慈悲の瞑想をしたら娘との関係が悪くなった
思いやりを高める瞑想?
「慈悲の瞑想」に取り組む人が増えているそうです。
数年前から「コンパッション(思いやり)」という言葉もよく聞くようになりました。
「慈悲の瞑想」とは何か?
自分や他者を思い浮かべながら、慈悲の言葉(フレーズ)を唱える瞑想です。
慈悲の言葉(フレーズ)
↓ ↓ ↓ ↓
慈悲の瞑想の効果
慈悲の瞑想に取り組むと、自分や他者を受容する心が養われ、その結果として、共感力が高まったり、人間関係が良好になると言われています。
適切なプロセスを経て、本気で取り組めば慈悲の瞑想で心が変わるでしょう。人生も変わるに違いありません。
しかし私は慈悲の瞑想に取り組んでいる人をたくさん知っていますが、彼らからそのような変化や傾向を感じることが出来ません。
逆に自分の世界に入り込み、他者をシャットアウトしているように見えるのです。
慈悲の瞑想を現実逃避のために行っているのです。
なぜ娘との関係が悪くなった?
私が当人から直接、聞いた興味深い例を一つ紹介します。
ある50代の男性が10代の娘との関係に悩んでいました。
様々な本を読んだりセミナーなどに参加して、コミュニケーション法を学びましたが、娘との関係は一向に良くなりません。
そんな時に「慈悲の心と思いやりを持てば人間関係は良くなる」という話しを聞き、ある瞑想センターに通い「慈悲の瞑想」に取り組みました。
半年間、瞑想センターに通い「慈悲の瞑想」の言葉を念じ、瞑想を続けました。自宅でも毎日行ったと聞いています。
彼が言うには慈悲の瞑想を始めてから「家族や他者を思いやる気持ちが強くなった」とのことです。
その結果、娘との関係は良くなったのでしょうか?
無理でした。関係が良くなるどころか、なんとより関係が悪化したのです。
「慈悲の瞑想」にしっかり取り組み、思いやりの心が養われたはずなのに・・・なぜ娘との関係がさらに悪化したのか?
あなたはその理由がわかりますか?
理由はこちらです。
↓ ↓ ↓ ↓