少ない、を愉しむ。(minimalist)

ミニマリスト/一日一食/筋トレ ミニマリストくぬぎと申します。 ミニマルな部屋の中、一日一食でダヴィデ像の如き身体を手に入れるため奮闘中。

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人生について。再考(17/11/2024)

今日、23歳になった。 これを機会に、自分の人生について再考する。 穏やかに燃える夢について 夢について考えなおそう。 私の夢は何であったか。 大学四年間、ある程度のエンタメや文章に触れた結果、私が得た結論は「野性的に生きることには意味がない」ということだった。 私たちには自意識(自分を認識する力)というのが存在し、それによって野性と理性が共存している。 野性というのは生きるのに必要なものではあるが、人間的な成長はもたらさない。 食欲のままに暴飲暴食し、性欲のまま

    • 生の短さについて

      結構シリアスな文章を書くので、その前に伝達事項(?)を書いておきます。 実家で飼っていた犬が死にました。 主観的には苦しむことなく逝けたのだと思っています。 悔いはありません。 「生きてるうちにこうしておけばよかった」とかはないです。 その時その時で、出来る限りの愛情を注いでいました。 それでも死んだのは悲しいです。 今でも思い出すたび、不思議なくらい涙が出ます。 分かっています。 もうテディはいないのだから、悲しんでも意味はありません。 もし霊的なものがあった

      • 一旦、生存報告。

        さて、久々に文章を書くことにする。 特に書きたいことがあるわけでもないが、ただ、「書きたい」という気持ちが日々沸々と湧きあがるのを感じる。 身体の奥がむず痒い。 一つルールを設けておく。 仕事の話は無しだ。 就職した。 学生・学生・学生、、、を繰り返して、やっと社会人になったが、 これほどまでに生活が「仕事」に支配されるのかと驚いている。 残業がそれほど多いわけではない。休日に上司に呼び出されることもない。労働環境は悪くない。 しかし、日々の思考が仕事に圧迫されてい

        • 腕時計に関する考察 ver.∞

          また、腕時計のことばかり考えている。 ミニマリスト特有なのか、悪いクセで、なにかが欲しくなると何日もそのことを調べ、考えてしまう。 モノの呪縛から逃れたいのに、逆にその触手がいとも簡単に私を引きずり込んでしまう。 今私がメインで使っているのは、ハミルトンのベンチュラという時計。 成人した記念に、両親からプレゼントしてもらったのだ。 そんな時計があるのに、また次が欲しくなっている。 要するに、「ちょっと飽きた」のである。 本当に私というのはどうしようもない。 「ミ

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        人生について。再考(17/11/2024)

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          22本

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          嗚呼、愛しき古本屋。

          Amazonで買った中古本や、書き込まなかった教科書が溜まってきたので、リュックに詰めて近所のBOOKOFFに売りに行った。 店員さんに「買い取りお願いします」というと、 「すいません、もう買い取りストップしてて、、」 へぇ、そんなこともあるのかと話を聞くと、この店が今月末で閉店するのでストップしてるということだ。 リュックに詰まった重い本たちを買い取ってもらえなかったのもそうだが、それ以上に閉店するということがショックだった。 そこまで愛用していたわけではない。 月

          徹夜童貞卒業。

          昨夜、人生で初めて徹夜をした。 したくてしたわけではない。眠れなかったのだ。 昨日はいつも通り、9時半にベッドに入ったが(早いか?)、 いつまでも眠気が来ない。 いつもなら、友人と夜中にゲームをしていても飲み会をしていても、3時まで起きているのが限界なのに。 だが、悪いだけのものでもない。 頭が無駄に冴えていて、周囲も静まっているので、思考が進む進む。 ずっと悩んでいたサブスマホの検討に、 「Kindlepaperwhiteじゃあかんのか?Fireタブレットなら? て

          環境問題には取り組むことは義務か?

          最近のビジネス書には、ほとんど漏れなく環境問題についての文章が含まれているといっても過言ではない。 企業のHPを見ても、ニュースやラジオを聞いても、環境問題に関する情報を聞かない日など無いと言ってもいい。 私も、そういった情報を多く目に、耳にし、環境問題に興味を持つようになっていた。 大企業が環境配慮をせず、経済活動を推し進めることについて憎しみを覚え、 「将来は環境負荷の少ないミニマルな起業をしたり、FIREをしていち早く大量生産社会から離れようか」とも考えていた。

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          環境問題には取り組むことは義務か?

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          最高な時間の使い方など無い

          私にはお付き合いしている恋人がおり、毎週末は彼女の家に泊まることにしている。 おまけに今週月曜日は「成人の日」と祝日であったため、彼女の仕事もお休み。 さらにある事情で、友人を加えた3人でお泊り会をすることとなった。 そんな中、気がかりなことがあった。 ペットの犬のことである。 名をテディという。 もう13歳になるため、体の調子が悪い。 最近は脳に腫瘍ができて、頭が傾いてまっすぐ歩くことも難しいようだ。 散歩には喜んで行くものの、糞尿も昔のようにはできず、家の中では

          最高な時間の使い方など無い

          人がいやいやながらいる処は、彼にとっては牢獄である。

          私が高校生の時に『陰キャ』と『陽キャ』という言葉が流行った。 それぞれ『陰キャラ』と『陽キャラ』の略である。 陰キャというのは、人と群れるのが嫌いだったり、一人でいても平気だったり、もしくはコミュニケーションが苦手だったりという人。 一方で人といるのが好きで、たくさん人がいれば楽しいと思うのが陽キャだ。 私はどっち側だったのかと言うと、完全に陰キャだった。 別にクラスに友達はいたけど、休憩時間に友達と特段話すことがなければ、本を読む方を選んでた。 でも世間的や、親

          人がいやいやながらいる処は、彼にとっては牢獄である。

          「隠居っていうのも当たり前の選択肢の一つだよね」

          なんとなく、隠居がしたいっていうふうに思った。 もし私が「何をやったとしても絶対に成功する」ってわかってるとしたら、例えば素晴らしい映画を作りたいって思うかもしれないし、アーティストになって音楽を作りたいって思うし、小説だって書きたいと思う。 けれども、世の中でそういう作品を作って、褒め称えられるような人って実際どれだけいるんだろうか。 全世界人口は80億人ぐらいいる。 その中でも、1億人はいない。1000万人。それでも多い。 100万人。 いや、10万人? 10

          「隠居っていうのも当たり前の選択肢の一つだよね」

          2023年12月読んでよかった本【冷たい密室と博士たち、思い立ったら隠居など】

           『冷たい密室と博士たち』森博嗣氏のS&Mシリーズ『すべてがFになる』の続編。 今回は、初めのページに地図があり、物語を読み進めながら一緒に犯人を探り当てることが可能となっていた。 私はラストシーンの前にもう一度読み返し、犯人を考えてみたものの、当てることはできなかった。残念ながら探偵には向いていないようだ。 だが、これ以上に私を惹きつけたのが上に引用した台詞である。 学問などほとんど役に立たない。 だが、だからこそ楽しい。それを知るために教育というものがある。 元

          2023年12月読んでよかった本【冷たい密室と博士たち、思い立ったら隠居など】

          新社会人直前だけど、隠居がしたい。

          私は隠居がしたい。 隠居したい人に対して、「どうして隠居したいのか?」と聞くのは、 野球選手に「どうして野球やってるんですか?」って聞くのと同じようなことだと思う。 それは楽しいからとか幸せだからでしかない。 野球をお金稼ぎのためにやってる人は現代じゃいないんじゃないだろうか?だって、お金が欲しいんだったらよっぽど経営者とか起業家とかになった方が効率がいい。 それでも野球をやってるって事は、野球をやってる時間というのがすごく楽しいからだろう。 私にとっての隠居も同

          新社会人直前だけど、隠居がしたい。

          『THE GOOD LIFE 幸せになるのに遅すぎることはない』 要約

          ハーバード成人発達研究は、人々の健康と幸福を維持する要因を解き明かすため、84年の間調査を行った。 その結果、体・心の健康、長寿との関係性に際立って決定的な因子が発見された。 それは、良い人間関係だ。 つまり、84年間にわたる研究をもとに、幸せに生きるためのたった一つの原則を集約すると、 健康で幸せな生活を送るには、良い人間関係が必要だ。 以上である。 人間関係の重要性を表す実験がある。 ひとりで電車に乗っているとしよう。周りには見知らぬ人たちが座っている。 さて、

          『THE GOOD LIFE 幸せになるのに遅すぎることはない』 要約

          シンプルは〇、ミニマルは△

          以前、私の部屋のルームツアーをnoteでさせていただいた。 常々思っていたことであるが、ネットで見るおしゃれなお部屋と、私の部屋は何かが違う。 もちろん、床が白いとか、インテリアが高級というのもあるが、 なんとなく、お部屋の雰囲気が違う気がする。 そんな悶々とした気持ちを抱えながら本屋に行ったとき、 ふと、どこかで聞いた言葉が頭をよぎった。 『シンプルは〇、ミニマルは△』 不必要なものを減らすことはシンプルであり、 そこから削り、尖らせることでミニマルになる。 私

          シンプルは〇、ミニマルは△

          若さはいつか失われるもの

          ここ数日体調が悪く寝込んでいた。今はもう熱は下がっているが、喉の痛みが収まらない。 それに伴って、筋トレもできなくなっている。 筋トレを始めて 5 年ほど経ったが、これほど連続で出来ない日が続くのは初めてかもしれない。 体の節々が、 ― 足の付け根だったり、喉であったり、鼻の奥だったり、― 常にどこかが痛い。 老いるとはこういう感じなんだろうか。 本やYouTubeも見る気が起きない布団の中、ただそんなことを考えていた。 筋トレでいくら体を鍛えていたとしても、40,

          若さはいつか失われるもの

          2023年11月読んでよかった本

          今回は2023年11月に読んだ本の中から、読んで良かった4冊を紹介する。 先月「減速して生きる ダウンシフターズ」という本を読んだのだが、今月も引き続き『頑張らない』をテーマにした本を読んだ。   次の時代を、先に生きる。千葉県でお米と大豆の農業を教えながら、東京で小さなBarを営んでいる髙坂勝さんが書いた本。 半農半X (Xには天職や使命、生きがい、大好きなこと、ライフワークなどが入る)という生き方を勧め、具体的な地方移住の方法や、地方でできるライフワークの見つけ方な

          2023年11月読んでよかった本