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「生きづらさ」を越えて。
私は研究を通して、若者の生きづらさと向き合っている。生きづらさにそっと寄り添って、その人がありのままで生きられる社会を作りたい。
「若者の」と言うより、「私の」生きづらさと言ったほうが正しいかもしれない。一当事者として、自身が感じてきた生きづらさ。その正体を知りたい。もしできるなら、今生きている人、これから生まれてくる人が、その生きづらさを感じなくて済むようにできたらいいな。そんな気持ちで、日々
"welfare"から"well-being"な福祉へ。
福祉の研究室で学び始めて約一年。まだまだ知識も経験も浅いが、自分なりに「福祉」と向き合う中で少しずつ見えてきたことがある。
元々デンマークのことを研究したくて進学を決めたが、当時は福祉を専門にしようとは全く思っていなかった。縁あって、北欧の福祉を専門とされる先生に出会ったのがきっかけだ。
ある時先生は「福祉や社会保障は困ってる人を救うだけじゃなくて、みんなにとっての選択肢を広げるもの」と仰って
高学歴の女は結婚に不利なのか。
先日大学の授業で『#Metoo運動』や『ジェンダーギャップ』について議論することがあり、とある出来事を思い出した。
知人と話している時のこと。私が大学院へ進学したと伝えると「高学歴だと結婚に不利だ」との主旨のことを言われた。
その時はいつものノリかと笑って受け流したが、後になってモヤッとした気持ちが心に残った。
私は学歴が欲しくて勉強しているわけじゃなく、自分がやりたいからやっている。周りが
23歳で初めて選挙に行ったはなし。
昨日、初めて選挙に行った。
本当に恥ずかしながら、23歳になって初めて。18歳から選挙権を有していたにも関わらず、5年間も権利を放棄していたなんて、今思うとなんてことをしていたのか....と悔やまれる。
「若者の政治参加の低さ」が謳われる中、確実に私も「政治に無関心な若者の一人」であった。
そんな私が今回投票に行こうと思ったのは、大学院生になって福祉について学ぶようになったからである。
良
わたしのお姉ちゃん。
先日、姉の結婚式があった。
結婚式に参列するのも初めてで、それも一番身近で大切な人の式。日程が決まった日から約一年、その日を待ち通しく思っていた。
姉たちが式の準備を始めたのはコロナ渦で、開催できるのかという不安もあったが、そんな中でも着々と準備を進める二人の姿を見ると嬉しくなったし、毎日暗いニュースが流れる中でも、式の存在が心の支えとなってくれていた。
迎えた当日。式は二人の思いやりに溢れ