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何もしたくない日、だけど美味しいものは食べたい。じゅわっと染みるパイナップルポーク。
1月のcinemanma(シネマンマ)は、映画『モアナと伝説の海』から連想する、ハワイアンレシピをお届けしています。
1月の映画『モアナと伝説の海』
新しい年の始まりにふさわしい、勇気と自分探しをテーマにしたディズニー映画『モアナと伝説の海』。主人公モアナが海の冒険を通じて自分の使命を見つける姿は、「新しいことを始めたい」と思う1月に、背中を押してくれる作品です。映画全体に漂うハワイの陽気さや楽しさが、観る人の気分を明るくしてくれるのも魅力のひとつ。ディズニー映画なので、映画初心者さんでも気軽に楽しめます。
「今日はもう何もしたくない」
そんな日は、誰にでもあります。
布団から出たくない朝、仕事を終えて帰ってきたら何もする気が起きない夜。心も身体も疲れて、何かに包み込まれるような安心感が欲しいのに、頑張るための気力がどこにも見当たらない日。
でも、そんな日こそ、「食べることが救いになる瞬間がある」のを忘れちゃいけない。
何も難しいことはしなくていい。ただフライパンに火をつけて、甘いパイナップルと柔らかい豚肉を焼くだけ。キッチンに漂う甘い香りとお肉の力強さが、少しずつ気持ちを温めてくれるんです。
じゅわっと広がる肉の旨みと、果実のやさしい甘さ。
ひと口食べれば、身体に活力がじんわりと染み込んでいくのがわかります。
焼肉のように刺激的な味ではないしパーティー感はないけれど、パイナップルってだけでバカンス気分を誘います。
頑張りたくない日も、何もしたくない日も、この料理は「明日できることは明日やろうぜ!」と少しだけ怠けさせてくれる力強さと華やかさがあるんです。
たとえ食卓が静かでも、ひと皿の温かさがそばにあるだけで少し救われる気がする。今日は何もしなくていい。焦らなくても、がんばらなくてもいい。
「何もしたくない日、だけど美味しいものは食べたい。」
そんな気持ちに寄り添う、じゅわっと旨みが広がるパイナップルポークです。
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<材料>2人枚分
<調理時間>40分
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