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人生2回目のジョージア料理を作った話
先日、食糧庫を整理したら、フメリ・スネリというものが発掘された。
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フメリ・スネリってのは色々なスパイスと色々なハーブを、混ぜたものらしい。それも、ジョージア(なんか未だにグルジアって書いてしまう。『サカルトヴェロ』くらいに改名してくれた方がよかったなぁ)が源流の、ミックススパイスだ。てことはガラムマサラみたいなものか。
ジョージア料理……私は一度だけ作ったことがある。
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21年3月、友人の貸し切りサバゲで、屋外でこうやってシュクメルリを振る舞ったのだが、これが実に大好評だった。「オタクこういうの好きだろ、おう」って感じで馴染み深すぎる松屋バージョンに仕上げ、チーズと追いにんにくは入れ放題という徹底的に頭の悪いことをやったのだが、これが限界成人男性たちに大好評。寸胴は10分でカラになったとさ。
さてそれからもうすぐ2年が経とうとしている。あまりに昔のことになってしまって泣いちゃった。冒頭の通り発掘されたジョージア料理必須スパイス、フメリ・スネリをどう使用するべきか。ちょうど家には鶏肉がある。さて……
ということで検索していたら見つかったのがこちらの記事である。ありがとう、note。こんな素晴らしいレシピに出会うことができたのだから。
というわけで作っていきますね、チャホフビリ。
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材料はこんなの。冷蔵庫の野菜総ざらい、という意味で今回は緑パプリカとナスを使うことにした。青いタッパーは、こないだ作ったマトンドピアザに使ったトマト缶の残りである。生ハーブは、パクチーも使用する予定だったが妻が嫌がったためにバジルだけに。
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セオリー通り、塩とフメリ・スネリを揉み込んだ鶏肉→野菜→トマトの順番で炒めていく。
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バジルを入れてみて、気づく。「これはもしかしてカフカース版のガパオなのでは?」と。もっとカレーっぽくなるのではと予想していたが、バジルというか生ハーブと一緒に炒めることでガパオ化するのではないかな。というわけで、それならばと米飯と一緒に盛ってみた。
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うん。ガパオだこれ。
正確には柑橘の酸味と生スパイスの辛味がが消滅して代わりにヨーロッパっぽい優しいコクが足されたガパオだ。そして、米によく合うのだ。これは日本人好みだねやっぱり。
次はマトンドピアザを作ったときに余ったマトンをなんとか活用して、フメリ・スネリを消費できればなーと思うんだけれど、どんなレシピがあるだろう。やっぱり定番のハルチョー?
付:「異常成人男性こそインスタグラム」の連載はリサーチが追っ付いてません。まだかかるよごめんね。