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朝活古典:菜根譚
「おせっかいなお婆ちゃんだったけど、亡くなって寂しいなあ」
「都会は何でもそろっているから便利。でも、地方の方が、心がゆったりする」
昔から、喜びの中にいる時より、しんどい時に喜びを再認識するのが、人なんですね。
例えば、仕事をしている時。
誰でも、給料の使い道を想像して、わくわくしたことが1度はあると思います。
僕は、給料が入ったら銭湯とサウナ行き、風呂上がりにジョッキでビールをすることが楽しみでした。
でも、忙しさの中にいると、嫌な出来事にしか目がいかなくなります。
「自分なんか役に立たない」
「顧客のクレームが辛い」
「上司のハラスメントが酷い」
「ハラスメントを黙認している会社が嫌い」
「なんで辛い思いをしているのに待遇が低いんだ」
そして、思うのです。
「自分は幸せじゃない」
では、自分は不幸だという世界観から抜け出すには、どうしたらいいのか。
自分の感情・時間を自分以外にささげてきたなら、休日はフラフラと散歩をしてみる。デパートをぐるぐる回ってみることを、オススメします。
(スマホは、持たないほうがいいです。他人のプライベート写真・仕事の連絡を見て気が休まらなくなるので。)
そうすると、自分の声が表れます。
「なんて名前か分からないけど、公園に咲いている花キレイだな」
「普段甘いもの食べないけど、今日はマックのソフトクリームを食べようかな」
そうやって、自分の声に応えていくと、心が充実していくのを感じれます。
もし今、「自分はついていない・不幸だ」と感じているなら、小さくていいから、自分の願いを叶えてあげましょう。
それだけで、見えている世界・感じ方が変わるはずです。
コラム
一時期、ミニマリストが大流行したように感じます。
僕が考えるに、昔は世の中にあるものが少なかったから、世に出たものは所有したくなった。
今は世に物があふれているので、持っても持たなくてもいい選択ができるようになった。
だから、持ち物を減らして、所有物の質を高める文化が再沸騰したのかもしれません。
僕は、ベッドを手放しました。
ベッドは、すき間に入ったホコリを掃除するのが大変なんです。
今はすのこの上にマットレスをひいているだけですが、メンテナンスが楽で、部屋が広くなったように感じているので、生活の質が上がりました。