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楽な道に進んで何が悪い


日本には「石の上にも三年」とか「努力は裏切らない」というような、
勤勉や忍耐を正義とする精神がある。

たしかに、人と競い合って勝ち抜くためには、努力は必要だろう。


だが、頑張り過ぎではないか?


同じ結果が出るようなものでも、苦労する道を超えたほうが偉い、というように考えられている。

例えば仕事。
オフィスでメールで営業をするよりも、
飛び込み営業をして汗水垂らした方が素晴らしい、という考え方。

子育てでも昔は(もしかしたら今でも)、ミルクではなく母乳で育てるべき、という考え方があった。


私だってそうだ。
「筋肉を付けるためには、毎週この日に〇〇分筋トレをしないと」とか、
「ブログの文字数が少なくてはいけない」
という考えに囚われていた。

だが、本当にそうだろうか?


歩いて目的地に向かうことを考えてほしい。

「どうやって最短ルートで目的地に行けるだろう」と考えるのは有意義だが、
どうやって最長ルートで行けるだろう」と考えるのは無意味だ。


そうではなく、「どうやってこの仕事を楽にできるだろう?」と考えるのだ。

取ってくる仕事の件数が同じなら、他人に何と言われようと、
堂々とメールで営業すればいい。



私の場合、筋トレでは、
「週に2回、胸筋の筋トレ1時間orHIIT四分間」というルールにした。

HIITはバカみたいにきついトレーニングだが、4分間なら時間は取られない。

また、noteでも文字数が少なくても良いと思うようにした。


前までは「どうにかして1000文字を越えよう」と考えていたが、
今では「伝えたいことが書けたら何文字でもいい」と思うようにしている。


努力は美しい。

それは、自分の趣味や好きなことの世界だけだ。

仕事や、やらなきゃいけないことの世界で、同じ結果が出るなら、
楽な道に進めばいい。


今回も最後までお読みいただきありがとうございます。

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