「違うこと」をしないことで本来の自分を取り戻す。

昨日は慣れないフリーランスの看護業務に疲れてしまい、
帰ってきたら子どもの受験のことを話し合わなければならなかったのに、
父と息子が話あっているのをうつらうつらした状態で耳にしながら、
私は寝込んでいる、という情けない状態でした。

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いま、4冊目のkindle本を作成中なんですが、本にしようと思っていることと、今の自分にギャップがあって、なんか頭がもやもやする。

今の私の現状は忙しい。
時間がないとか、忙しいとか、いっちゃいけない、
それを理由にしてはいけない、という人もいるけれど、
あえて言ってみる。

いそがしい。時間がない。

何がないかっていうと、
ぼーっとする時間、思考する時間。

仕事、子育て、家事。
スケジュール管理や連絡、決めなくてはいけないこと。
いろいろふりかかってきて、
いつになったら落ち着くのかな？とふと思ったり。

でも、そんないろいろ抱えた私だからこそ、
私が日々考えていること、選んできたこと、
これからやりたいと思っていること、
そういうことに関して言葉にしていくことには、
逆にリアリティがあるのかもしれないな、とふと思った。

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吉本ばななさんの『「違うこと」をしないこと』という本が、
私のこのバラバラな脳細胞の間にしみてくる。

「違うこと」をしないこと (角川文庫)

生活ってノイズが多いから、つい違うことをしようとするんですよね。それが人間の本能なのかも知れないけど、ちょっとひと味加えたいみたいな。
違うことをしていると、どんどんズレていく。ズレていくから、どんどん苦しくなる。苦しいのに無理してやり続けていると、そのカルマを解消するために、まとめて寝込んだり、まとめて病気になったりするんだと思う。

人は根本からは決して変わらないから、本来の自分を生きることが大切。
そして、人生はたぶん生まれた時の状態に意図的にだんだん戻っていく旅だと思うので、その人が本来の自分でいればいるほど、道は簡単になるんだと思う。

たぶん、ひとりだったらこんなにノイズにふりまわされずにすむんだろう。
でも、私には家族がいるから。
その分、「違うこと」に傾きやすくもなる。

だから、一人でいる人よりも、
自分の中の「違うこと」に敏感でいないといけないなとも思う。

あちこちすぐに引っ張られないように、
自分の軸を持っておきたい。

そしてまとめてバーンとならないように、
毎日少しずつ修正していけるようにしたい。
私にとって、それが書くことだったりする。