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スーパーファンシーな世界で生きよう

2024.11.10

森ノ宮のバオバブで行われたONIさん主催のスーパーファンシーに行って来た。

もともとは不登校の子どもたちが自分らしく居られる場所を作ったり、不登校の子どもたちと一緒に何かをしたいと思ったのが始まりのようだけど、子どもも大人も関係ないな!と感じるイベントだった。大人みたいな子どもたちが冷静に周りを見ていて、子どもみたいな大人たちがはしゃいでるような。

精霊描き玄くんと淡路島からフィナンシェ作ってきた男の子

大人と呼ばれる年齢になってもう何十年も経つけど、よくよく考えたら心はあんまり変わってない。便宜上、一般的な大人と呼ばれる大人のふりをしているだけで、身体が大きくなって歳をとっても実はあんまり変わらない。それと同時に、幼い頃に周りの大人を冷静に見ていた記憶もある。両親を困らせないように、心配させないように、子どもなりの優しさを持って接していたこともあった。そういうことを何だか思い出した。

中学生DJ KEIくん DJも身のこなしも素敵だった
淡路島の子どもたちが作ったお菓子。山栗が入ったタルト

子どもたちと言葉を交わしたり、子どもたちの会話を聴くのが楽しかった。

淡路島から来た可愛い中学生の女の子たちが、控えめに、「よかったら…」と自分たちが作ったフードやお菓子を勧めてくれたり、「段差あるので気をつけてくださいね」って声をかけてくれた。

男の子たちが大人の前ではあえて話さない情報交換をしていた(私以外に周りに大人がいない時に交わされていた)のが面白かった。エロ情報の交換ではなく、「当の大人が聞いたら嫌な気持ちになるかも?」という配慮で子ども同志の本音を話していて何かよかった。

美味しいチョコレートマフィンを中学生の男の子から買った。てっきりお母さんが作ったものを売ってるのかと思ったら本人が作ったものだった。たまたま近くでその会話が聞こえ、「だったら!」と買いに行った。「自分が作ったとはなかなか自分では言えなかったかもやけど、お金は誰に払いたいか?が大事やから、(僕が作りました!)って言うた方が絶対に売れるよー! 現に私はそれで買いたくなったし興味持ったもん!」と熱弁をふるってしまった。

中学生DJのKEIくんはイベントの状況を見ながら音を流す時間の確認をしたり、周りの人の動きもよく見ながら音量を配慮して周りをよく見ていた。レコードの繋ぎも素晴らしく、コレクターズの「世界をとめて」から「やさしさにつつまれたなら」の繋ぎにグッときた。

精霊描きの玄くんに「名前だけで精霊を描けるの?」と聞くと、「最初に会って顔を見たら後は名前で描ける」と教えてくれた。その質問の会話を交わした時に不思議とハートが開く感覚があって、その一瞬の心の目で相手の精霊を視てるのかなと思った。

玄くんの絵

子どもたちの中でも一番衝撃だったのはタイチくんだった。

ちなみにタイチくんはこの日、お母さんと一緒に遊びに来ただけだった。タイチくんは生まれる前の記憶があり、プレアデス星から来たという。ONIさんがインタビューしたら、いろいろ答えてくれた。ちなみにうちの甥っ子も小さな頃は胎内記憶の話をしてくれたことがあるので、割とそういう記憶を持っている子は多いと思ってる。しかしタイチくんは、今も尚、寝ている間にUFOに乗ってプレアデスに行って今後の地球について会議しているらしい。不思議だけど、とても興味深い話をしてくれた。

これから書くことは、タイチくんが話していたことで、それを信じるのも信じないのも自分自身が決めること。何よりタイチくんは自分を信じることの大切さを何度も伝えてくれた。とても真剣に話してくれたので伝わる人に伝えたくて、タイチくんのお母さんに許可をいただいた上で私が覚えていることを箇条書きで書いてみます。

○自分を信じ切ることが何より大切! 相手に向き合ってる場合じゃない。心配したり、人や何かのせいしたりしてる時間はない。まずは自分! 自分を信じて愛してから、人と愛で関わるのが大事。自分を信じ切って、自分を愛して、通じ合えることを大切にして。

そうすることで、魂がパラレルワールドに向かって、争いのない世界に行ける。同じ世界に生きてるようで実は違う。変わっていく。古い地球の人は争いを起こしたくて、いろんな形で妨害しようとする。恐れや不安ネガティヴなものを見えない形でも混ぜる。そこからとにかく逃げて。

◯古い地球の人は制度やカタチばかり大事にするけど、それよりも心のままにするのが大切。結婚なんてしなくていい。一緒に居たければ「一緒にいよう」って言って、一緒に居ればいいだけ。それで通じ合える。それでいい。

タイチくんの言葉から少しわかりやすく書きました

タイチくんが真剣に語る言葉を、真剣に聴く大人、自分の知識が間違ってないか尋ねる大人、あまり興味ない大人、いろんな大人が居た。その中でタイチくんが唯ならぬ真剣さで話す言葉を、私はしっかり受け止めた。人によっては子どもの空想話だと感じる人もいるだろうし、「子どもが話すことなんて!」と思う人もいるかも知れない。だけど私は、タイチくんが真剣に伝えなあかんと思って話してくれた言葉を信じたいし信じるよ。

スーパーファンシーという小宇宙で、いろんな大人と子どもを見て、一緒に居て、この世界は豊かだなと思った。私も子どもの頃にこんな体験できたらよかったな。

子どもの頃、小学校の中学年から高校生まで、父の借金で家に居るのが辛かった。両親は激しい喧嘩はしないけど家の中は冷たい空気が流れてる。借金の督促の電話がかかってくる。高校生の頃に母が突然実家に帰って、いきなり私が家事ぜんぶやることになったこともあった。ほとんど家事したことなくてうまく出来ず、父や兄から怒鳴られた。何とかやったけど勉強する気力がなくなって試験の成績が落ちた。帰って来た母にその成績を見せると「アンタが努力しないだけ」と言われて辛かった。毎日仕事に行ってた父が実は会社を辞めて退職金もぜんぶ使い果たしていたことを知った時はショックだった。今では笑い話だけど、そんな環境に居た私は借金の返済の為に風俗に売り飛ばされるんじゃないかと本気で恐れてた。家に居ても安心できないし自分は大切にされてないと感じる。「あの人(父)がおかしくなったのはあの子のせいだ」と言った母の言葉が重くのしかかって、無意識のうちに自己犠牲的になっていた。愛が大事だと思いたかったけど、母は呪いのように「愛が大事だとか言うけどね、そんなのは嘘! お金が1番大事なんだからね。結婚してもお金が無ければどうにもならないんだから!」と繰り返し私に言った。それが嫌で仕方なかったのだけど、いつの間にかその呪いを自分も引き継いでることに気づいて愕然とした。そして、もし、私が結婚して、子どもが出来ても、旦那さんも子どももしあわせにできる自信がなかった。私が居ると誰かを不幸にしてしまう気がして怖かった。大人になるのが怖かった。ずっと不安で心細くて、それでも生きていかなきゃと必死に立っていた。

友人一家に混じった擬似家族写真

そしたら、めちゃくちゃ足が太くなっていた。上半身は割と細いのだけど下半身が太い。怖くて不安で力んで立っていた。膝をピンと張って、太ももの外側を緊張で強張らせて、ふくらはぎは浮腫みすぎて硬くなっていた。ただ足が太いだけだと思ってたけど、施術で私の身体を見た人に指摘されて、そう知った。

確かに小さい頃は足細い

不安で怖くて心細くかった子ども時代の私が、もしスーパーファンシーに出会えていたら、もっと希望を持って生きられた気がする。でも、今の私が、この世界を知り、自分自身や心を大切にできて、自分を表現して生きられる安心感を得られたなら、子ども時代の私もきっと喜んでいるはず。自分を大切にして愛を中心に生きていいんだと安心できる世界がここにある。スーパーファンシーな世界。

企画してくれたONIさん、大切な話をしてくれたタイチくん、本当にありがとう。子ども時代の私が安心して笑っているよ。

子どもの頃にUFO乗ってた。


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よしだみねこ
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