時間になったものだなと思うし それもなんか物足りない気がして 奇妙な気持ちになってみたりもする。 怒りんぼさんを見かけて 自分もこんなんだった時もあるなと思う。 なんだか自分の設定した壁が越えられなくて イライラするんだろうなって思う。 けど、私はそれにイライラさせられるのが 嫌だから イライラしたと思っても イライラしてないことにする。 まぁそんなもんよね と思ってるうちに そんなことはどうで

          今、1番怖いこと。

          自分の中で1番怖いことってなんなんだろって考えたとき、 考えを決めてしまう 固定してしまうことなんだなって 最近気づいた。 どうしても、どうしても 自分のやり方で道が開けなかった時に、 まったく逆のやり方をしてみたんです。 遊びなく コレに決める。 縁に決める。 心を決めるってしたときに、 ようやく何かするするっと動いていく感覚がありました。 あんなに努力しても動かなかったものが、 覚悟を決めた途端に 何も迷いなんてないかのように するするっと物事がまとまって

          今、1番怖いこと。

          スリッパを捨てなさい→スッパリ捨てなさい。ぼーっと占い見てたら、思わず笑ってしまった。スリッパにそんなに深い意味があるのかと考えてたら、見間違えだった。

          スリッパを捨てなさい→スッパリ捨てなさい。ぼーっと占い見てたら、思わず笑ってしまった。スリッパにそんなに深い意味があるのかと考えてたら、見間違えだった。