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こんな未来を歩んでいるなんて、ダイエットを始めた私は想像できただろうか。
30歳になった頃、9つ下の大学生にナンパされた!
え?なんで私が?
でも“前までの私”だったら、きっと声なんてかからなかった…。
1年半前
「いだぁーーい!」
私は朝から腰の痛みに悶絶していた。
前日の職場でのある動きが原因で、腰を痛めていた。
1日寝たら治ると思っていたのに、逆効果。
職場にとてもじゃないけど行けそうになかった。
入社して数ヶ月の新卒にお店を任せて、整形外科へ。診断されたのは“ぎっくり腰”だった。
20代でぎっくり腰!?私は心底ショックだった。
そんな私に看護婦さんがさらに追い討ちをかける。
『体重があると、腰に負担がかかってしまいます。だから、体重を落として…』
私のこと、遠回しに“太ってる”って言ってるやん。
しかし、これがきっかけでダイエットの神が降りてきたのだった。
ぎっくり腰を治すためにストレッチを入念に行い、腰の痛みが引いた後、ダイエットを開始した。
私が具体的に行動したのは主に3つだった。
①お昼ごはんをサラダにする
②お風呂上がり、髪の毛を乾かしている間に運動をする
③毎日体重を測る・周りの意見を素直に聞く
①お昼ごはんをサラダにする
正確には仕事の日のみである。
コンビニでカツ丼やお弁当をよく食べていた私。
実家ぐらしなので、帰るとおいしいご飯が待っている。これではカロリー制限できていないはずだ。
カロリー計算をすると大変なので、とりあえず野菜を食べる機会を増やそうと自分で選べるお昼にサラダを食べるようにした。お菓子を食べたくなった時はサラダとカロリーを見比べて吟味して食べていた。
②お風呂上がり、髪の毛を乾かしている間に運動をする
それで髪の毛がしっかり乾くのかは疑問だが、ただ突っ立って乾かす時間を有効利用しようと編み出したのがこれだった。
髪の毛を乾かすことは毎日するし、10分運動するとかなりの運動量になるらしい。
③毎日体重を測る・周りの意見を素直に聞く
体重を測って増えているとちょっとテンションが下がるけど、①②を続けていると結果が見えているのがわかった。1日1日で一喜一憂するのではなくて、ダイエットを始めたときと、◯ヶ月前と比べてどうなのかを考えるようにした。
3ヶ月ぐらい落ちてくると、周りからの声が聞こえてくる。『あれ、痩せた?』それがお世辞かもしれなくても、「わかります〜?実はダイエットがんばってるんです〜」とお礼かつ宣言をすることで、モチベーションが上がってきた。
一番大切なのは、これらを楽しく続けることだった。今までは成果が出なくて諦めていたけど、成果が出るまで諦めない姿勢が大切だということがわかった。
1年半続けていると、10キロ以上落とすことができていた。
私は30歳になっていた。
『20代無駄に過ごしちゃったわね、今からモテるかしら』と言う母に、私に恋愛なんては夢の夢と笑い飛ばしていた。
が、30歳になった私に、
『僕、普通の大学生なんですけど、一緒に食事しませんか…!』
とナンパする男の子が現れた!
こんな未来を想像できただろうか!
びっくりしたと同時に、きっと前の体型なら話しかけてこなかっただろう。とも思えた。
残念ながらこれは失恋で終わったのだけど、これがキッカケでnoteの投稿も始めた。
初note投稿のキッカケをくれた失恋・その失恋のキッカケをくれたダイエット。
noteのおかげでフォロワーさんや繋がりができた。
文章を書く楽しさを見つけた。
私が物語の主人公みたいだ。
誰が想像できただろうか!
あれから3年。
今でもダイエットをがんばった自分・あの失恋はキラキラ輝いているけど、今もダイエットをがんばっている。note・断捨離も楽しんでいる。
これからも想像していない未来が待っているはず。
私は喜んで受け入れよう。