高速の変化球を投げられる 0306日記
起床は8:00。快晴。湿度は39%。
冬のこの時期は部屋が乾燥しやすい。
冬が始まったころには親に借りた加湿器を使っていたのだが、
結局手入れが面倒になって返した。
最近何かと話題のChatGPTに「加湿器なしで湿度を上げる方法を教えて」と聞くと、
「観葉植物を置くことも効果が期待できます」と返ってきたので
従っているが、効果は見られない。
大人しくデザインのいい加湿器を買うか、霧吹きとかで何とかするか、、。
今日の予定は13時から面接。
最近気づいたことだが、面接前の準備がどんどん短くなっている。
始めの頃は、ガクチカや自己PRを覚えようと面接1週間前から練習していた。
完璧に暗記しようとしていたのだ。
それ故に、意図しない質問が出ると焦ってしまい、すぐに答えることができなかった。
しかし最近は、面接前の30分前からしか原稿の確認をしない。
原稿通りに答えられることは減ったが、その分自然に答えられるようになったかもしれない。
実際、面接の通過率もかなり上がった。
さて、こんな偉そうに書いている私であるが、今日の面接には困ってしまった。
普段の面接は会話のキャッチボールのようなもので、答えやすい質問を投げてくれるものだ。
しかし今日の面接は高速の変化球を投げられるかのようで、予想しない方向に会話が広がっていった。
友人との会話であれば、それは新しいアイデアを生むので良いのだが、
面接で評価されるとなると喜ばしくはない。
40分の予定であった面接が24分で終わり、
「ああ、これは落ちたな」と思っていた。苦々しい思いである。
しかし、面接終了3時間後くらいに、
「一次面接通過です」と電話があった。
まさか通ると思っていなかったので、「あっ、、え、、?」と、しどろもどろになってしまった。
予想外の質問に即座に返答する能力が見られていたのだろうか。
なんにせよ通過は喜ばしいことである。
面接の後、セミナーやいくつかの作業を終わらせて、読書をすることにした。
最近は電子書籍ではなく紙の本を読むようにしている。
電子書籍だと、他のアプリのことが気になって集中できない。
ビジネス書など「情報を入れる」という手段であれば電子書籍でもいいが、
「落ち着いて読みたい」という時には向いていない。
一方で、「情報を入れる」という手段には紙の本は向いていない。
残したい情報を全て移すのは面倒だし、見返したい箇所にすぐに戻ることもできない。
両方を使い分ける必要があるようだ。
もう一つ気付いたことがある。
私は前々から「穏やかに過ごしたい」という願望を持っていた。
それは湖畔に別荘を持ったり、無尽蔵の資産を持つことではなくて。
ただ、将来への不安や「~やらなきゃ」という細々とした荷物を肩から降ろしたい、という思いである。
そして、面白い小説に出会って、それを食い入るように見ているだけで
「穏やかに過ごす」という夢は叶えられているのだな、と感じた。
大きな夢は持っていない。
ただ、社会人になっても仕事で限界になるほどストレスを抱えないこと。
そして1日に数分でもいいから、こうして落ち着いて本を読む時間が取れるよう、
努力していこうと思った。
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