心の筋肉を鍛えよう
マインドフルネスの瞑想を継続すると心の筋肉が強くなります。
心の筋肉が強くなると、不安や恐れ、焦りやイライラ、後悔や自己嫌悪などの嫌な気持ちに囚われなくなります。
嫌な気持ちが生じる頻度も少なくなります。
嫌な気持ちが完全に生じないということではありません。これは本能です。生きてる限り、不安や恐れが生じるのは仕方がないこと。
不安や恐れが生じるから精神的にしんどくなるのではありません。それらの気持ちに囚われるから精神的にしんどくなるのです。
囚われが続くと精神だけでなく、身体にも影響が出てきます。その状態を放置するとうつ病を発症することもあります。
嫌な気持ちにならないことではなく、囚われないことが重要です。囚われたとしても囚われを手放すことが出来ればいいのです。それを実行するためには心の筋肉の強さが必要です。
「不安や恐れを受け入れる、認めることが大切」とされていますが、不安や恐れを受け入れる働きも心の筋肉が担っています。
心の筋肉がまだ十分でない人が不安や恐れを受け入れようと頑張っても難しでしょう。
心の筋肉が強くなるとは、例えると筋トレによって体力や筋力がアップした結果、日常での歩いたり動くのが楽になるのと同じです。
心の筋肉が強くなると、ストレス耐性もアップし、日常が楽になります。
しかしマインドフルネスの瞑想をリラクゼーション(心を楽にする)と捉えて取り組んでも心の筋肉は強くなりません。
リラクゼーションとして瞑想に取り組んでも一時的に気持ちが楽になるかもしれませんが、心の筋肉はまったく強くなりません。
リラクゼーションはただの休憩です。マインドフルネスの瞑想ではありません。
一般的にはマインドフルネスの瞑想は、リラクゼーション法として広がっていますがこれは大間違いです。誤解している人が多すぎます。
リラクゼーション的なマインドフルネスの瞑想を行うと、場合によっては行う前より不安や恐れが強くなることがあります。これでは本末転倒です。
不安や恐れを始めとする嫌な気持ちを手放したい、囚われたくない、振り回されたくないと望む人は心の筋肉を鍛えてください。
心の筋肉を鍛える方法は、マインドフルネスが最も適しています。非常に科学的で再現性があるためお勧めです。
2か月もマインドフルネスの瞑想に取り組めば、心の筋肉はかなり強くなるでしょう。もちろん正しいやり方で真剣にが条件ですが。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?