見出し画像

MBSR講師になり、初MBSRを教えています。気づいたことなど・・

ご無沙汰しております


ご無沙汰しております。note毎日更新するなどと新年は言っていたのに・・と思うほど空いてしましました。

4月から、MBSRをSVを受けながらようやく教えはじめ、また専門病院の病棟において短縮版MBRPを開催しはじめたのが思いのほか大きくて、てんやわんやとなっておりました。そして、それに加えゴールデンウイークに「恥と回復」のようなテーマの原稿を書いていて、深い底に一度落ちてました(爆)

ようやく、少し浮上してきたので、noteを書こうという気持ちになれたので、こうして書いています。

MBSR講師になった話

2020年にMBSRを受講し、2022年-2023年にかけてカリフォルニア大学サンディエゴ校医学部マインドフルネスセンターのMBSR講師養成講座を受講し、3月に晴れてMBSR講師 in trainingになりました。いやはや、長い道乗りでしたね(汗)

やっと・・・

先生や、同じ学んでいるトレイニー同士活発な意見交換などもあり(現在もアメリカ版ラインみたいなので会話してるみたい・・)とても楽しい講座でした。終わってみたら、うん結構大変だったな・・と。英語で瞑想をガイドしたりするのは・・語彙が少なくて苦労しました。

MBSRを教え始めた

4月よりマインドフルネス心理臨床センターで、公認心理師・臨床心理士の講師養成講座同期の西野麻美さんと一緒に教え始め、ありがたいことに受講してくださる方々もいらっしゃり無事スタートできました。

MBRP(アディクション用マインドフルネスプログラム)は、心理教育やCBT(認知行動療法)的な再発予防の部分がかなりを締めますが、MBSRは2時間半の間、ほぼ瞑想と分かち合いとゆったりと時間が流れるのが特徴です。

今日で6週目ですが、やっぱりMBSRならでは・・・の瞑想してたどりつく「ありのままな自分」に再度出会う感じがあります。(これは私の感想です)皆さんのことはここでは書きませんが、皆様もそれぞれ深まっている印象があります。深まることは、決して楽なことではなく、時にしんどい気付きもあります。そしてそれは当然、講師のサイドにも起こります。そしてこれを乗り越えると癒やしがもたらされる・・というのが8週間プログラムの特徴です。

今回の五蓋は・・・

五蓋とは、瞑想をしていて出会う困難です。どなたでも瞑想をある程度しているとぶつかる困難です。落ち着かなさ、眠気・だるさ・憂鬱、欲求、疑念、嫌悪などがあります。

今回もまあ色々でましたけれども、自分の場合は、GW明けからの不安感・憂うつ感が大きめでした。まあ原稿で、恥の深いところまで潜ったせいもあると思うのですが・・(滝汗)

しんどいなあ、体が重たいな・・となる感じです。ま、4月に飛ばしていたので、疲れも出たのもあります。

客観的になりたくて、オンラインカウンセリングを昨日受けました。そうすると、よくあるパターンを繰り返している事に気づかせてもらいました。

「状況に過剰適応しようとするけれど、完璧はもちろん無理なので、自己否定している・・」というパターンでした。それ、セルフ・コンパッションが解決策じゃん・・ということで、カウンセラーさんにセルフ・コンパッションをやってもらったんですけど、そうだった忘れてた。これが大事よね(爆)

この前も、そんな事書いてました。。(汗)


このポール・ギルバートの感情制御のための3サークルシステムでは、脅威システムと、目標達成システムとスージング(つながりを持つ)システムの3つのバランスが大事ということで言われてるのですが・・(Gilbert, 2009)

仕事モードになるとどうも、この青(目標達成)と赤(脅威)が活性化して、いつもがんばるモードになってしまうのですよねーーー 

ということで、やっぱり瞑想だけしていても気づけないこともあるので、他者との対話を通じて気づくことは大事だなと思います。

どうしても一生懸命になると、小さい時からのなんかしらの欠乏感をもとにした「がんばる子はえらい」モードになってしまい、ついやりすぎて疲弊してしまいます(汗) それは、他人から評価されるための頑張りなので、それだけだと続きません。自分自身の底から湧いてくるエネルギーに基づきたいところ。

瞑想して、目標がクリアーになり、やりはじめる、頑張りすぎる、疲弊するのパターンですね。ここで、セルフコンパッションや他者とのつながり(グリーンシステム)を多めにし、MBSRの真骨頂「ゆっくりする」が大事です。そして、ありのままの自分ですでに十分なのです(カバットジン)を染み込ませます。

終わりに

ということで、Compassion Friendなどこの状態に適した瞑想があるので、それもやりながら・・(そのうち日本語版紹介しますね)

昨日は、その瞑想をしたところ、贈り物(イメージの中でですが)がもらえました。それが、このペンです。遊び心をもって私なりの文章をまた書いていこう、アウトプットしていこうと言うメッセージかなと思います。

不思議なことに昨日からまたアウトプット欲が湧いてきました。よき打ち合わせもあったからだとも思いますが。人とのつながりがやっぱり、瞑想だけじゃなく大事だなーと思います。

そしてプロもカウンセリングなどのセルフケアを受けると楽になる・・これが持論です。

キラキラペン笑




小林亜希子・小林桜児著 『やめられない!を手放すマインドフルネス・ノート』 日本評論社

現在、募集中の講座





いいなと思ったら応援しよう!