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展示の設営日


2024年11月22日(金)

22が11の2倍ということで、なんだか嬉しい日。
毎月、日が月の倍数になる日は少なくとも1日はあるけど、11月22日が一番美しい気がする。
美しくて、嬉しい。

だからって特別なことはなくて、普通に実験をしてバタバタする。
あと、後輩が初めての学会発表をするからそのお手伝いをしてて、まぁ大変と言えば大変なんだけど、こういう仕事は嬉しい。
頑張って欲しい。
今日から東大の駒場キャンパスでは学祭をやってるんだけど、そんなこんなで色々やっていたら、友人で仏像研究者の山田くんの一般の来場者向けのトークを聞き逃した。
残念極まりない。
また個人的に聞かせてもらおう。

キュレーションを担当している展示が明日から2つ始まる。
代田橋の2会場で11月23日〜12月8日まで同時開催だ(詳細はコチラから→https://www.tokyoartbeat.com/events/-/New-Balance/7-AE-69-A23/2024-11-23)。
1つは駅前の本屋さんバックパックブックスにて、O JUN×田中裕貴 「湖と思春期」。
もう1つは納戸/gallery DEN5にて、植田工×齊藤潤×須田日菜子×田中裕貴「ニューバランス」。
その搬入、設営をする。
と言っても、今回は作家じゃないので、僕がやることはあんまり無いけど。
手伝いを頼まれたら手を貸すぐらいで、あとはほとんど作家を見守るだけ。
植田さんは流石に手慣れていて、テキパキとリードしてくれるのでとても助かった。
植田さんに限らずそれぞれの作家の姿を見て、手順とか動きとか考え方とか、勉強になることばかりだ。

やったー終わったーと思って帰ってLINEグループを見たら、やっぱり展示する作品と配置を変更したいと連絡が来ていた。
明日また作業することにする。
こうして作家の自由さに委ねることが面白いし大事だと思う。
そして僕はそのお手伝いを出来るだけする。
でも、自分たちでやってる展示だからこんなことが出来るけど、これがデカいギャラリーや美術館だったらムリだよね。
そういうとこでやると大変って話を聞くけど、なんとなくその理由の一端が想像できた。
これもまた勉強になった。
自由に出来る時は、その自由さを活かせるようにしたい。

面白い展示になった。
それぞれの作品の面白さが、グループ展でみんなせーので集まることによって更に増し、場所の面白さによって更に更に増した。
是非、多くの方に見て頂きたいと思う。

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